平成28年度 宮城県コミュニティソーシャルワーク普及研修

平成28年度 宮城県コミュニティソーシャルワーク普及研修 開催要綱
「 みんなでつくる 誰もがいきいき暮らす まちづくり 」

1 目的
近年の社会は人とのつながりが希薄化し,従来の地域の支え合いや家族機能が弱体化していると言われています。その一方,社会的孤立,貧困,引きこもり,虐待など地域住民個々の抱える生活課題は多様化し,改めて,全ての人々が,地域・暮らし・生きがいを共に創り,高め合うことができる,支え合い・助け合いのまちづくりが求められています。
本研修では,地域で住民主体のまちづくりに関わる方々が,誰もが地域でいきいき暮らすためには何が必要なのか,その中で自分たちに出来ることは何かを考え,それぞれの地域で支え合い・助け合う体制が推進されることを目的に開催します。

2 主催 社会福祉法人宮城県社会福祉協議会

3 日時及び場所
会場 日時
1 【大和会場】
大和町総合体育館 研修室
〒981-3624
宮城県黒川郡大和町宮床字松倉92番地 平成29年 3月11日(土)
10時30分~15時30分
(定員 50名)

2 【登米会場】
中田農村環境改善センター
多目的ホール
〒987-0602
宮城県登米市中田町上沼字西桜場18 平成29年 3月12日(日)
10時30分~15時30分
(定員 50名)

3 【柴田会場】
ホテル原田inさくら
〒989-1601
宮城県柴田郡柴田町船岡中央1-2−3 平成29年 3月13日(月)
10時30分~15時30分
(定員 50名)

4 対象
(1)自治会や行政区の関係者,民生委員・児童委員,ボランティア活動者,福祉推進委員,
市町村社会福祉協議会役職員など地域福祉活動に関る方
(2)社会福祉施設,NPOなど福祉関係者
(3)その他関心のある方

5 参加費 無料

6 内容
10:00 受付
10:30 開会・オリエンテーション
10:40 講義「みんなでつくる 誰もがいきいき暮らす まちづくり 」
講  師:ルーテル学院大学大学院 学事顧問 市川 一宏 氏
12:00 昼食休憩

登米会場 大和会場

宮城県コミュニティソーシャルワーク普及研修 演習について
13:00〜13:30 活動報告「地域の中の福祉職のはたらき」
活動報告者:

3月11日 大郷町社協 大塚 潮 氏
3月12日 石巻市社協 西村 健太朗 氏
3月13日 石巻市社協 高橋 泰 氏
13:30〜13:40 質疑応答
13:40〜13:50  コメント

大和地区(大郷町社協 大塚 潮 氏)

登米地区(石巻市社協 西村 健太朗 氏)

柴田地区(石巻市社協 高橋 泰 氏)

東日本大震災発災時刻を迎え、参加者一同で黙祷を捧げました。

13:50〜
14:30ワークショップ 「やってみよう!地域の生活課題解決へ向けた地域づくり」
事例検討
ステップ1:活動報告をもとに、グループで、コミュニティソーシャルワーカーの役割を考えます。
ステップ2:事例をもとに,生活の困難に直面する方が置かれている状況を把握する
(情報の整理・課題の抽出)(40分)
本人の基本的情報(性別,年齢,家族の状況など),生活状況,関係する社会資源(福祉人材、サービス、機関、そして家族・近隣との関係などインフォーマルな関係)の考察のため、エコマップを作成し,住民や関係機関などとの関係性を整理しながら課題となっていることを検討します。

14:40 休憩
14:40〜14:55 課題解決へ向けて!  (15分)
サロン活動等を通した孤立予防への取組み、見守り活動による地域助け合い等、地域でどんなことが出来るか,そのためにどのように連携して取り組めるか検討します。
出てきた課題解決へ向けて,考えられる解決方法(取組み)を書き出す
14:55 全体共有(ポスターセッション)
各グループから報告,市川先生及び場合によっては事例提供者からコメント

15:10 まとめ(市川+報告者)
その実践を行うために,連携する団体を整理する(フォーマル・インフォーマルそれぞれの団体)を例示する。

私は、たくさんの方々とお会いし、学び、分かち合う機会を与えられました。その一つひとつの積み重ねが、地域を変え、新しい地域社会の創生に結びつくと確信しています。感謝。

柴田駅

帰りの電車