社会福祉関連
2016年7月25日、石巻市社協「第2次地域福祉活動計画」の検証と課題把握の作業がスタートしました。今回は、支所職員も検討委員に加わり、総勢24名の職員で職員研修も兼ねて進めることになりました。初めに市川アドバイザーから活動計画の重要性につい講話を頂いた後、ワークショップで各々が感じている地域の課題を出し合い、その課題についてまとめたものを参加者全員で共有しました。
先生から、計画は皆さんが作成したものであることから、皆さん自身が達成しなければならないので、その為に、現在の達成度を評価しつつ課題を検証することが大切です、とアドバイスを頂きました。何となくボンヤリしていたものが、ハッキリと見えてきた様に一人一人の眼が輝き始めました。(渋谷氏)
市川コメント:今回の石巻市地域福祉活動計画は、市社協の中堅が自分たちで作り上げ、皆で共有してきた「第2次地域福祉活動計画」を基盤に、さらに「求められる社協」になるべく、住民等の意見を把握し、住民、ボランティア、民生委員児童委員、町会、関係団体と協働して困難に直面する方々への具体的な支援を描こうとするものであると感じています。それだけ職員が育ってきています。今回は、ニーズに関するワークショップを作成に関わる担当者全員参加で行いました。
投稿日 16年07月28日[木] 10:11 PM | カテゴリー: 社会福祉関連
平成28年度石巻市福祉教育推進研修会開催要領
1 目 的
児童・生徒の福祉教育について、今回は「日常の中での子供たちの気付き」をテーマに情報を共有することで、今後の学校や地域での実践活動を一層促進し充実を図ることを目的とします。
2 主 催 社会福祉法人石巻市社会福祉協議会
3 後 援 石巻市 石巻市教育委員会 石巻市PTA協議会
4 参集範囲
① 石巻市内の小・中学校教職員
② 石巻市内の小・中学校PTA役員
③ 主任児童委員
④ 福祉教育協力ボランティア
⑤ 市内の関係機関
⑥ 社会福祉協議会職員
5 日 時 平成28年6月13日(月) 13:30~15:40
6 会 場 石巻市桃生公民館2階会議室(石巻市桃生町中津山字江下10)
7 日程・内容
13:30 14:10 15:20 15:30
開会 事例発表 講演 連絡事項 閉会
【事例発表】
「学校における福祉教育、協働教育の取り組み」
・石巻市立東浜小学校 教諭 佐 藤 仁 美 氏
・石巻市立雄勝小学校 教諭 髙 橋 瞳 美 氏
「地域における取り組み(世代間交流事業)」
・渡波地区民生委員児童委員 金 子 啓 子 氏・大 槻 やす子 氏
【 講 演 】 テーマ:「現代社会の動向と福祉教育の在り方」
講 師:ルーテル学院大学 学事顧問 市川 一宏 氏
私にとって、石巻は、たくさんの仲間がいます。一緒に石巻の明日を描くことができることは、地域福祉に携わる者として、本当に光栄なことです。これからも、健康の続く限り、石巻市社協等の関係者から断られるまで、私は石巻に通い続けさせて頂きます。
投稿日 16年06月18日[土] 9:56 PM | カテゴリー: 社会福祉関連
平成28年度 宮城県民生委員児童委員協議会会長研修会 開催要綱
1 趣 旨
地域住民が抱える福祉課題が複雑化・多様化するなかで、さまざまな生きづらさ・暮らしづらさを抱える人びとに寄り添い支援活動を行う民生委員・児童委員への期待が高まっています。こうした厳しい地域社会の動向を踏まえ,介護保険制度の改正や生活困窮者自立支援施行等をはじめ社会福祉を取り巻く状況も大きく変革しようとしております。
一方で,身近な存在として相談支援や地域福祉活動等を通じて地域社会づくりに努めてきた民生委員児童委員も様々な悩みを抱えながら活動にあたっている現実があります。
そうした現状において,地域においてリーダーシップを担う民児協の会長・副会長方は地域の課題にどのように対応して行くか,また,委員を如何に支えて行くかなど
本研修会では,民生委員児童委員協議会の会長・副会長を対象に,地域社会の動向や単位民児協の役割等を確認することを通じ,民生委員・児童委員活動の充実及び民児協の機能強化につなげることを目的に開催します。
2 主 催 社会福祉法人宮城県社会福祉協議会
宮城県民生委員児童委員協議会
3 期 日 平成28年6月8日(水)~9日(木)
4 会 場 ホテル松島大観荘 〒981-0213 宮城県宮城郡松島町松島字犬田10-76
5 定 員 200名
6 対象者 単位民生委員児童委員協議会会長・副会長
市町村民生委員児童委員協議会担当職員
7 研修内容・日程
6月8日(水)
10:00 受付
10:30 開会
・民生委員信条朗読
・主催者あいさつ
宮城県社会福祉協議会
宮城県民生委員児童委員協議会
・来賓あいさつ
宮城県保健福祉部
・オリエンテーション
10:50 活動報告「生活困窮者自立相談支援の現状と関係者との連携について」宮城県北部自立相談支援センター (調整中)
説明 「民生委員児童委員一斉改選に関して」宮城県保健福祉部社会福祉課
12:10 昼食・休憩
13:10 事例報告「涌谷町民児協の取り組み」
涌谷町民生委員児童委員協議会 会長 今野 武則 氏(調整中)
13:40 講 演「今、単位民児協に求められていること」(仮題)
講師 ルーテ学院大学事顧問・教授 市川 一宏 氏
15:20 休 憩
15:30 グループ討議
【テーマ】
・単位民児協における人材育成について
・課題の共有、連携・協働について
(定例会・部会の持ち方、関係機関・地域住民連携など)
・単位民児協としての役割について 等
17:00 1日目終了
6月9日(木)
9:30 講 演「地域包括ケアシステム構築に向けて~介護保険制度改正と支え合いの推進~」(案)講師 東北福祉大学 教授 高橋 誠一 氏
11:15 閉 会
今回の研修にお招き頂き、私は、正直、迷いました。なぜなら、6月8日は私にとって大切な日だからです。
ただ、民生委員児童委員の働きに対する期待と共に、委員にあまりにも依存する現行体制に対し、私は問題意識を持っています。自分でもできないことを民生委員児童委員に頼むのは、専門職の責任放棄と思っています。だからこそ、活動をしている方々にお礼を申し上げたく思い、研修を引き受けました。参加者の方々より、たくさんのことを教わりました。感謝!!!
