共助社会づくり

新たな挑戦

今回は、以下2点のご報告をさせていただきます。ちなみに、今までと同様に、これはあくまで情報提供ですので、お気軽にお考えください。
⑴ 『日本の都市特性評価DATABOOK 2021』(一般財団法人森記念財団都市戦略研究所)「日本の都市特性評価」は、日本の各都市の力を相対的かつ多角的に分析し、都市の強みや魅力といった都市特性を明らかにした調査研究です。2021年版では都市の選定基準の見直しを行い、国内138都市+東京23区へ対象都市をさらに拡張しています。    

<日本の都市特性評価 Japan Power Cities DATABOOK 2021>    構 成 :496ページ・A4    言 語:日本語    価 格:     PDF版  26,400円 (税込)     書籍版  33,000円(税込)    https://mori-m-foundation.or.jp/publications  社会福祉に関しましては、私が担当しています。よろしければ、どうぞご利用ください。

⑵ 東京ボランティアレガシーネットワーク 2016(平成28)年、東京都生活文化局は、共助社会づくりを進めるための検討会からの提言も踏まえ、東京が目指す『共助社会づくりを進めるための東京都指針~ボランティア活動の推進を中心に~』を提案しました。さらに2020(令和2)年、東京都は、『令和元年度共助社会づくりを進めるための検討会検討結果報告〜東京 2020 大会を契機としたボランティア文化の定着に向けた新たな仕組みについて〜』をまとめ、オリンピック・パラリンピックで貢献した多くのボランティアとその活動が、これからの私たちの社会づくり、地域の再生の作業と繋がっていくことを目指して、新たな取り組みを始めました。ご紹介いたします。
 それぞれの場で、新たな挑戦が始まっています。

「一緒に希望ある明日を描こうプロジェクト」

 2021年7月に子ども食堂に通う子どもへ文房具と本を届けようと、キャンパスキリスト教センターと協働して、在学生、卒業生、教職員、ルーテル学院関係者に呼びかけた結果、8月中旬までに写真のように多くの品物が届きました。

 そのプレゼントは、8月末に三鷹市社会福祉協議会ボランティアセンターの職員の方が受け取りに来られ、その後、子どもたちに届けられたとのこと。三鷹市社協の方より、以下の報告と写真が届きました。ご紹介します。

「皆さまからお預かりした文房具や絵本について、9月に経過報告をさせて頂きました(メール下段参照)。

その後、市内で学習支援をしている団体や児童養護施設、外国人支援をしている団体、10月から新しく開始した子ども食堂へお渡ししました。絵本も文房具もたくさん頂いたので、全てを渡せるか心配しておりましたが、最終的には全てお渡しすることができました。

(配布先)

 ・子ども食堂  8団体

 ・学習支援   1団体

 ・外国人支援  1団体

 ・児童養護施設 1か所

 ・子ども家庭支援センターが支援している方

渡している様子の写真を複数団体から頂きましたので共有させて頂きます。ルーテル学院大学の教員、学生、関係者の皆さまには改めて感謝申し上げます。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。」

 今回の私たちの活動は、確かに小さな活動だと思います。しかし、生活において苦労しているかもしれない子どもたちに笑顔を届けたい、暑い夏休みに少しでもほっとできる機会を提供したいという素朴な気持ちから始まった今回の活動から、私は多くのことを学びました。第1に、私たちの予想を超える数の子どもが、困難な生活をしているかもしれないこと。第2は、支援の方法は多様であり、0か100ではなく、その間に1から99通りの方法があること。第3は、呼びかけに応えて献品を行って下さった方々が本当に多かったことです。

 皆さん、本当にありがとうございました。

 これが、ルーテルネットワークです。

                        2021年11月15日 市川一宏

「リーダーに求められる役割」全民児連『View』2021年9月号

民生委員児童委員協議会の会長等の役員の方々への感謝と、コロナ禍における民生委員児童委員活動について書かせて頂きました。協働した取り組みを是非お進め下さい。

https://www.dropbox.com/s/ggv1l5wgjibrfpy/View221%28%E4%BC%9A%E9%95%B7%E3%81%B8%29.pdf?dl=0

