社会福祉関連

”福祉の思想”を糸賀一雄師の生き方から学ぶ(鳥取教会2014.11.15)

鳥取教会報より

糸賀一雄(鳥取教会)1

糸賀一雄(鳥取教会)2

「社協・生活支援活強化方針」推進セミナーin秋田

2014年11月14日(日帰り)

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秋田空港

「社協・生活支援活強化方針」推進セミナーin秋田1 セミナー2 セミナー3

シンポジウム前に訪れた千秋公園の紅葉

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卒業生

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大阪るうてるホーム研修会

2014年11月9日(日)にルーテル学院大学学事顧問である市川一宏先生にるうてるホームに来ていただき、キリスト教社会福祉の視点から「これからの社会福祉法人に求められること」というテーマで全体職員研修を行いました。今年度の法人主催の研修テーマは「価値と倫理」。6月の賀来周一先生の「スピリチュアルケア」研修に続き、ルーテルならではの研修会となりました。また、翌日には、法人幹部に対してのマネジメント研修もしていただき、とても贅沢な2日間となりました。(石倉常務理事)
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2014_11_10_10_10_27 9日の朝、私は、日本福音ルーテル大阪教会の礼拝に出席しました。私にとって、本教会は、起点となる教会です。松澤先生に理事長をご依頼する時にも、本教会で礼拝に出席して出かけました。滝田牧師のメッセージは、いつも本当に勇気を与えて下さいます。

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Ω十一月九日説教

イエスさまの返答はファリサイ派には意外でした。ファリサイ派はイエスさまが律法に何か新しいことを加えるのではないかと予想していたからです。そして、何かを加えれば直ちに律法違反の罪を告発しようと考えていたのです。しかしイエスさまは決して「目新しいこと」を語って人々を引き付けようとはしませんでした。むしろイエスさまは繰り返し神さまのみ心は不変であること、自分はそのことをもう一度伝えにきたということを語っておられたのです。

そうだとすればいったいファリサイ派はどこでイエスさまとぶつかることになるのでしょうか。ファリサイ派も律法を守れと常に語っていました。しかし彼らは律法を「行う」という外面的なことに力を傾け、最も重要な神さまを愛するということをしませんでした。愛する、ということある方は大切にすると訳されます。それもいいと思いますが、ルターは、これを「信頼する」と理解しました。神さまを信頼して生きるということが大切なののに、彼らは律法を都合よく薄め、守りやすく変更していったのです。たとえば彼らは神さまの前で誠実であるということを「手を洗う」という外面的な事柄にすりかえ、自分たちは守っているが、君たちは守っていないと民衆を脅しました。

しかしイエスさまは、何の解釈も逃げ道もつくらず、律法は一点一画もくもりなく守れとおっしゃったのです。そしてそれを徹底されたのです。「心を尽くして、精神を尽くして、思いを尽くして」とはそのことです。外面的なことに留まらず、全身全霊を持って神さまを愛せとおっしゃったのです。程度の問題ではないときっぱりと断言されたのです。

私たちは、この律法の厳しさを薄めてはなりません。私たちはどこかで思い違いをしていないでしょうか。「赦し」を前提に罪を考えてはいないでしょうか。どこかであらかじめ逃げ道を作っていないでしょうか。しかし最も重要な掟は、何一つ変更されていません。「心を尽くして、精神を尽くして、思いを尽くして、主なる神を愛する」、それが私たちの掟です。

私たちはぐうたらで、だらしない一人前になれないものを暖かく包むのが神さまの愛だと考えているところがあります。ただ、それはあくまでも神さまの愛の一面でしかないことを知るべきです。神さまのみ心とぶつかりあうということを避けてはいないだろうか。自らが打ち砕かれるということを逃げていないだろうか。誤解を避けたいのです。外面的な行為を言っているのではありません。もっと奉仕をすべきだとか、祈るべきだとか、そんなことを言っているのではないのです。神さまのみ心を心で受けとめないで小手先で守ったと言うことでななく、心から私たちは神さまを信頼して生きているだろうか、そのことが問われているのです。

詩編十八編に「主よ、わたしの力よ、わたしはあなたを慕う」という言葉があります。私は、神さまを慕って生きているという詩編の作者の言葉を聞いたとき驚きました。神さまの力を信頼しているから、私は神さまを慕ってやまない、自分にとって神さまはそういう方だというのです。

だから聖書を読むと、ダビデや詩編、預言者たち、そしてパウロたちは神さまに、まず最初に祈ります。四方八方万策尽きて神さまのところには誰もいかないのです。問題が起きたら、まず神さま助けてください。あなたしか私を救える方はいないと詩編は歌うのです。私たちはそのように本当に神さまを神さまとして、信頼して慕って生きているだろうか。そのように神さまに正面からぶつかり、祈る中で、彼らはもう一つのことに気づいていきます。自分がそれほど神さまを信頼していないという惨めさです。祈っていながら、信仰をもっていると言いながら、慕うほどには愛していない自分の姿です。神さまなど何ができるという思いで、自分本位に生きている罪深い自分です。

しかし、まさにそこで彼らは、み言葉に打ち砕かれるという経験をしたのです。そして、そこにおいて彼らはまさにイエス・キリストの十字架に出会ったのです。あの十字架によって、自らが滅ぶべきものであり、何の言い訳もできない者であることを知った時、キリストと共に復活したのです。律法主義は私たちを苦しめますが、死なすことはありません。しかしキリストの十字架は私たちを滅ぼしますが、新しくすることができるのです。

