社会福祉関連
全社協 全国ボランティア・市民活動振興センターからのオンライン参加のご案内です。
本センターが事務局を預かる「広がれボランティアの輪」連絡会議では「ボランティア・市民活動の推進に関する関係省庁との懇談会」を開催します。
この懇談会は、2001年ボランティア国際年で培った官民のパートナーシップを発展させるため継続して開催しているものです。コロナ禍以前は「広がれ」構成団体を対象に開催していましたが、コロナ禍でのハイブリッド開催に伴い、昨年から構成団体とつながる方々にもオンラインで参加いただいています。
今年度は午前午後とテーマを設け「災害」「子どものウェルビーイング」をテーマに省庁の施策説明と「広がれ」構成団体の実践を紹介し、意見交換を行います。
今年の開催案内を別添によりお送りいたしますので、ご都合いただけるようでしたらオンライン参加を検討ください。
なお、お申込みは「広がれボランティアの輪」連絡会議ホームページから受け付けています。
HTTPS://WWW.HIROGARE.NET/
投稿日 22年07月24日[日] 11:43 AM | カテゴリー: カテゴリ無し ,共助社会づくり ,社会福祉関連
私は、7月18日から21日まで、京都に行ってまいりました。京都駅の近くの都ホテルに泊まり、1日目は北部を対象に綾部市で、2日目は宇治市等の南部を対象に京都市で、3日目は中部を対象に亀岡市で、講演と情報交換会をしてきました。貴重な体験でした。特に1日目に特急で綾部に向かう車窓から見える山間地の集落には、明らかに廃屋が散見され、いたるところに除雪車が駐車していました。豪雪地帯だからでしょう。そのような地域で、民生委員児童委員の方々が、コロナという異常事態にかかわらず、いろいろ工夫し、一人暮らしの高齢者等の見守り等の活動しておられます。コロナ禍にあって、迷いながらも、活動なさっておられる民生委員の方々にお礼を申し上げ、また私が考える添付の取り組みをお伝えし、その可能性を一緒に考えてきました。原点に立って頑張りますと言われる民生委員の方々の笑顔を見て、やって来て良かったと確信しました。今まで関わってこられた住民の方々に、笑顔が届けられることと思います。
投稿日 11:40 AM | カテゴリー: カテゴリ無し ,共助社会づくり ,社会福祉関連
2022年8月27日14:00〜16:30に、研修会を開催します。縁の会とは、社会福祉の現場で働く者たちが、志を同じくする多くの方々に集まって頂き、互いに悩みと夢を語り合い、支えあって、新たな気持をもってお年寄り、ご家族、当事者の方々、地域の方々とともに歩むことができればと願う仲間たちの会です。
研修会は、今回で、10回目になります。しかし、コロナ禍にあって、ふりかえってみれば、私たちは、いろいろなことを諦めていました。研修会もそうで、3年近く、開催していませんでした。
確かに、新型コロナウイルスの広がりは、今までの関係を打ち砕き、不安、 恐怖、不信、怒りを生み出し、負の連鎖が広がってきています。だからこそ、私は、大切なもの、大切なことを守る決意が必要だと思います。私は、その中に「人への思いやり」を加えたい。そしてウイルスの脅威にさらされているからこそ、今すべきことを考え、今できることを実践したいと思います。
今回は、浦河べてるの家との関わりが深い浦河ひがし診療所のソーシャルワーカーであり、ルーテル学院大学の卒業生でもある伊藤恵里子さんから、「当事者の社会参加とは〜共に歩むソーシャルワーカーとしての想い〜」というテーマでお話を頂きます。
「どのように支援をするか」とともに、「どうして支援をするのか」という私たちの原点に触れることができると思います。
どうぞご参加下さい。縁の会の仲間たちとお待ちしております。
投稿日 22年07月17日[日] 1:21 AM | カテゴリー: カテゴリ無し ,共助社会づくり ,大学関連 ,社会福祉関連
2022年8月10日13:00〜16:20、ルーテル学院大学は、高校生対象に、福祉のしごとについて学びながら理解を深めてもらうことを目的としたプログラムを、対面型とオンラインで行います。
今、社会福祉の働き人への期待が高まっています。是非、ご参加下さい。
投稿日 12:59 AM | カテゴリー: カテゴリ無し ,共助社会づくり ,大学関連 ,社会福祉関連
論文・報告書等
2021年4月「コロナ禍における地域ケアを考える」p.4『SAI-4月号』埼玉県社会福祉協議会
2021年10月「リーダーに求められる役割」p.10〜13、『View221』全国民生委員児童委員連合会
