平成27年度長野県主任介護支援専門員研修

2015年8月20日、塩尻において、平成27年度長野県主任介護支援専門員研修「地域援助技術」(コミュニティソーシャルワーク)を行った。ケアマネジャーの役割が拡大する現在、地域支援についてバックアップする必要性を痛感していたので、実際に仕事に応用できる工夫しながら研修を行った。長野県は、この5年、地域福祉コーディネーターの研修を進めており、その研修を受けている専門員も複数おり、長野県における地域福祉の裾野が広がっていることを実感した時でもあった。

長野県主任介護支援専門員研修

2015年度社会福祉協議会活動全国会議

第1回は、2015年6月10日(水)~11日(木)、全国社会福祉協議会・灘尾ホールにおいて、「地域福祉施策の再編と社会福祉協議会の使命」というテーマで行われた。目的は、以下の通り。

公益性・非営利性の徹底や情報公表、地域社会への貢献等を柱とする社会福祉法人制度 の見直しが行われ、社協においても、社会福祉法人として組織のあり方を見直すとともに、 社会福祉法人・福祉施設との連携によって地域課題への対応をすすめる契機としていく必要がある。本シンポジウムでは、社会福祉法人制度改革を踏まえ、今後の社協経営のあり 方や取り組み課題について考える。

私の役割は、第1日目のシンポジウム「社会福祉法人制度改革とこれからの社協経営」のコーディネータである。

シンポジスト

1. 香川県・社会福祉法人いずみ保育園 理事長 忽那 ゆみ代氏

2.北海道・旭川市社会福祉協議会 事務局長 酒本 俊司氏

3.大阪府・吹田市社会福祉協議会 事務局長代行 広田 倫久氏

コメンテーター/佐甲 学(全社協地域福祉部長)

第2回は、東京と大阪で行われ、大阪会場は、2016年2月22日、大阪マーチャンダイズ・マートビル(OMMビル)1階「グラン」で行われた。テーマは。「新たな地域福祉施策への対応と地域福祉の推進」である。目的は、以下の通り。

総合事業への移行や生活困窮者自立支援事業、社会福祉法人・福祉施設との協働による 公益事業への取り組みなど、地域福祉施策の新たな動きのなかで、社協は地域福祉の課題 にいかに応え、どのような役割を果たしていくべきか。社協や施設における実践報告を基 に今後の方向性について考察する。

私の役割は、第1日目のシンポジウムのコーディネータである。

シンポジスト
1.社会福祉法人幸寿会 特別養護老人ホームカーサ月の輪施設長日比 晴久氏

2.鹿児島県・徳之島町社会福祉協議会 事務局長 元田 亘 氏 、

3.兵庫県・宝塚市社会福祉協議会 地域福祉部地区担当課 課長 山本 信也 氏

率直に申し上げて、実践から多くの学びを得られた。全社協地域福祉部に心より感謝している。

H27社協活動全国会議開催要綱①

H27社協活動全国会議開催要綱

キリスト教社会福祉の理念による福祉・教育・教会のネットワーク

2015年5月30日、荻窪栄光教会において、第1回サポートネットワークシンポジウムが開催されました。「<おめでとう>で始まり<ありがとう>で終わる人生」というテーマで私が基調講演をさせて頂き、「福祉・介護の『働き人』を育て送り出す」というテーマでパネルディスカッションを行い、私がコーディネーターをいたしました。パネリストは、阿久戸光晴聖学院理事長・院長、廣瀬薫東京キリスト教学園理事長、中島秀一荻窪栄光教会牧師、中島真樹練馬キングスガーデン施設長です。その後、①福祉・介護関係、②教会関係、③教育関係、④福祉・介護サービスに分かれ、活発な議論がされました。

様々なネットワークが必要とされていることを学び、今後の可能性を考える大切なひとときでした。

キリスト新聞「シンポジウム座談会記事」 

キングスガーデンネットワーク