私がお勧めするチーズケーキ屋さんcheerkfikaが、5月30日(月曜日)から6月5日(日曜日)の間、丸井吉祥寺店1階の催事場で、販売をします。初めてのことだそうですが、吉祥寺駅から近い場所ですので、どうぞお立ち寄り下さい。質の高い材料を使い、甘さ控えめで、私は、一日一つのケーキ(ベイクド・ホワイトチョコレート・チョコレート、レアチーズ、季節の果物を使った上品でおいしいレアチーズから)を食べています。健康にも良いことは、私が実証しています。
2020年の夏に、井の頭線の井の頭公園駅のすぐ近くに開店して、一人で頑張ってきて、今回、丸井での開店。
https://www.0101.co.jp/016/event/detail.html?article_seq=48832&article_type=sta&from=01_sp_st016_top_popup_rote3
お時間がある時に、どうぞお出かけ下さい。なお、インスタグラムでcheerkfikaと調べると、店の情報が出てきます。
投稿日 22年05月27日[金] 11:55 AM | カテゴリー: カテゴリ無し
- 論文・報告書等
2021年4月「コロナ禍における地域ケアを考える」p.4『SAI-4月号』埼玉県社会福祉協議会
2021年10月「リーダーに求められる役割」p.10〜13、『View221』全国民生委員児童委員連合会
2021年10月「福祉系大学経営者協議会勉強会2021地域共生社会における福祉人材養成とは、第3部シンポジウム<今後の福祉人材の養成課程を考えるー子ども家庭福祉の課題を中心に」福祉系大学経営者協議会HPに記録が掲載
2021年12月「リーダーに求められる役割(第2回)対談:吉川郁夫氏(大阪市民児協会長)」p.10~13、『View222』
2021年12月「創立70年記念座談会〜東社協10年の歩みとこれからの地域共生社会づくり」『福祉広報』p.2〜5
2022年2月「全国民生委員大会シンポジウム:地域共生社会の実現と民生委員・児童委員活動〜新型コロナウイルス禍を踏まえて考える〜シンポジウムコーディネーター」p.12〜p.17、『ひろば』全国民生委員児童委員連合会、DVD配布
2022年3月「2022年3月、実践報告「移動支援を柱とした住民主体による地域共創モデル事業」講評『第28回ニッセイ財団ワークショップ記録集』p.35・36
2022年3月「はじめに」ⅲ〜ⅷ『単位民児協運営の手引き[令和4年3月版』全国民生委員児童委員連合会
2.講演(研修会講師等)
2020年9月東京都新任民生委員・児童委員研修『地域福祉の支えてとして民生委員・児童委員』(DVD)を2021年度も配布、
2021年7月5日・12日講義「社会福祉学」家庭裁判所調査官養成研修、裁判所職員総合研修所
2021年8月講演「地域共生社会の実現に向けて」とパネルディスカッション、広島県地域共生社会推進フォーマル(DVD+ホームページ掲載)
2021年8月講演「地域福祉の動向と地域福祉コーディネーターへの期待」長野県地域福祉コーディネーター養成研修、長野県社会福祉協議会
2021年10月コーディネーター「福祉系大学経営者協議会勉強会2021地域共生社会における福祉人材養成とは、第3部シンポジウム<今後の福祉人材の養成課程を考えるー子ども家庭福祉の課題を中心に」福祉系大学経営者協議会HPに記録が掲載
2011年10月講演「コロナ禍における民生委員・児童委員・民児協活動」『福祉と共生のまちづくり研修会』大阪府民生委員児童委員連合会(オンライン研修+DVD配信)
2021年10月・12月・2022年2月講義「地域福祉をめぐる課題と展望」自治大学校
2021年11月コーディネーター「全国民生委員大会シンポジウム:地域共生社会の実現と民生委員・児童委員活動〜新型コロナウイルス禍を踏まえて考える〜」全国者会福祉協議会民生部
2011年11月講演「コロナ禍においても民生委員・児童委員活動を進めるために〜リーダーに求められる役割〜」札幌市民生委員児童委員会長研修(録画配信)