2021年10月「福祉系大学経営者協議会勉強会2021地域共生社会における福祉人材養成とは、第3部シンポジウム<今後の福祉人材の養成課程を考えるー子ども家庭福祉の課題を中心に」福祉系大学経営者協議会HPに記録が掲載
2021年12月「リーダーに求められる役割(第2回)対談:吉川郁夫氏(大阪市民児協会長)」p.10~13、『View222』
2021年12月「創立70年記念座談会〜東社協10年の歩みとこれからの地域共生社会づくり」『福祉広報』p.2〜5
2022年2月「全国民生委員大会シンポジウム:地域共生社会の実現と民生委員・児童委員活動〜新型コロナウイルス禍を踏まえて考える〜シンポジウムコーディネーター」p.12〜p.17、『ひろば』全国民生委員児童委員連合会、DVD配布
2022年3月「2022年3月、実践報告「移動支援を柱とした住民主体による地域共創モデル事業」講評『第28回ニッセイ財団ワークショップ記録集』p.35・36
2022年3月「はじめに」ⅲ〜ⅷ『単位民児協運営の手引き[令和4年3月版』全国民生委員児童委員連合会
2.講演(研修会講師等)
2020年9月東京都新任民生委員・児童委員研修『地域福祉の支えてとして民生委員・児童委員』(DVD)を2021年度も配布、
2021年7月5日・12日講義「社会福祉学」家庭裁判所調査官養成研修、裁判所職員総合研修所
2021年8月講演「地域共生社会の実現に向けて」とパネルディスカッション、広島県地域共生社会推進フォーマル(DVD+ホームページ掲載)
2021年8月講演「地域福祉の動向と地域福祉コーディネーターへの期待」長野県地域福祉コーディネーター養成研修、長野県社会福祉協議会
2021年10月コーディネーター「福祉系大学経営者協議会勉強会2021地域共生社会における福祉人材養成とは、第3部シンポジウム<今後の福祉人材の養成課程を考えるー子ども家庭福祉の課題を中心に」福祉系大学経営者協議会HPに記録が掲載
2011年10月講演「コロナ禍における民生委員・児童委員・民児協活動」『福祉と共生のまちづくり研修会』大阪府民生委員児童委員連合会(オンライン研修+DVD配信)
2021年10月・12月・2022年2月講義「地域福祉をめぐる課題と展望」自治大学校
2021年11月コーディネーター「全国民生委員大会シンポジウム:地域共生社会の実現と民生委員・児童委員活動〜新型コロナウイルス禍を踏まえて考える〜」全国者会福祉協議会民生部
2011年11月講演「コロナ禍においても民生委員・児童委員活動を進めるために〜リーダーに求められる役割〜」札幌市民生委員児童委員会長研修(録画配信)
2011年11月上野谷加代子氏と対談「民生委員・児童委員のお悩み解決!方面道場(基礎編)大阪府民生委員児童委員連合会(DVD配信)
2022年1月講演「社協がボランティアセンターを担う意義とは」山口県社協市町社協地域福祉・ボランティア担当職員研修会(ライブ配信)
2022年2月講演とシンポジウムコーディネーター「民生委員・児童委員活動を進めるために〜都道府県・指定都市民児協のリーダーに求められる役割〜」民生委員大学
2022年2月講演「高齢者が安心して暮らし続けることができる地域づくり」香川県善通寺町
3.他組織における役員 等
・ 三鷹ネットワーク大学推進機構副理事長
・東京神学大学評議員
・福祉系大学経営者協議会理事
・医療法人財団慈生会野村病院監事
・世田谷区者会福祉協議会評議員専任・解任委員会委員長
・東京都つながり創生財団評議員
・東京都社会福祉協議会法人評議員
4.学会活動および地域・社会における主な活動 (学会の役員、査読委員、その他役割など)
・日本社会福祉学会監事
・小金井市介護保険運営協議会会長
・調布市高齢者福祉推進協議会顧問
・三鷹市介護保険事業計画検討市民会議委員長(2021年度)
・三鷹市社会福祉協議会地域福祉活動計画策定委員長
・武蔵野市健康福祉総合計画推進会議会長・地域福祉計画策定委員会委員長
・練馬区介護保険運営協議会会長
・世田谷区共同募金配分委員会委員長
・東京都社会福祉協議会総合企画委員会委員長
・全国社会福祉協議会全国ボランティア市民活動振興センター運営委員長、「単位民児協運営ハンドブック」編集委員会委員長
・『日本の都市総合力評価(JPCI)有識者委員会(Expert Committee)』 委員<社会福祉担当>(森記念財団)
・厚生労働省寄り添い型相談支援事業等選定・評価委員会委員
投稿日 22年05月24日[火] 7:08 AM | カテゴリー: カテゴリ無し ,大学関連 ,社会福祉関連