遠藤会長、機会を与えて下さり、感謝です。
投稿日 9:46 PM | カテゴリー: 社会福祉関連
2016年5月13日午後より熊本に入り、15日午後の飛行機で東京に戻ってきた。熊本には、ルーテル学院大学と関係のある九州ルーテル学院大学・中高校・幼稚園、九州学院中高校・幼稚園総合施設慈愛園、広安愛児園・情緒障害児短期治療施設こどもL.E.C.センター等の社会福祉法人、そして健軍教会、大江教会、熊本教会、室園教会等の教会がある。
地震の発生時から、学生とご家族のため奔走した教職員の方々、揺れる中で、乳児の体温低下を防ぐため、車の中でケアをしていた職員、施設に届いた食料等の物資の一部を、不足している避難所等にも届けていた子どもたち、避難してきた住民に安心した場所を提供してきた学校、教会の働き等々、自らも被災しながら、生徒、子ども、利用者を守り続けた方々に、心より敬意を表したい。
福祉新聞2016年5月23日
地震による被害はまだ続いている。本学の卒業生で、震災の影響もあり、無理をして亡くなられた小原君のご遺族にお会いし、祈りを捧げてきた。彼の写真の横には、亡くなる直前まで小原君が看病していたお父さんの写真も飾られていた。心がかきむしられる。生活の様々なところで、震災の影響が出ている。
また、益城に行って、その被害のすさまじさに、私は、言葉を失った。まだたくさんの方々が避難を余儀なくされている。心の傷を負った方々の問題は、顕在化することが予想される。だから、熊本の現状を忘れないこと。コミュニティを再建しようとする動きが徐々に生まれており、この地道な歩みと足を揃えることが、今、求められている。明日を目指して、被災地で生まれた歩みを大切に支援したい。
熊本訪問から1週間後のことである。北海道の旭川市の2日間の仕事を終え、旭川空港までのバスに乗ろうと旭川駅に向う先に、たくさんの若い声が聞こえた。少年野球の諸君が、熊本のために寄付を募っていた。「九州に元気を」「九州の力になろう」と訴える彼らを見て、私は涙が出そうになった。熊本から遠くの北海道で、熊本を思う声が響いている。「ありがとう」
旭川北陵球団の選手たち
投稿日 16年05月24日[火] 11:04 PM | カテゴリー: 大学関連,社会福祉関連
2016年16日、2016年度石巻市社会福祉協議会ボランティアセンターアドバイザーの委嘱式が行われた。2011年3月11日東日本大震災以降、地域福祉の分野で少しでも働かせて頂きたいという願いを、石巻市社協は、本年もかなえて下さった。感謝です。私の力が続く限り、少しでもお役に立ちたいと思っています。
石巻市社会福祉協議会
投稿日 16年05月18日[水] 11:00 PM | カテゴリー: 社会福祉関連
5月18日(水曜日)午後4時より、神奈川県庁本館において、神奈川県政策課題トップセミナーの講演をさせて頂いた。テーマは「障害者差別解消法の施行について」であり、黒岩祐治知事を前に、局長、部長、課長等の責任者の方々に向けてお話をさせて頂く光栄に感謝したい。
神奈川県では、社会福祉審議会の会長、副会長、地域福祉推進部会会長等を20年近くさせて頂いてきた。委員と行政が一緒にさまざまな課題を協議し、また県内の各自治体や社協を訪問し、『地域福祉の推進』等のいくつもの提言書・報告書をまとめた経験を忘れられない。神奈川県には、地域福祉コーディネーターの養成等、全国に先駆けて行った施策という実績もある。
今も、山崎さん、中村さん等の行政職員、委員の川瀬さん、樽井さん、林田さん、齊藤さん等、親しくして頂いたたくさんの方々を思い出す。また、マスコミ時代には、今まで一貫して、生活・医療・福祉の向上に取り組んでこられた黒岩知事の前でお話をさせて頂くことができたのは、一緒に汗を流していた方々の配慮かもしれない。
今回の講演の内容を、どこかでまとめるつもりである。
投稿日 9:34 PM | カテゴリー: 社会福祉関連
日 時 平成28年 5月 7日(土) 13:30~16:30
会場 小金井市萌え木ホール A・B(80 名 先着順)
13:30~15:00 基調講演 市川 一宏 先生 ルーテル学院大学学事顧問
コメンテーター 齋藤 寛和 先生 小金井市医師会会長