第90回令和3年度全国民生委員児童委員大会

 2021年10月27日。京都の勧業館みやこめっせにおいて、シンポジウム「地域共生社会の実現と民生委員・児童委員活動〜新型コロナウイルス禍を踏まえて考える〜」が開催され、私はコーディネーターの役割を与えて頂きました。今回は、コロナの影響で、各都道府県の代表と事務局、また事務担当として全社協職員等の約100名、そして京都府内の民生委員児童委員の方々約1,000名に限定し、第二日目のプログラムは本シンポジウムだけで、9の活動交流集会は中止となった。

1.日 時:10 月 27 日(水) 9:30~12:00(150 分)
2.集会のねらい:
① 新型コロナウイルス禍をきっかけとした民生委員・児童委員活動、民児協活動の見直し・工夫を共有する。
② 地域共生社会の実現、包括的な支援体制づくりに対する民生委員・児童委員のかかわり方を学ぶ。
③ 上記 2 点を踏まえたこれからの民生委員・児童委員活動、民児協活動を考える。
3.登 壇 者:
コーディネーター ルーテル学院大学 学術顧問・教授 市川 一宏 氏
シンポジスト
○ 同志社大学 教授 永田 祐 氏
○ 堺市民生委員児童委員連合会 副会長/堺市東区民生委員児童委員協議会 会長 星 忠宏 氏
○ 全国民生委員児童委員連合会 副会長 長田 一郎

私がお伝えしたことの軸は、以下の通りです。

Ⅰ)シンポジウムの趣旨

⑴民生委員児童委員を取り巻く施策

「地域共生社会」の実現の担い手、各自治体の包括的な支援体制における見守り、身近な相談相手の役割

⑵新型コロナの影響

 民生委員・児童委員活動における様々な困難さ

⑶新たな民生委員児童委員活動

 コロナ禍をきっかけに、活動の見直し・工夫や新たな活動が生まれてきています。
⑷これからの民生委員児童委員活動を展望する

 地域住民の孤立や貧困、虐待、自殺等の問題が増加している今、これからの民生委員・児童委員活動、民児協活動について考えます。

Ⅱ)意見交換の主な内容

⑴活動の原点に立ち返る 『民生委員は地域のために貢献したい』と望み、『自ら地域を歩き、その実情を把握する』とともに、『住民に寄り添い、相談相手となり、支援へのつなぎ役となる』 (以上、『民生委員制度創設100周年活動強化方策』)」

協働した取り組みを目指す

 単位民児協に所属する民生委員の方がた、地域福祉を推進する方がたと、同じテーブルに着き、話し合い、目標を確認し、役割を合意して、協働して問題を解決していく

⑶これからの地域・コミュニティの姿を描く

 今、生活の拠点であるコミュニティを再生しなければ、孤立を発見できないし、コロナの予防・対応も難しくなる。

専門職との連携を考える

 民生委員は地域福祉の専門職と協働し、また、専門職によるバックアップをうけて活動することが重要。   

Ⅲ)まとめにかえて

 今までの民生委員活動をふりかえり、その実績から、今必要とされる活動を導き出すことは可能です。しかし、それを実行できるかという問いに対して、絶対的な正解はありません。今の社会が直面している課題は深刻であり、私たちは、経験したことのない現実に直面しています。多くの保健医療福祉専門職も、戸惑っています。ですので、会長が一人で問題を抱えることは避けて下さい。民生委員同士で、また地域におられる住民、ボランティア・NPO、町会、社会福祉協議会、社会福祉法人、保健医療関係者、行政等と一緒に、民生委員活動を考えて頂きたい。 <単位民児協への願い>

①「したいこと」「できること」を話しあい、活動方針や目標を立てる

②住民の生活問題の発見のために果たすべき活動を確認する

③新任民生委員の活動を支える

④単位民児協の運営を工夫する(会議の開催日時の工夫、所属する民生委員が日頃の悩みを話せる場、互いに助け合う場を目指す)

