第50回仙台市社会福祉大会(2015年)
第50回 仙台市社会福祉大会
1 趣旨
東日本大震災から5年目を迎える今年度は、復興公営住宅の整備が進み、多くの皆様が入居され、新たな地域での生活を始められました。復興公営住宅に入居された皆様をはじめ、被災者が地域で安心して暮らしていくためには、一日も早く、円滑に地域にとけ込めるよう支援を行うとともに、地域住民の一員として新たなコミュニティ形成に参画する機会を創出していくことが必要とされます。
また、生活保護受給世帯や生活困窮に至るリスクの高い層の増加、急速に進む高齢化等を起因とする新たな課題に対し、生活困窮者自立支援法の施行や地域包括ケアシステム等の構築が進められているほか、仙台市においては障害を理由とする差別の解消に向けた条例制定が進められています。これら課題の解決や取り組みの進展にあたっては、高齢者や障害者等で支援を必要とする人々が地域で自分らしく暮らし続けることができる地域づくりを基本に進めていくことが重要となります。
このような状況の中、本大会が50回という節目を迎えた今年度は、今一度私たち福祉関係者の果たすべき役割を再確認するとともに、これまで積み重ねてきた取り組みや震災から得た教訓を活かし、地域住民一人ひとりが人と人とのつながりについて考え、支え合える社会の実現に向け、さらなる取り組みが求められている年でもあります。
本大会は、多年にわたり社会福祉の発展に功労のあった方々を顕彰し感謝と敬意を表するとともに、福祉関係者の連携と住民の『支え合いの力』により、誰もが安心して暮らせる福祉のまちづくりを推進することを目的に開催するものです。
2 日時並びに会場
日時 平成27年 9 月 1日(火)13時~16時
会場 仙台市民会館 大ホール
3 参加人員
1,300名(予定)
4 メインテーマ
『支え合いの力で、誰もが安心して暮らせる福祉のまちづくりを推進しよう』
5 講演 支え合いの力誰もが安心して暮らせる福祉のまちづくり
講師 ルーテル学院大学 学事顧問 教授 市 川 一 宏氏