2019年12月の投稿

阿部志郎先生石井十次賞受賞

阿部志郎先生が、第28回石井十次賞を受賞されました。それを記念する講演会・お祝い会が12月初旬に開催されました。2020年に94歳を迎えられる先生が、ひたすら福祉の原点を示し、さらに追い求め続けられる生き方を目にし、参加者にとって、励まされる時でした。今までも、今も、そしてこれからも、阿部先生の後ろ姿を見ながら歩んでいくことができることに、私は心より感謝しています。



式典の資料はこちらをクリックしてください

110周年資料(学院の歩み)

http://kichikawa06-08.sakura.ne.jp/blog/wp-content/uploads/2019/12/a399deb3e509b5bdbc954be27fa4419f.pdf

学院創立110周年・三鷹移転50年記念式典、ホームカミングの感謝

11月30日に開催されました学院創立110周年・三鷹移転50年記念式ホームカミングには、たくさんの方々にご出席頂き、盛会裏に終えることができました。午前の部でも、たくさんの来賓、後援会、教会、関係施設、市民の方々が来られ、礼拝堂の席が埋まり、また第二会場には、約150人の方々が出席下さいました。本当に感謝しております。

同時に、たくさんのうれしいメールを頂いています。「市川先生✨今日はありがとうございました。帰ってこられる場所があるのは本当に嬉しいです。変わらずあたたかく迎えてくださる先生方、同期のみんなや色々な懐かしいお顔に沢山元気をいただきました😊またお会いできる機会を楽しみにしています🎶」等のメールをたくさん頂きました。
 
 また、来賓の方々からも感謝の言葉を頂きました。
 「創立110周年&三鷹移転50年の式典にお招きいただきまして本当にありがとうございました。そして、おめでとうございます! お席も確保していただきまして、お気遣いに感謝いたします。向谷地先生の「共に生きる社会を目指す」という講演会内容は、発想の転換に驚きました。(常にポジティブなところは、凄いです。) 息子が医療関係の仕事をしており、以前「精神病棟に入ると、医師がいくら退院許可を出しても家族が認めない。」と嘆いておりました。「一緒に発見することで、つながりを持てる」との言葉は、響きました。そして、私は松澤理事長先生のお話に、ハッとさせられました。「どんな人間でも、社会と関わり、社会に貢献する能力を持っている。ただ、常にひとつだけ忘れないでおきなさい。見返りを求めて行動する人間ほど愚かな人間はいない、ということをね。」と幼い頃より母にいつも言われ続けました。点字に出会い、沢山の方々に出会ったことに感謝しつつ、「1日生きることは1歩前進することでありたい」という言葉のように、残りの私の人生、更に努力をせねばと反省しました。本当に素敵な式典でした。ありがとうございました。」(点字ボランティア三鷹きつつき会)
 
 学院は、110年にわたり、教会、児童福祉、高齢者福祉、障害者福祉、医療、教育、心理等の多様な分野で、働く人材を育ててきました。卒業生が本学のブランドであり、困難に直面する方々に希望の光を届けてきました。今後も教職員一同、人材を育て、社会に送り出す使命をこれからも遂行していきます。

なお、2020年度より、私は、通算14年間の学長の任を降り、石居基夫新学長体制が始まります。今後とも、皆様方のご支援、ご鞭撻を心よりお願い申し上げます。

https://www.dropbox.com/s/9345lcs6ft7p27m/110%E5%91%A8%E5%B9%B4%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%B9%E6%98%A0%E5%83%8F%EF%BC%88mp4%E5%A4%89%E6%8F%9B%E3%83%88%E3%83%AA%E3%83%9F%E3%83%B3%E3%82%B0%E6%B8%88%EF%BC%89.mp4?dl=0

入場門(礼拝堂を背景に)
100周年記念礼拝
記念講演(向谷地先生)

記念式典(挨拶)