2017年05月の投稿

日本ソーシャルワーク教育学校連盟設立総会

2017年5月27日、日本社会福祉教育学校連盟、日本社会福祉士養成校協会、日本精神保健福祉士養成校協会が合併した日本ソーシャルワーク教育学校連盟が創設されました。これは、長年、多くの方が願っていた教育の統合であり、「ソーシャルワーク教育学校に課せられた社会的使命に鑑み、ソーシャルワーク教育の内容充実及び振興を図るとともに、ソーシャルワーク及び社会福祉に関する研究開発と知識の普及も努め、もって福祉の増進に寄与することを目的としています。」

ソーシャルワーク教育は、現代社会にあって、その重要性がますます高まっています。この大同団結を契機に、多くの方々の理解を得て、困難にある方々を支援し、また顕在化しているさまざまな生活問題を予防するためにも、求められるソーシャルワーカーを一人でも多く育成し、社会に輩出していくことを決意した時でした。

新会長の白澤政和氏の挨拶

練馬地域福祉パワーアップカレッジ第10回学園祭

2017年5月20日、第10回学園祭が開催されました。
第10回カレッジ祭1

第10回カレッジ祭2

学園祭は、私たちの思いを形にする場です。1年半にわたり、知識と実践の学びを積み重ねてきた第9期生、また知識と実践とのたくさんの出会いを経験して、学びを始めている第10期生が企画を担当し、今回はココネリという新たな会場で実施できました。
それぞれの期生には、それぞれの持ち味があり、今回も、学園祭の会場のすみずみに活かされていました。
私は、本年で学長を務めて10年になります。第1回から学園祭を見ていて、いずれも心のこもった内容であり、感動を覚えます。そして、たくさんの卒業生が、学園祭に来られます。いろいろな地域福祉実践をしている方もおられます。また、ご自分で、ご家族の介護等を担っておられる方もおられます。その方々が戻って来られる場を、今の学生がつくって下さった。それぞれの思いを形にして、学園祭のプラットホームに置いておかれました。
私にとって、たくさんの方に出会い、再会し、本当幸せな一日でした。
感謝。

パワーアップカレッジの卒業生の実践を示したたくさんのパンフレット。これが、パワーアップカレッジの強みです。

平成28年度 宮城県コミュニティソーシャルワーク普及研修

平成28年度 宮城県コミュニティソーシャルワーク普及研修 開催要綱
「 みんなでつくる 誰もがいきいき暮らす まちづくり 」

1 目的
近年の社会は人とのつながりが希薄化し,従来の地域の支え合いや家族機能が弱体化していると言われています。その一方,社会的孤立,貧困,引きこもり,虐待など地域住民個々の抱える生活課題は多様化し,改めて,全ての人々が,地域・暮らし・生きがいを共に創り,高め合うことができる,支え合い・助け合いのまちづくりが求められています。
本研修では,地域で住民主体のまちづくりに関わる方々が,誰もが地域でいきいき暮らすためには何が必要なのか,その中で自分たちに出来ることは何かを考え,それぞれの地域で支え合い・助け合う体制が推進されることを目的に開催します。

2 主催 社会福祉法人宮城県社会福祉協議会

3 日時及び場所
会場 日時
1 【大和会場】
大和町総合体育館 研修室
〒981-3624
宮城県黒川郡大和町宮床字松倉92番地 平成29年 3月11日(土)
10時30分~15時30分
(定員 50名)

2 【登米会場】
中田農村環境改善センター
多目的ホール
〒987-0602
宮城県登米市中田町上沼字西桜場18 平成29年 3月12日(日)
10時30分~15時30分
(定員 50名)

3 【柴田会場】
ホテル原田inさくら
〒989-1601
宮城県柴田郡柴田町船岡中央1-2−3 平成29年 3月13日(月)
10時30分~15時30分
(定員 50名)

4 対象
(1)自治会や行政区の関係者,民生委員・児童委員,ボランティア活動者,福祉推進委員,
市町村社会福祉協議会役職員など地域福祉活動に関る方
(2)社会福祉施設,NPOなど福祉関係者
(3)その他関心のある方

5 参加費 無料

6 内容
10:00 受付
10:30 開会・オリエンテーション
10:40 講義「みんなでつくる 誰もがいきいき暮らす まちづくり 」
講  師:ルーテル学院大学大学院 学事顧問 市川 一宏 氏
12:00 昼食休憩

登米会場 大和会場

宮城県コミュニティソーシャルワーク普及研修 演習について
13:00〜13:30 活動報告「地域の中の福祉職のはたらき」
活動報告者:

3月11日 大郷町社協 大塚 潮 氏
3月12日 石巻市社協 西村 健太朗 氏
3月13日 石巻市社協 高橋 泰 氏
13:30〜13:40 質疑応答
13:40〜13:50  コメント

大和地区(大郷町社協 大塚 潮 氏)

登米地区(石巻市社協 西村 健太朗 氏)

柴田地区(石巻市社協 高橋 泰 氏)

東日本大震災発災時刻を迎え、参加者一同で黙祷を捧げました。

13:50〜
14:30ワークショップ 「やってみよう!地域の生活課題解決へ向けた地域づくり」
事例検討
ステップ1:活動報告をもとに、グループで、コミュニティソーシャルワーカーの役割を考えます。
ステップ2:事例をもとに,生活の困難に直面する方が置かれている状況を把握する
(情報の整理・課題の抽出)(40分)
本人の基本的情報(性別,年齢,家族の状況など),生活状況,関係する社会資源(福祉人材、サービス、機関、そして家族・近隣との関係などインフォーマルな関係)の考察のため、エコマップを作成し,住民や関係機関などとの関係性を整理しながら課題となっていることを検討します。

14:40 休憩
14:40〜14:55 課題解決へ向けて!  (15分)
サロン活動等を通した孤立予防への取組み、見守り活動による地域助け合い等、地域でどんなことが出来るか,そのためにどのように連携して取り組めるか検討します。
出てきた課題解決へ向けて,考えられる解決方法(取組み)を書き出す
14:55 全体共有(ポスターセッション)
各グループから報告,市川先生及び場合によっては事例提供者からコメント

15:10 まとめ(市川+報告者)
その実践を行うために,連携する団体を整理する(フォーマル・インフォーマルそれぞれの団体)を例示する。

私は、たくさんの方々とお会いし、学び、分かち合う機会を与えられました。その一つひとつの積み重ねが、地域を変え、新しい地域社会の創生に結びつくと確信しています。感謝。

柴田駅

帰りの電車

大垣市の「ふるさと福祉村」

2017年4月、大垣市を訪問させて頂いた。早崎さんとは、以前からご指導頂いており、小地域福祉活動を丁寧に推進し、住民主体の地域ネットワークを構築している大垣市社協から学ぶことは多い。福祉村の実践をご紹介したい。
青野ふるさと福祉村視察資料最新版2

ふるさと福祉村                             隣接するデイサービスセンター

どうぞお入り下さい。

くつろぐ住民の方々(サービスセンターの方も毎日来られます)

福祉村をささえるボランティの方々と前会長、現会長と役員の方々