卒業生の皆さん、お元気ですか。
コロナウイルスの影響は計り知れないですね。今も、私たちは、言い表せない不安のただ中に置かれています。そして、これからさまざまな問題が顕在化してくるでしょう。
だからこそ、私は、大切なもの、大切なことを守る決意が必要だと思います。私は、その中に「人への思いやり」を加えたい。
今日は、雪です。気候の変化は老体にはこたえますね。あと3日で学長の役割を終え、またあと3年で定年です。しかし、この1ヶ月、今まで気がつかず、当たり前のように思っていたことに感動しています。
大学に咲いていた桜と、数日前に近くで咲いていた桜の写真を送ります。また来年、大学の桜を一緒に見ましょう。
お元気で。
ちなみに、自分だけでは抱えられないことがあれば、私個人に連絡を下さい。何が可能か、一緒に考えましょう。
2020年3月29日
市川一宏
大学に咲く桜の花。最初はトリニティホールの2階から見た桜の花。次は正門から見える桜の花です。
投稿日 20年03月29日[日] 12:16 PM | カテゴリー: 大学関連
市川一宏(いちかわかずひろ) 2020年4月1日現在
1.教育歴
1983年4月より 日本ルーテル神学大学専任講師
1992年4より ルーテル学院大学助教授を経て 教授
2002年4月より2014年3月まで ルーテル学院大学学長
2014年4月より2018年3月まで、大学院研究科長・学事顧問・教授
2018年4月より2020年3月まで、ルーテル学院大学学長
2.現在
ルーテル学院大学人間総合学部人間福祉心理学科・大学院人間福祉学研究科社会福祉学専攻 教授
3.学歴
早稲田大学法学部、日本社会事業学校研究科、東洋大学大学院社会学研究科社会福祉専攻博士前期課程・後期課程、ロンドン大学ロンドン・スクール オブ エコノミックス(LSE)特別研究員2002~2004年
4.専門分野:社会福祉政策・地域福祉・高齢者福祉
5.研究テーマ:全国・都道府県・市区町村の行政、社協、民間団体における計画の策定、実施、評価および調査研究、人材養成・研修等に多数関わる。
全国各地の実践から、様々な「地域の福祉力」を学び、各地域に合った地域福祉実践を研究テーマとしてきた。特に近年、地域の福祉力を高め、孤立を防ぎ、「おめでとう」で始まり、「ありがとう」で終わる一人ひとりの人生が守られる、希望あるまちづくり、共生型社会づくりに挑戦している。
6.学会の活動
・日本キリスト教社会福祉学会会長(2017年6月まで)
・日本地域福祉学会理事(渉外担当)、査読委員<2020年6月まで>
・日本福祉学会監事<2020年5月より>、査読委員
7.法人関係等役員
・東京神学大学評議員
・三鷹ネットワーク大学推進機構副理事長
・福祉系大学経営者協議会理事
・医療法人財団慈生会野村病院監事
・ニッセイ財団高齢社会助成審査委員
・厚生労働省寄り添い型相談支援事業等選定・評価委員会委員
・学校法人九州ルーテル学院理事(2019年4月まで)
・学校法人浦和ルーテル学院評議員(2019年3月まで)
・日本ソーシャルワーク教育学校連盟相談役(2019年5月まで)
・認定社会福祉士認証・認定機構研修認証委員会理事(2018年5月まで)
8.最近の主な学外活動
・国際基督教大学非常勤講師「社会福祉概論」
・石巻市ボランティアセンターアドバイザー・地域福祉活動計画策定委員会アドバイザー『第3次地域福祉活動計画』・石巻市地域福祉アドバイザー
・小金井市介護保険運営協議会会長
・調布市高齢者福祉推進協議会顧問
・三鷹市介護保険事業計画検討市民会議委員
・武蔵野市健康福祉総合計画推進会議会長・地域福祉計画策定委員会委員長
・練馬区介護保険運営協議会会長、練馬区地域福祉パワーアップカレッジ学長(2019年7月まで)
・世田谷区共同募金配分委員会委員長、評議員専任・解任委員会委員長
・東京都高齢者保健福祉計画策定委員会委員・東京都共助社会を進めるための検討委員会委員長・社会貢献表彰専門部会会長
・東京都社会福祉協議会総合企画委員会委員長、法人理事
・神奈川県地域福祉支援計画評価・推進等委員会会長(2019年6月まで)
・全国社会福祉協議会全国ボランティア市民活動振興センター運営委員長、評議員選任解任委員会委員
・『日本の都市総合力評価(JPCI)有識者委員会(Expert Committee)』 委員<社会福祉担当>(森記念財団)
9.著書・論文等
(単著)
・2014年6月『「おめでとう」で始まり 「ありがとう」で終わる人生 福祉とキリスト教』教文館
・2009年5月『知の福祉力』人間と歴史社 等
(2019年度における論文等)