シンポジスト 景山 茂樹 (黄金ネットワーク 小金井障害児の父親の会)
三浦 和行 (障害者地域生活支援センター)
森田 史雄 (小金井市精神障害者家族会 あじさい会)
渋谷 泰幸 (高次脳機能障害者小金井友の会 いちごえ会)
吉岡 博之 (小金井市障害者福祉センター)
森田 和道 (地域の寄合所 また明日)
15:10~16:30 懇親会
【インクル】チラシ支えあえる街づくりを のコピー
投稿日 16年05月04日[水] 2:40 PM | カテゴリー: 社会福祉関連
2016年2月、第8回笛吹市社会福祉大会の基調講演のご依頼を受けた。前日の寒さががらりと代わり、空は晴天。そして、各シンポジストの熱い思いがこもった報告に、会場は共感に包まれた。
地域福祉の新たな展開が進められる可能性を実感した。
笛吹市第8回社会福祉大会
笛吹市社会福祉大会基調講演
投稿日 16年04月24日[日] 8:45 AM | カテゴリー: 社会福祉関連
すでに2015年7月9日(熊本県)講義「民児協会長としての地域の課題解決に果たすべき役割」、ワークショップ「民児協会長の組織運営の役割」、8月3日・4日(長野県)講義「民生委員・児童委員活動における連携・協働を考える」、ワークショップ「定例会活用による内部の連携と合意形成」を行った。参照されたい。
今回は、全国レベルで行った、全国民生委員・児童委員リーダー研修会、全国民生委員大学をご紹介する。
11月7日〜9日民生委員・児童委員リーダー研修会講義「地域に根ざした民生委員・児童委員活動を続けるために ~リーダーが果たすべき役割とは」講義とグループワーク「安全・安心な地域づくりのための民生委員活動~地域内の困難対応ケースにどう働きかけるか」である。
H27民生委員リーダー研修開催要綱
2月18日・19日全国民生委員大学「地域の課題に対応する民児協リーダーの役割」「関係機関との連携協働による地域課題に対する組織的な対応」「民児協の研修を考える」である。
27年度民生委員大学 プログラム
近年、参加型の研修が増えてきている。とても喜ばしいことで、体系を作成した意図が徐々に浸透してきていると実感した。
民生委員児童委員研修体系
投稿日 16年04月11日[月] 11:51 AM | カテゴリー: 社会福祉関連
2015年10月16日、富山県において、全国民生委員大会が開催されました。私は、活動交流集会4「災害に備える民生委員・児童委員活動~住民参加による災害時要援護者支援活動の推進」のコーディネーターを担当させて頂きました。事例提供者は、以下の通り。
渡邊耕良氏(気仙沼市民生委員児童委員協議会 会長)
鎌田富士雄氏(屋久島町民生委員児童委員協議会 会長)
佐原春光氏(入喜町民生委員児童委員協議会 民生委員児童委員)
今をもって、東日本大震災の復旧・復興は道半ばです。その現実を風化させてはなりません。と同時に、火山噴火、豪雨や川の氾濫、記録的な低気圧等による広範囲の被害等、日本全国で、様々な被害が発生しています。だからこそ、日頃の備えが大切です。なお、実際に発災した時には、以下の行動が基本です。
発災時前後の民生委員児童委員活動の基本
①民生委員自身も被災者となることを踏まえ、無理のない活動を考える
②自らの安全と健康を守ることがなにより重要
③民児協だけでなく、地域ぐるみの活動として取り組む
④民生委員が担う役割について住民に周知する
⑤日々の活動の延長に災害時要援護者支援活動があることを意識する
⑥災害対策は平常時の活動がきわめて大切であることを意識する
⑦災害要援護者台帳の作成、保管、活用方法について検討する
⑧行政等との情報提供、情報共有を重視する
⑨発災時の委員間の連絡確保と民児協機能の早期回復を重視する
⑩民生委員同士の支え合い、民児協による委員支援を重視する
以上のことを忘れずに、民生委員児童委員が連帯して、普段から、地域を耕していくことの意味は、大きいと感じています。
2015全国民生委員大会活動交流集会4
民生委員・児童委員による災害時要援護者支援活動に関する指針第1版
投稿日 10:06 AM | カテゴリー: 社会福祉関連
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