全国各地で、コロナ禍における地域再生の新たな取り組みがなされてきました。全国民生委員児童委員連合会も、様々な取り組みを行っておられますが、今回は、『単位民児協運営の手引き{令和4年3月版}』の作成を行い、私も関わらせて頂きました。そこで学びましたことは、添付します「はじめに」において書かせて頂きました。私は、民生委員児童委員が孤立することなく、継続して活動を続けていくためにも、行政や社協とともに、単位民児協の役割は極めて大きいと考えております。どうぞ、活動支援にお使い下さい。 なお、皆様に送らせて頂く本報告は、また近々全社協のホームページにも掲載され、4月中に発行される予定です。
報告書 https://www.dropbox.com/s/dmsp6dnexj0o91e/%E5%8D%98%E4%BD%8D%E6%B0%91%E5%85%90%E5%8D%94%E9%81%8B%E5%96%B6%E3%81%AE%E6%89%8B%E5%BC%95%E3%81%8D%E6%94%B9%E8%A8%82%E7%89%88.pdf?dl=0
投稿日 22年04月07日[木] 5:47 PM | カテゴリー: カテゴリ無し ,共助社会づくり ,社会福祉関連
ご依頼を受け、2016年6月20日、長野県の北西部にある町の公民館で話を始めてすぐに、幼児を連れた女性が会場に入ってきました。はじめは住民の方だと思っていましたが、その顔に見覚えがあることに気がつきました。その女性は、何と、ルーテル学院大学の卒業生で、児童養護施設に勤めながら、大学院にも入学して修士号を取得した浜野さんでした。私は、浜野さんが大学院に入学した時に伝えた動機を思い出します。「子どもへの思いや愛情は、大きな壺に一杯入っていましたが、それぞれの子どもに注いでいるうちに、空っぽになってしまう。その壺を愛情で一杯にするために、大学院に来ました」という浜野さんの誠実さに私は感動したことを忘れられません。
思わぬところで久しぶりにお会いし、今のお仕事をご本人にお聞きしたところ、同じく児童養護施設の職員であった高林さんと結婚し、2人で安曇野の地に移住して、「ひかりの学校」を開設したとのことでした。活動を開始するために、たくさんの課題を解決し、子どもたちを育て、住民の方々、福祉・教育関係者の信頼とを築き、今の「ひかりの学校」があります。
私は、「New Education School ひかりの学校」を推薦します。そこで、高林さんご夫婦がご寄稿下さった分を紹介させて頂きます。
「3月16日、家の庭に蕗のとうが顔を出し、春の訪れを知らせる暖かい日に、夫と私は6人の卒業生を送り出しました。「New Education School ひかりの学校」の卒業式です。
7年前に夫と共に始めたひかりの学校は、長野県安曇野市にあります。山と畑に囲まれている自宅兼用の小さな学校です。
公立の学校を行き渋っていた子、クラスで問題行動を起こしては毎日のように親が呼び出されていた子、情緒障害が疑われるので服薬をすすめられた子、不登校になって家に引きこもっていた子…等々、ひかりの学校の生徒には、ひかりの学校を選択した様々な理由があります。でも、ひかりの学校は、その子どもたちにとってのただの居場所でもなければ、避難場所でもありません。自分の本当の力を知り、学ぶ場所、成長する場所です。
「主に望みをおく人は新たな力を得鷲のように翼を張って上る。イザヤ40」
ただし、多くの子どもや親御さんが傷つき、ひかりの学校を訪れます。
「ヤコブの神はわれらの避け所である。詩篇46」
新たな力を得て、学び、成長するためには、大人も子どもも神の守りが必要であることを、子どもも大人も共に日々学んでおります。
「自分自身を愛するように、隣人を愛しなさい」
「人と人の関わり」を大切にして、「衝突と葛藤」の中で子どもが成長することを支え、導き、指導しています。当たり前のことのように聞こえるかもしれませんが、意識しないとできないことです。愛するとは、本当に難しいことです。
朝8時半、「おはようございます!」と子どもたちが登校してきます。親御さんに車で送迎してもらう子どももいれば、徒歩、自転車、電車通学の子どももいます。小学生から中学生まで15人前後の子どもたちが通学しています。
毎週水曜日には、私たち家族が通っている教会の牧師さんに講師として来ていただき、聖書の学びも行なっています。バンドチームとダンスチームに分かれて讃美もします。証の時間もあります。「感謝したことを言葉にして話してごらん」と説明しても、最初子どもたちは何を言えば良いのかわからなかったし、感謝することすら思いつきませんでした。全てのことが「あたりまえ」になっていたのです。しかし、お母さんがお弁当を作ってくれること、お父さんが学校に送迎してくれること、友だちと遊べること、元気で生きていること、全てが感謝することなのです。今、子どもたちは立候補して証をするようになりました。