律法に根差した愛は、打算と見せかけの偽善にしかなりません。しかし、死すべき者が生かされているところにうまれる愛は、生き生きと隣人に向かうのです。イエスさまは、第一の掟も、第二の掟も同じだとおっしゃいます。キリストの愛に愛されている、まず、しっかりとこの第一の掟を心に留めたいのです。そして、そこから生まれる隣人への愛に生きる群れでありたいと思います。

 

ルーテル学院大学卒業生・大学院修了生の皆さんへ

縁の会へのお誘い

秋晴れの候、皆さまにはますますご清栄のこととお慶び申し上げます。

高齢者福祉に関わる人たちが集い福祉について語り合う会 『縁の会』が主催する、

第5回研修会を下記の通り開催いたします。

今回の研修会は、「おめでとう」から始まり 「ありがとう」で終わる人生 ~福祉とキリスト教~

(教文館)を6月に御出版された、ルーテル学院大学前学長 市川一宏先生に基調講演を

いただき、高齢者福祉の現場で頑張る仲間より、実践発表をしていただきます。

市川先生のもと、人と人の関わりの中で「希望ある明日」への力を得たいと思います。

お仲間をお誘い合いただき、多くの方々のご参加をお待ちしています。

1.日 時   2014年11月23日(日)勤労感謝の日

14時~17時  ( 受付開始 13時30分 )

2.会 場   ルーテル学院大学 (三鷹市大沢3-10-20)

3.定 員   80名

4.参加費   資料代のみ実費 (500円程度予定)

5.申込期間  11月14日 金曜日

(期日前でも定員となり次第締め切らせていただきます。)

6.プログラム(予定)

・基調講演

「介護保険制度改革と高齢者福祉の展望」

ルーテル学院大学 学事顧問・教授 市川一宏先生

・実践発表

① 「当たり前のお風呂を実現させるために」

練馬キングス・ガーデン(練馬区 特養) 作業療法士 澤本 哲哉氏

ケアーワーカー  関  翼 氏

②「支えられるだけの存在から支え合う関係を生み出す存在へ~介護と保育と地域開放を一つの空間で行う取組み~」

NPO法人 地域の寄り合い所 また明日(小金井市 デイサービス)

管理者    森田 和道氏

・参加者グループ討議

*研修会終了後、懇親会を計画しています。

(武蔵境駅周辺・会費¥3500程度予定)

縁の会ご案内

平成26年度長野県地域福祉コーディネーター養成研修カリキュラム

私は、人が育っていく姿を目の辺りにすることがたびたびあります。今回の研修でも、たくさんの知識と技術を学び、特に地域福祉コーディネーターがどのような役割を担うのか確認してこられた方々が、最後に、「めざす地域福祉コーディネーターの使命(仕事)」をまとめて報告し、その他のメンバーがそれを励ますメッセージを紙に書いて渡す。
この助け合い、励まし合いが、地域を耕す人を育てると思いました。
各参加者に申し上げたい。ご苦労様。頑張って下さい。

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H26長野県地域福祉CDカリキュラム

大桑村での仕事

2014年10月末、大桑村で講演をさせて頂きました。土曜日の夜は社会福祉協議会の役員・職員、そして行政担当者へ「社会福祉協議会の使命」というテーマで講演させていただきました。また、日曜日の午前中は、村民の方々を対象とする住民福祉大会でした。「小地域における『新たな支え合い』」というテーマの講演でしたが、皆さんの思いは熱く、帰り際に、たくさんの方から「また来て下さい。お会いしたいです」「励ましになりました。頑張ります」「これからも頑張ります」という言葉を頂きました。
ありがとうございました。
またお会いしましょう。IMG_3420
職員研修
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住民福祉大会

2014年9月全国民生委員児童委員大会(和歌山)

テーマ:生活困窮世帯の相談支援活動の推進〜生活困窮者自立支援制度の施行に向けて

経済的困窮や社会的孤立状態にある生活困窮者急増するなか、昨年 12 月、生活困窮者自立支援法が成立し、平成 27 年 4 月から施行されることとなりました。この新たな支援制度は、生活困窮者の抱える課題を適切に把握し、包括的・継続的な支援をめざしていますが、そのなかでは、こうした状態にある人びとを早期に把握し、本制度に適切につなぐことや、支援期間中の見守り等において民生委員にも大きな期待が寄せられています。本集会では、新たな生活困窮者自立支援制度について、法施行に先立ちモル事業を実施している自治体での取り組み事例の紹介等を踏まえつつ、民生委員・児童委員による具体的な協力のあり方等について考えます。

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全国大会(和歌山県)

日本CGNTV「本の旅」でインタビューを受けました

日本CGNTV「本の旅」で、『「おめでとう」で始まり、「ありがとう」で終わる人生」』が取り上げられ、司会の久米小百合さんからインタビューを受けました。

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番組は以下のページから、「番組を見る」をクリックすると、番組一覧のページにとびます。そちらのNO.276でお聴きいただけます(PC環境によって、300Kか50Kを選んでクリックしてください)。

→日本CGNTV「本の旅」ページ

川崎市中堅民生委員児童委員研修会

「地域における民生委員児童委員活動への支援体制」をテーマに講演をしました。川崎市の民生委員児童委の方々の熱意と実績は、全国でも有名です。会場に来られた方々の学ぶ姿勢に感銘を覚えました。

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今日の祈り『婦人の友』

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『婦人の友』2014年10月号に<「おめでとう」で始まり、「ありがとう」で終わる人生>という私のメッセージが掲載されました。聖書は「わたしの目にあなたは価高く、貴く わたしはあなたを愛し あなたの身代わりとして人を与え 国々をあなたの魂の代わりとする」(イザヤ書43章4節)です。どうぞお読み下さい。