2011年11月上野谷加代子氏と対談「民生委員・児童委員のお悩み解決!方面道場(基礎編)大阪府民生委員児童委員連合会(DVD配信)
2022年1月講演「社協がボランティアセンターを担う意義とは」山口県社協市町社協地域福祉・ボランティア担当職員研修会(ライブ配信)
2022年2月講演とシンポジウムコーディネーター「民生委員・児童委員活動を進めるために〜都道府県・指定都市民児協のリーダーに求められる役割〜」民生委員大学
2022年2月講演「高齢者が安心して暮らし続けることができる地域づくり」香川県善通寺町
3.他組織における役員等
・三鷹ネットワーク大学推進機構副理事長
・東京神学大学評議員
・福祉系大学経営者協議会理事
・医療法人財団慈生会野村病院監事
・世田谷区者会福祉協議会評議員専任・解任委員会委員長
・東京都つながり創生財団評議員
・東京都社会福祉協議会法人評議員
4.学会活動および地域・社会における主な活動 (学会の役員、査読委員、その他役割など)
・日本社会福祉学会監事
・小金井市介護保険運営協議会会長
・調布市高齢者福祉推進協議会顧問
・三鷹市介護保険事業計画検討市民会議委員長(2021年度)
・三鷹市社会福祉協議会地域福祉活動計画策定委員長
・武蔵野市健康福祉総合計画推進会議会長・地域福祉計画策定委員会委員長
・練馬区介護保険運営協議会会長
・世田谷区共同募金配分委員会委員長
・東京都社会福祉協議会総合企画委員会委員長
・全国社会福祉協議会全国ボランティア市民活動振興センター運営委員長、「単位民児協運営ハンドブック」編集委員会委員長
・『日本の都市総合力評価(JPCI)有識者委員会(Expert Committee)』 委員<社会福祉担当>(森記念財団)
・厚生労働省寄り添い型相談支援事業等選定・評価委員会委員
投稿日 22年05月24日[火] 7:08 AM | カテゴリー: カテゴリ無し,大学関連,社会福祉関連
ルーテル学院キリスト教週間の4月20日(水曜日)、礼拝堂で「大切なことは、目に見えている」というテーマのメッセージを行いました。いろいろな意味で、私にとっても、大切な機会でした。
1.今日の課題
今、私たちが直面している大きな課題は、それは格差です。経済的格差はもちろん、特にひきこもり、孤立といった関係性の格差が社会に広がっています。内閣府は、2019年3月、満40歳から満64歳の者5,000人を対象にした生活状況調査を実施しました。その結果、自宅に半年以上閉じこもっている人が全国で推計61万3千人いること、そしてひきこもりの期間は7年以上が半数を占め、ひきこもりの高齢化、長期化が鮮明になっていることがわかりました。なお、15~39歳の引きこもり状態にある人を加えると、100万人を超えていることになります。そのような中では、希望ある明日が見えない。
私は、恩師から、「お金を失うと生活の危機、名誉を失うと心の危機、希望を失うと存在の危機」であり、社会福祉の使命は、存在の危機に対応して、それぞれの方々が尊い一人の存在であり、持っている希望を消さないこと、希望を届けることであると教えられてきました。
2.希望を届ける働きを学ぶ
私は、希望を届ける働きを学び、実際に見てきましたし、実際に取り組んできました。コロナの影響、不安な世界の動向、頻繁に起こる地震等の自然災害に直面している今だからこそ、困難に直面する人々に希望を届ける働きを振り返りたいと思います。
1924年9月1日、関東大震災が起こりました。建物被害においては全壊が約10万9,000棟、全焼が約21万2,000棟で、190万人が被災し、死者・行方不明者は推定10万5,000人となりました。
その時、日本福音ルーテル教会史には、「10.救護事業の組織化と老人、母子両ホームの設立」として、「わがルーテル教会は、震災の直後直ちに、スタイワルト、滝本幸吉郎、ホールン、本田伝喜の四名を救済委員に任命し、在京のスタイワルトと本田に一任した。麻布のスペイン公使館を借り入れ・・・」と書かれています。スタイワルト先生と本田先生は、臨時の病院等の避難場所を訪れました。留まっているのではなく、避難者の元に駆け寄った。そして、多くの高齢者、母子の方々が生活していく場を提供したのでした。その時スタイワルト先生が掲げた聖句が、「一人のいと小さき者になしたるは我になしたるなり」でした。