先日の卒業式では、6人の卒業生が一人一人挨拶をしました。その中の一人中学1年生の男の子が、「僕は仮病を使って学校を休んでいました。でもひかりの学校で初めて、先生だけが仮病のことを怒ってくれました。休みたい時は『休みたい』と言いなさいと言われました。…中学に行っても僕は仮病は使わない。」と泣きながら話をしました。この子の口から出る言葉を、仮病という嘘ではなく、本当の気持ちを言えるように夫が指導してから、この子の休みはどんどん少なくなって、とうとう学校を休まなくなりました。
「隣人について偽証してはならない」
何か心に傷があろうとなかろうと、子どもといると多くの嘘を聞きます。でも、子ども自身がこんなに自分が言った嘘に苦しんでいたこと、そして嘘から解放されたことが泣くほど嬉しかったことは、「御言葉の正義の証人になった」と強く感じました。
これから社会に出れば、どうしても「人と人との関わり」よりも、点数で評価される、競争社会の中に生きることになります。その中で私たちは、人に苦しむのではなく、罪に苦しみます。罪とは神の愛から離れることです。そしてその罪を贖ってくださったのがイエスキリストです。
「身分の低い、この主のはしためにも目を留めてくださったからです。ルカ書」
全国的に不登校児童数は増加が止まらず、20万人を超えるのもすぐだと予想しております。にもかかわらず、ひかりの学校のような民間教育施設(フリースクール)の運営に関しては、長野県も全国的にも法的な整備がほとんどありません。
ひかりの学校の学校では月の学費が一人約2万円程度で、15人前後の子ども達の学習活動をしております。ひかりの学校の基本的な収入と運営費は以上です。これで7年間の運営ができ、小中学生3人の子との家族5人で生活できていることが、イエスキリストの名に守られていることの証です。
しかし活動に関しては、パソコンやタブレットなどのデジタル機器、楽器類、工作や機械道具、キャンプなどの野外活動の道具、体育道具など、長野県の山の中の小さな学校にも関わらず、贅沢なものを揃えていると自負しております。
「まず神の国と神の義を求めなさい」との言葉通り、必要なものは「添えて」与えられております。神への感謝の毎日です。
また、ひかりの学校でとても大事にしているのは、子どもの親御さんとの関わりです。時には子どもと同様か、子ども以上に悩みや辛さを抱えている親御さんも少なくありません。
4年前からの取り組みで、ひかりの学校では親御さんとの子育ての学びを行なっております。現在も「チャイルドレイジング」という名前で不定期ではありますが、2021年度も5〜6回を1シーズンとして、2シーズン行うことができました。
チャイルドレイジングとは「子育て」という意味ですが、「子どもの立て上げ」と直訳されるのでしょうか、この響きが気にって使っております。
いつも「子育てとは親育ち。子どもを育てるために親がいるのではない。親が育つために、神から親へのギフト(祝福)が子ども」ということを前提に、親御さんと学んでいます。
また教会の牧師が保護者との悩みや相談を定期的に聞き取り、保護者との密な関係作りをサポートしてもらっています。
兎にも角にも重くなりがちが教育や子育てのトピック。これを楽しく明るく、時には思いを涙と一緒に綺麗に流しながら続けております。
あるお母さんの、「この1年間で私は成長できました。人を変えるのではなく、自分が成長することが大事であることを学びました。そして自分が変わることで、子どもや家族が変わることを学びました。夫に頼っていいことを知り、夫も子育てに真剣に取り組んでくれるようになりました。この1年間で恥もたくさんかきましたが、私は恥を恐れる気持ちにも強くなれたと感じています。」と保護者会で泣きながら話してくれる姿に、他の保護者も夫も私もみんなで泣きました。
「こころの貧しい人たちは、さいわいである、天国は彼らのものである。
悲しんでいる人たちは、さいわいである、彼らは慰められるであろう。マタイによる福音書 」
聖書にも7年は節目の年とありますが、ひかりの学校もこの7年間が終わり、次のステージに進む時期となっております。具体的には100人の子どもが学べる環境を整えることです。
スタッフは12人程度、校舎は保育園くらいの規模を望んでおります。
「わたしはぶどうの木、あなたがたはその枝である」
