2014年度かさおかハートフル社会福祉大会
2014年8月30日、笠岡市福祉大会で講演させて頂きました。テーマは、「福祉施設・団体・住民のネットワーク形成と住民主体の活動の必要性」です。笠岡市においては、社会福祉の実績が積み重ねられており、社会福祉協議会の会長は、全国でも有名な児童養護施設の責任者。講演に先立って、福祉に貢献してこられた方々の表彰があり、その地道なお働きに敬服しました。
また、私が驚いたことは、豊かな自然の実りです。道の駅には、たくさんの魚と果実、野菜が並べられていました。
さらに、仏教の信仰の歴史は、笠岡市の特徴です。四国88カ所巡りは、弘法大師信仰の一つと言われています。笠岡市にある神島霊場88カ所は、約250年前、笠岡の人今田彗弦氏が、大師の夢告により開創。島は周囲16キロで、地型、気候、風土が本四国に類似しているとされています。また、私が宿泊した駅近くの「辻与旅館」は、犬養毅元首相等が何度も通った老舗旅館だそうで、本当に風格というものがあり、歴史を感じました。さらに、近隣には、歴史をもつ寺や教会があり、豊かな文化と信仰豊かな土地柄を感じました。
遍照寺多宝堂
浄心寺
金浦西浜教会
笠岡市の方々が、神への信仰と人への思いやりを大切にしていることを感じた2日間でした。