卒業生の仕事紹介(カゴノオト)
この度、市川先生に気にかけていただきこちらにメッセージさせていただきました。
94年に入学して98年に卒業した小清水緑と申します。
2011年の東日本大震災の年に東京から高知県四万十町へ移住しました。
今は、夫と共にカゴノオトという屋号で四万十のものを使ったタルトとシュトーレンを作って全国へ販売しています。この事業も10年が経ち、「何のためにやっているのか」ということを言語化していき、表現していく必要があると考え、今年、理念を作りました。
・カゴノオトに関わる全ての人が豊かになり出会えてよかったと思う事業を展開する。
・出来ても出来なくても認められる社会に貢献していく。
この2つを掲げました。
どちらも大事な理念なのですが、特に2つ目の「出来ても出来なくても認められる社会に貢献していく」というのは、ルーテルで学んだこと、そして、その後、社会福祉のお仕事に携わっていたこと、今も障害を持つ方にお仕事のお願いをしていることなど、自分が生きていて大切にしていることが今の事業につながっているということが表現できていると思っています。
厳しい時代を迎えていると思います。日々、この事業をしていても厳しさをひしひしと感じています。ただ、商売をする。商品を販売する。というだけでなく、自分達のミッションをより明確に商品に乗せて多くの人に届けていきたいと思って日々精進しています。
最後までお読みくださりありがとうございました。
カゴノオトサイト