ひかりの学校の転換期であるからこそ、聖霊の実が誰からも見え、触れられるような主の学校としなくてはいけないと思っております。
是非、長野県安曇野市まで来ていただき、神の創った、安曇野の大地と北アルプスを臨むひかりの学校で学ぶ子どもの目を見に来てください。
そして大小に関わらず、寄付をお願いいたします。正直なところ、主に守られているひかりの学校ですが、資金は常に火の車です。今必要なのは、新しい校舎とそこで神に仕え、子ども達を支えるスタッフへの給与です。
今回、市川先生のご好意で「ひかりの学校」の活動報告をさせていただく機会を与えられたことに、心から感謝しております。」
私からも皆さんにお願いします。どうぞ、「ひかりの学校」を応援して下さい。
八十二銀行穂高支店483 普通口座 639472 フリースクールひかりの学校あづみの本校
投稿日 22年03月25日[金] 11:33 PM | カテゴリー: カテゴリ無し ,共助社会づくり ,大学関連 ,社会福祉関連
2022年3月19日13:30〜15:00 スキルアップ講座(zoom)「コロナ禍における地域ケア」のレジメ案ができましたので、情報提供をさせて頂きます。
目的
高齢者を対象にした地域ケアの現状と課題の実証的検証を行い、コロナ禍において、様々な工夫をしながら、ケアを実践してきた取組を紹介します。また、高齢者ケアに限らず、重層的体制整備事業、寄り添い型相談事業の取組、多世代協働の実践の検証を通しながら、地域ケアの可能性を模索し、コミュニティのあり方を模索したいと思います。 ただ、時間が90分に限定されていることから、今後の課題等は、資料を提供してポイントを説明することになると思います。
1. 今日における地域の生活問題(高齢者を対象に)
<高齢者自身及び介護者>① 孤立の現状② 身体的機能低下の問題③ 経済的困窮の問題
<ケアの担い手>① コロナの影響
2. コロナ禍にあって、大切な視点
新型コロナウイルスの広がりは、今までの関係を打ち砕き、不安、 恐怖、不信、怒りを生み出し、負の連鎖が広がってきています。だからこそ、私は、大切なもの、大切なことを守る覚悟が必要だと思います。私は、その中に「人への思いやり」を加えたい。そしてウイルスの脅威にさらされているからこそ、今すべきことを考え、今できることを実践したいと思っています。そのために、まず第1に自らの働きを問い直すことが必要です。コロナによって、さまざまな活動が止まり、孤立等の問題が深刻になりました。改めて民生委員の働きの意味・目標を確認し、可能な方法を見いだすことが必要です。第2に地域のあるべき姿を描くこと。感染を恐れ、感染した人への避難非難・排除、最前線で対応している医療・福祉従事者への中傷は、互いの存在を認めあったコミュニティがいたるところで寸断されていることを如実に示しています。今こそ、互いの存在と違いを認め合い、支え合う地域を描きたい。そのために、第3に協働した働きを始めること。 コロナにより未曾有の生活課題が顕在化しています。それぞれが踏ん張るだけでなく、これからの勝負は、互いに支え合うために様々な方法を開発し、今まで築いた協働の働きを強化することでだと思います。孤立を防ごうと活動している人自身が孤立してはなりません。
3. 実践事例
① 三鷹市・地域ケアネット・介護人材養成センター構想・三鷹市見守りネットワーク事業② 調布市・生活支援体制整備事業・ケアラー支援・訪問看護ステーション協議会③ 小金井市・地域包括支援センター・介護予防(さくら体操)・商店街の取組④ 練馬区・高齢者みんな健康プロジェクト・コロナ禍におけるフレイル予防・介護事業者への感染予防対策・介護人材確保指針
4.今後の検討課題①生活福祉資金緊急貸付の現状と予想される対応② 重層的体制整備事業③ 寄り添い型相談事業④ 多世代協働(コミュニティスクールとの協働)
投稿日 22年03月12日[土] 11:20 PM | カテゴリー: カテゴリ無し ,共助社会づくり ,大学関連 ,社会福祉関連
2022年3月19日(土曜日)13:30~15:00、Zoomによるオンラインによる講義を行います。(後日Zoomリンクをご案内)関心がある方は、どうぞご参加下さい。
投稿日 22年02月24日[木] 12:05 AM | カテゴリー: カテゴリ無し ,社会福祉関連
投稿日 22年02月18日[金] 2:11 PM | カテゴリー: カテゴリ無し ,共助社会づくり ,社会福祉関連
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