3.「大切なことは、目に見えている」
私たちが困難のただ中にあった時に生まれたこの取り組みから2つの社会福祉法人が生まれました。一つは、西東京市にある東京老人ホームで、全国でも先んじて個室化を実現したホームであり、配食サービス、地域支援等、先駆的な実践を行ってきました。また墨田区錦糸町にあるベタニアホームは、ひとり親家庭の自立や乳幼児保育の充実、子育て支援事業を行っています。
その源流を流れる『はっきり言っておく。私の兄弟であるこの最も小さい者の一人にしたのは、わたしにしてくれたことなのである』(マタイによる福音書第25章第40節)という聖句から、私は3つのことを学びます。
①神が最も小さき者を大切にしておられること。
一つ目は、神が最も小さき者を大切にしておられること。聖書には、「私の兄弟であるこの最も小さい者」と書かれています。すなわち、この困難な時代を生き、仕事を失い、また今までの絆を断ち切られ、悲嘆しておられる方々の存在を神が守ろうとしておられる。私は、神がすべての人を祝福されて命を与えられたと確信しています。生まれてきた子どもに、「おめでとう」と言う。
②神が立っておられるところはどこか
二つ目は困難に直面している一人ひとりの存在を知らせるべく、その方々のそばに神がおられること。神が私たちに一人ひとりの存在の大切さを伝えておられる。だからこそ、私たちには、一人ひとりの存在の大切さが見える。
皆さんは、コロナ禍において、何が大切か考える機会がたびたびあったのではないでしょうか。今まで一緒に歩んでくれた大切な家族、友人、共に歩いてくれた人々となかなか会えず、とてつもなく大切な人であったことに気がついたのではないでしょうか。一人ひとりの存在の大切さが見えている
③いと小さき者の一人にしたこと、すなわち共に歩むこと
自分がこれから何に向かっていくのか、何が自分の未来なのか、今をどのよように生きていけば良いのか、私たちは、なかなか答えを見いだせません。私も、今もって確実な正解を見いだせない。今のように混沌とした社会にあって、不安が先立ちます。
だからこそ、私は、皆さんにそれぞれに答えを見いだそうと歩みを始めてほしいと思っています。その歩みは。0か100かの歩みではありません。その間に1から99の可能性があります。そして、私は、いと小さき者と神が言われた方々に、皆さんと一緒に希望を届けたいのです。
そのことによって、たくさんのことを学ぶことができます。支援していたつもりが、助けられていた経験を何度もしてきました。たとえば、自分自身が痛みを抱えているからこそ、同じような痛みを持つ人のことを理解することができる。自分が辛いことを経験したからこそ、今辛い思いをしている方々と共に歩んでいくことができるのではないでしょうか。一人ひとりを大切にする行為から、自分も大切な存在であることに気がつく。今を共に生きていくことによって、過去の事実は変わらなくとも、過去の意味が変わっていく。それが支え合っていくことの意味です。このような大切なことは、目に見えています。
皆さんは、いと小さきもののそばにおられる神を見つけた時、思わず指を指すかも知れません。しかし、指の先にある、いと小さきものとそばにおられる神を見ずに、指の先を見ているのではないですか。本質も見ろと今でも恩師に言われています。本年で39年目になる大学での教員生活をふりかえって、私は、自分の指を見ていたのかもしれないと反省しています。学びのスタートです。
今日の聖句の意味を、一緒に学んでいきましょう。
「はっきり言っておく。私の兄弟であるこの最も小さい者の一人にしたのは、わたしにしてくれたことなのである。」(マタイ第29章40節)
https://youtu.be/ReWHrr3Jya4
録画
投稿日 22年05月04日[水] 8:00 PM | カテゴリー: カテゴリ無し,共助社会づくり,大学関連,教会関連