⑤個人情報保護の確認

https://www.dropbox.com/s/gdnbtlvefslukjq/2021%E6%B0%91%E7%94%9F%E5%A7%94%E5%93%A1%E5%85%A8%E5%9B%BD%E5%A4%A7%E4%BC%9A%E8%A8%98%E9%8C%B2%E3%81%B2%E3%82%8D%E3%81%B0.pdf?dl=0

「リーダーに求められる役割」全民児連『View』2021年9月号

 3年前の沖縄大会は台風のため、途中中止となりました。私は、那覇空港で中止の知らせを聞き、最終便で東京に引き返しました。また2年前の福島大会は、現地における大規模水害のため中止となり、そして昨年はコロナの影響で中止。参加者とプログラムを限定したものの、やっと開催できた本年。出席して万感の思いをもちます。そして、コロナ禍においても、それぞれの地域において、本当にたくさんの方々が活動なさっておられることを思い、心より敬意の意を表します。本当にありがとうございます。

三鷹市より特別感謝状を頂きました。

2021年11月3日、三鷹市制70周年記念式典におきまして、河村孝三鷹市長より、特別感謝状を頂きました。

https://www.dropbox.com/s/wr28cj45j9dar2q/2021.mp4?dl=0

お礼の言葉 

https://www.dropbox.com/s/qfq32ehbzumjmvn/IMG_3392.MOV?dl=0

希望ある明日に向かって歩むぞメッセージ

卒業生、関係者の皆様へ
お元気でお過ごしでしょうか。
7月中旬、子ども食堂に通う子どもたちへ、文房具や本を送ろうと、石居先生、河田チャプレンと相談して、「希望ある明日を描こうプロジェクト」を企画し、学生、卒業生、関係者の方々に呼びかけました。
そうしましたら、たくさんの在学生、卒業生、関係者から、子どもたちへの励ましの言葉とともに、いっぱいの贈り物が大学に届きました。また、今回は参加できないが、応援しているとのメッセージも頂きました。心より感謝しています。
中間報告になりますが、皆様の贈り物をお渡しした三鷹市ボランティアセンターの道三さんより、以下のメールが届きました。「8/13(金)にお預かりした後、市内で活動している子ども食堂へ連絡させていただきました。7か所の子ども食堂から希望の声があり、8月末を目途にお渡しさせていただきました。現在、緊急事態宣言のため活動を休止している団体もありますが、休止中の団体は、活動再開時に子どもたちへ渡してくださいます!9月に入ってからは、子ども家庭支援センターにも協力いただき、センターの職員から必要な家庭に声掛けしてもらい、9/3、4と日を決めてボランティアセンターに直接取りに来てもらいました。取りに来た家庭の方からは、たくさんの感謝の声をいただきました。まだ、手元に頂いた文房具類の1/3程がありますので、今後、市内で学習支援している団体や児童養護施設等にお渡しさせていただく予定でおります。また、改めてご報告させていただきますので、よろしくお願いいたします。なお、8/13の様子は社協のfacebookに掲載させていただきましたので、ご覧ください。https://www.facebook.com/mitakashakyo/?__cft__[0]=AZXS_9NISA1ylmBw0tRbKCmbXybzNYIAZNp8IXmyIeL1YNYquQhCFf9-LuIb-hFq4u2iIfmz6mih29T_9J7HsXDqU9IUoR9HwTcg28Ph9ZG4PZsBibljDeqLfZRe2gPaEw7dewveoy0T0uS9aI6mH1qiFlWUN-psHGLY73rEAi_Hog&__tn__=%3C%3C%2CP-R   ルーテル学院大学の教員、学生、関係者の皆さまには改めて感謝申し上げます。」
確かに、生活の困難に直面している子どもや家庭に、小さな希望が届き、笑顔が生まれたと思います。これが、ルーテルのネットワークの力であり、私たちの絆が、「希望ある明日を描こうプロジェクト」を可能にしたと思います。 
ありがとうございました。これからも、一緒に希望を描いてまいりましょう。
お元気で。また、お会いしましょう。      2021年9月11日 市川一宏