・2019 年1月この人に聞く「ソーシャルワーカーは、専門職である前に一人の人間であれ」聞き手松本すみ子先生、『ふくしと教育』(日本福祉教育・ボランティア学学会機関誌)2019 通巻26 号、p.38〜p.41
・2019年5月「岡本榮一理論へのキリスト教社会福祉からのアプローチ」(単著) p.90〜108『ボランティア・市民活動実践論』ミネルヴァ書房
・2019年5月「序章 三鷹市における地域ケアの現状と未来への展望」(単著)p.9〜22、「第1章 三鷹市における地域包括ケアシステム構築の現状と課題」(単著)p.28〜37、「地域ケアの過去、現在、将来」(特別対談 清成忠男前理事長)p.243〜251、「地域ケアネットワーク創設への想いを語る」(インタビュー 清原慶子前三鷹市長)p.235〜242、『人生100 年時代の地域ケアシステム―三鷹市の地域ケア実践の検証を通して』(編集代表・共著)NPO法人三鷹ネットワーク大学推進機構
・2019年10月(有識者委員)『日本の都市特性評価2019』森記念財団都市戦略研究所
・2019年11月(書評)森清著『ひとりでも最後まで自宅で』『本の広場』p.12・13教文館
・2019年11月「慈愛園から学ぶ」『100周年記念誌』社会福祉法人慈愛園
・2019年11月「健生会の歩みは地域に希望の光を届けてきた歴史である」『創立35周年記念誌』NPO法人健生会
・2020年1月「明日の地域を描く」(自著)『地域福祉パワーアップカレッジねりまの「歩み」』p.5〜7(発行人)パワカレの歩み編集委員会
・2020年1月「キリスト教社会福祉実践の原点を考える」(発題要旨)『キリスト教社会福祉学研究』52号、p.80〜82日本キリスト教社会福祉学会
・2020年2月「桐ヶ丘地域のまちづくり再生」実践の持つ意味」(コメント)『第33回ニッセイ財団シンポジウムの記録集「高齢社会を共に生きる」』p.63・64日本生命財団
・2020年3月「自治体とコミュニティの関係性を踏まえた人材確保のあり方」(全国市長会の講演録)『コミュニティの人材確保と育成~協働を通じた持続可能な地域社会~報告書』日本都市センター
・2020年3月「解説 民児協運営のポイントと会長としての心構え」(自著)p.6・7『VIEW No.214』全国社会福祉協議会民生部
10.講演・研修等
5月20日「これからの民生委員・児童委員活動を考える」大阪府民児協、大阪府民生委員児童委員大会
5月27日「介護支援専門員らしく、利用者や地域を支えるために」大分市居宅介護支援事業者連絡協議会、研修会
6月10日「これからの民生委員・児童委員活動を考える」新潟市民児協、新潟市中堅民生委員児童委員研修会
6月12日「自治体とコミュニティの関係性を踏まえた人材確保のあり方」地域社会を運営するための人材確保と人づくりのあり方に関する研究会、全国市長会
6月17日「地域福祉の方向性と地域福祉コーディネーターの役割」(講義と演習)長野県社協、長野県地域福祉コーディネーター養成講座
6月28日第60回日本キリスト教社会福祉学会大会シンポジウム「神と隣人に仕えるー地域共生社会形成におけるキリスト教社会福祉の役割」(発題)
6月20日・9月12日「地域援助技術」(コミュニティソーシャルワーク):「これからの地域福祉と主任介護支援専門員の視点」(講義と演習)「地域福祉を進める専門職の目指す方向」(講義と演習)長野県社協、長野県主任介護支援専門員研修会
7月4日・16日「社会福祉概論」裁判所総合研修所、家裁調査官研修
8月20日・3月1日・16日「特別講義:問い直される社会福祉の使命―新しい共生社会の創造」中央福祉学院、社会福祉主事資格認定通信課程
9月9日「地域福祉をめぐる課題と展望」神奈川県、地域福祉担当職員研修(初任者編)
9日29日・10月3日・11月12日・1月23日「地域福祉をめぐる課題と展望」自治大学校、(管理職)課程講義
10月9日「県民一人ひとりが作る地域共生社会について」沖縄県社協、沖縄県社会福祉大会
12月17日「地域福祉コーディネーターの役割」新潟県社協、地域福祉コーディネーター養成研修
1月28日「単位民児協会長・副会長の心構えと役割について」香川県民児協、単位民児協会長・副会長研修
1月29日「地域福祉を推進する者として」名古屋市民児協、研修会
2月4日「これからの民生委員・児童委員活動を考える」土浦市、全体研修会
2月7日「民生委員・児童委員協議会の運営と副会長の役割について」埼玉県社協、民児協副会長研修
2月13日・14日「民児協のリーダーに求められる役割」(講義と演習)全民児連、全国民生委員大学
2月17日・18日「地域共生社会と民生委員・児童委員の役割について」「相談技術」長野県社協、県内研修会
投稿日 11:19 AM | カテゴリー: カテゴリ無し,大学関連,社会福祉関連