思い出記2003年度(旅日記)-1
さまざまな景色をもつ庭園
午後の岡山県市郡町村社協事務局長会議での講演の前の少しの時間、岡山後楽園を散策した。岡山駅から歩いても20分ぐらいであろうか、街の中の庭園である。
林、芝生、畑、池、川、小さな丘、茶室、能の舞台、そして丹頂鶴の住まい等がテーマごとに整然と、かつ自然につくられている。正門から入り歩くと、まもなく丹頂鶴がかわれている場所に着く。そしてその横には、桜の枝を屋根にした一本の道があった。静寂の中、桜の花の宴の跡のように、道肌が桃色に染まり、周りの緑のコケや草とのコントラストが美しい。そして、そこから少しもどり、光の注ぎ込む方に歩いていくと、視界が一気に開け、きれいな芝、ツツジに囲まれた丘、池と川が見え、道の先の樹木の奥に、岡山城がそびえ立つ。
いたるところにベンチが用意され、好きな場所を選んで、一人静かに景色を眺めることができた。そして1本の木でも、見るところによって、まったくイメージが異なる。
時間が少しおありであったら、是非行かれることをお勧めする。
岡山市内の銅像
今まで、岡山市には何度も来させて頂いた。来るたびに、趣が違ってきたように思う。そして、ゆっくり歩いたことはほとんどなく、仕事間際に着いて、終わるとすぐに帰ることも少なくなかった。
今回は、講演までに数時間の余裕があったので、岡山後楽園にバスで行き、帰りは歩いて岡山駅まで行く。
そしてふと気がついた。銅像が多いことに。街全体はわからないので、私が紹介する銅像は、ほんの一部だと思う。川添いにある交番の近くの銅像である。
岡山市の市電
聞くところによると、岡山市内の市電は、延長計画をもっているそうである。そして、廃止した電車を引き取り、その意味では全国区だと聞いた。
ペンションストリート
プレイゲンス先生の別荘開きの前日、近くのペンションに泊まった。4月末なので、高原の少し肌寒い朝、散歩していたら、とてもたくさんの花に出会った。今までは、気がつかなった。花がこんなに、自然に、うつくしく、それぞれの個性を主張して咲いているとは。