『日本の都市特性評価2021年版』が出版されました。

都市戦略研究所では、「日本の都市特性評価(Japan Power Cities, JPC)」の2021年版を発表いたしました。4年目となるJPC2021は対象都市の選定基準を見直し、新たに29都市を追加。国内138都市および東京23区を対象に評価を実施いたしました。
評価の詳細は森記念財団ホームページにてご覧いただけます。
▼JPC2021公式ページ:http://www.mori-m-foundation.or.jp/ius/jpc/index.shtml
▼JPC2021概要版:http://www.mori-m-foundation.or.jp/pdf/jpc2021_summary.pdf

「日本の都市特性評価」とは:都市を構成する分野として、「経済・ビジネス」「研究・開発」「文化・交流」「生活・居住」「環境」「交通・アクセス」の6つの分野を設定し、統計資料などにもとづく定量データと、アンケート調査などの定性データをもとに評価を行い、都市の強みや魅力といった都市特性を明らかにすることを目的としています。
全161都市の詳細な分析結果は、2021年10月末発行予定の『日本の都市特性評価DATABOOK 2021』(書籍版/PDF版)をお待ちください。

ちなみに、私は、社会福祉担当として関わらせて頂きました。評価指標については、専門家がその適格性について、多方面から検討しており、自治体を判断する目安になると思います。

令和3年度広島県地域共生社会推進フォーラム

 2021年8月3日、広島県医師会館において、午後1時より「 地域共生社会の実現に向けて 」をテーマに、講演とシンポジウムが行われた。なお、すべて録画され、9月1日より公開されることになっている。

【行政説明】「 地域共生社会の実現に向けた広島県の取組~「広島県地域福祉支援計画」が目指すこと~ 」説明者:広島県健康福祉局地域共生社会推進課 課長 増廣 典子

【基調講演】「 地域共生社会の実現に向けて 」講師:ルーテル学院大学 学術顧問・教授 市川 一宏

【実践報告・パネルディスカッション】「 地域のみんなで共に考え,動きだす取り組み 」
○パネリスト
・子どもの遊び場・若者の居場所づくり「やわらか」代表 黒木 健太郎
・三原市第3区民児協久井町江木地区 民生委員児童委員 佐倉弘香、三原市社協久井地域センター 福祉活動専門員 石田 洋史
・廿日市市社協(廿日市市ボランティアセンター)地域福祉課課長補佐 梅本 登志子
○コーディネーター
ルーテル学院大学 学術顧問・教授 市川 一宏
【総括】 講師:ルーテル学院大学 学術顧問・教授 市川 一宏

2021年関東ブロック郡市区町村社協職員合同研究協議会第4分科会「地域共生社会実現に向けた地域福祉活動計画策定プロセスの在り方について」

 2021年7月8日(木曜日)午後14:45より、私は、地域福祉活動計画作成について講演を行い、その後東京都豊島区社協と栃木県那須町社協の実践報告を伺い、参加者のグループディスカッションの後、全体のコメントを行った。

 本分科会の趣旨は、以下の通り。「改正社会福祉法が施行され、地域共生社会実現に向けた動きとして、住民が主体的に地域生活課題を把握して解決を試みる包括的な支援体制づくりが求められています。このような中、「地域福祉活動計画の策定にあたっては、その策定段階から評価段階まで地域住民が参加することで、地域住民が自らの地域のことを考え、住民相互の絆を深めること」が重要であり、社協職員には、「協議の場の設定を行い、地域住民が自らの地域の生活課題を発見できるよう支援するとともに、住民自身による気づきの促しを行いながら、住民の主体性をはぐくむこと」が求められています(全社協 市区町村社協経営指針 令和2年5月 第2次改定案より)。包括的な支援体制づくりを進めていく上では、地域住民とともに地域福祉活動計画を策定していくプロセスの在り方が問われていると言えます。そこで、本分科会では、行政・住民・社協内の連携や小地域福祉活動計画策定の事例から、地域住民の主体性をはぐくむ、地域福祉活動計画策定プロセスの在り方について考えていきます。」

 豊島区社協田中慎吾氏、那須町社協山口貴志氏の報告から私は多くを学んだ。なかでも、豊島区は多様な文化をもつ住民も多く、いわゆる大都市の特徴をもっており、住民同士の交流の場、新しい公共の場をつくるために様々なチャレンジをしているのに対し、那須町社協は住民の顔が見える計画の策定を行っているように感じた。計画は、地域によって特徴が見られてこそ、実効性が担保できる。

 委員の方々の丁寧な準備に感謝しつつ、たくさんのことを学ぶことができた。

「希望ある明日を描こうプロジェクト」報告

2021年7月17日、石居基夫学長に相談し、河田チャプレンと私で、在学生、卒業生、教職員に、「今、社会は、貧困、孤立、虐待、自殺の増加という問題に直面しています。コロナは、今までの関係を打ち砕き、不安、恐怖、不信、怒りを生み出し、負の連鎖が広がっていると思います。だからこそ、私は、大切なもの、大切なことを守る決意が必要だと思います。私は、その中に「人への思いやり」を加えたい。そして、コロナウイルスの脅威にさらされている私たちだからこそ、今、すべきことを考え、今できることを実践していきたいと思っています。その働きに加わって頂けませんか。」という文章を添えて、「一緒に希望ある明日を描こうプロジェクト」を呼びかけました。本プロジェクトは、三鷹市の6つの子ども食堂に通う子どもたち約160名に、文房具や本を届けようとするものでした。

時間も限られていたため、全ての卒業生に声を掛けることはできませんでしたが、私の呼び掛けに応じて、たくさんの卒業生から贈り物が届きました。メールやライン、そして同封されていた手紙には、それぞれの思いが書かれていました。

・コロナ禍で辛い思いをしている子どもたちに届けていただければ幸いです。

・私は、元気でやっています。少しでも、子供さんたちが笑顔になって頂けたら嬉しいです。

・コロナに負けず、自分らしいやり方で、一緒に乗り越えようね。体調を崩さないように元気で過ごしてくださいね。

・子ども食堂を利用するお子さんが喜んでいただけますように…お手紙もメッセージカードも添えず、荷物だけ送ってご無礼しましたが、よろしくお願いします。

・私もそうですが、今回の贈り物を通して、物を大切にすることや、助け合う気持ちなどを改めて考える機会をいただきました。どうもありがとうございました。これで終わりではなく、これからも私たちに何ができるか、探していきたいです。

・ゼミグループのグループラインで先生のプロジェクトを拝見して、家中を探してみました。少ないですが、私が小さい時に集めていた文房具や未使用のノート、可愛い絵本等を見つけましたので、お送りいたします。

・以前から私が好きで集めていた、あるいは頂き物のノートやメモ帳、シールなどがあり。もしお役に立てればと思い、送らせていただきます。

・長引くコロナ禍ですが、未来を築く子どもたちが、少しでも安心して過ごすことができるよう願っております。

・さっき、文房具の入った宅急便を出しに行きました。明後日までには到着するかな。ホームの友人3人も協力してくれました。

・この猛暑の中、そしてすさまじいコロナ感染拡大状況の中、生活困窮をはじめさまざまな課題に直面する子どもたちやそのご家族が、本当に心配です。

・目の前のことに真摯であることぐらいしかできませんが、めぐりめぐって、どなたかのしんどさが少し軽くなるそういう働きをできるといいなあと願いながらの日々です。

・視野も自分のいる世界も狭くなっている今の自分への先生からのメッセージでした。ありがとうございます。

・私個人では大きな事はできませんが、先生方の活動に少しでも関われたら嬉しいです。宜しくお願いします  等々。

この写真に写っている贈り物には、たくさんの在学生、卒業生、教職員の思いがこもっています。また、今回はこのプロジェクトに関われないですが、応援している、祈っているとの連絡が多数きていました、

来週から、随時、子どもたちに届きます。直接持参してくださった方、送って下さった方、お祈りに覚えてくださった方々、ありがとうございました。私たちの思いが、来週から順次子どもたちに届いていくと思います。

そのことをご報告できる私は、本当に幸せ者です。

                           2021年8月14日  市川一宏

Ps.コロナによって、貧困や孤立が広がり、閉塞感のある社会に生きているからこそ、これからも、大切なことを大切にしていきたいと思っています。