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天畠大介さんが、社会福祉学会奨励賞(単著部門)を受賞!

ルーテル学院大学の卒業生の天畠さんは、『しゃべれない生き方とは何か』(生活書院)を執筆し、2023年の学会賞を受賞した。講評に関しては、学会のホームページをご覧頂きたい。

1981年に広島に生まれ、15歳の時、医療過誤により、四肢麻痺、発話障がい、嚥下障がい等、多くの障がいを抱え、2000年に千葉市袖ケ浦養護学校高等部を卒業後、様々な困難に直面しつつ、大学で学ぶ希望を捨てず、ルーテル学院大学総合人間学部に入学し、2008年、大学を卒業した。その後、立命館大学大学院先端総合学術研究科に進み、一貫性博士課程を修了した。現在、参議院議員。

私は、彼が本大学の学生であった時、多くの学生が学内で彼の支援を行い、一緒に育っていったことを覚えている。私にとっても、本当に身近な学生で、彼の前では自分も素直になって、接することができた。魅力的な人柄である。

また、天畠さんの受賞者として挨拶が代読されたが、その挨拶を聞いて、私は、彼の成長を誇りに思うとともに、育てて下さった立岩先生に心より感謝した。以下、代読された文章と彼が補足した言葉をご紹介する。

「あかさたな:立岩先生に感謝しています。(代読)代読します。この論文の執筆にあたって、お礼をお伝えしたい方は数え切れないほどいますが、今日この場を借りて恩師立岩真也先生に改めて感謝を伝えたいです。手も足も口も、自由に動かすことの出来ない私が、「ライフワークとしてできるのは研究しかない!」と思い立ったとき、大学院の門戸を開いてくれたのは立命館大学の立岩先生でした。前例がないほどの重度障がいの私に「ついに来たか」と声を掛けてくれました。研究に挑戦するチャンスを与えてくれた先生がいなければ今日、私はここにいません。信じられないことに、立岩先生は今年7月に急逝されました。奨励賞受賞の知らせを受けたのはその翌日のことでした。棺の中の先生に報告できたことは、深い悲しみの中で少し心の救いとなりました。

さて、この「しゃべれない生き方とは何か」は私の博士論文をもとに執筆しております。この論文執筆は私にとって「当事者性」を獲得していく過程そのものでした。私はそれまで、14歳で中途障がいになってから、自分の障がいを心から受け入れられたことはありませんでした。自分ではできないから人に助けてもらわないと生きていない、弱い存在。それが重度身体障がい者である自分だと捉えていました。

研究を続けていく中で、その考えが徐々に変わっていきました。

私は発話困難な重度身体障がいを持つ当事者の一人であり、この社会を生きていく上で生じる困難を、私が言語化して社会に発信していくんだ。

自分が先行研究から様々な気づきを得たように、私の研究が他の誰かの生きやすさのヒントになっていくかもしれない。

自分は自分の困難、障がいについて社会に声を届けることが出来る存在なんだ。

発信をすることで、たとえどんなに小さくても社会に影響を与えることができるんだ。

そう感じるようになったとき、無力な存在だと思っていた重度障がい者の自分の捉え方が変わっていきました。

あかさたな:当事者研究は自分に貼られたラベルを貼りなおすものです。<本人の言葉>

今も声をあげることができない、社会で生きづらさを抱える人はたくさんいます。その方たちに少しでも影響を与えられるような研究、活動を今後も続けていきたいと思っています。

本日はどうもありがとうございました。


 言いかえると、論文執筆の過程は自分に誇りを取り戻す作業であったとも言えます。<本人の言葉>

授賞式の後、私は控え室に彼を訪ねた。懐かしい彼に会って、共に笑い合い、私は約20年前の日々に一気に戻った。そして、彼が結婚し、自立したことを知った。(伴侶の方は、彼の右におられます。おめでとうございます。)また、今も天畠さんの通訳を続けている卒業生(左)の元気な姿に出会うことができた。私にとって、本当に幸せな時であった。

地域福祉を推進するルーテル学院大学卒業生の集い報告・希望の会」主催研修会報告

地域福祉を推進するルーテル学院大学卒業生の集い・希望の会」主催研修会

「被災地の復興とソーシャルワーク ー地域づくりの視点からー」報告

8月26日(土曜日)に、大学とzoomのハイブリッドで、研修会が開催されました。この何年か、社会福祉協議会で働く卒業生を軸に、学ぶ会を開催してきましたが、昨年より地域福祉に関心ある方々に対象を広げ。今回で2回目になります。

今回も多くの卒業生が参加して下さいました。また仕事等の理由で今回は参加できなかったたくさんの卒業生も、伝統のルーテルネットに対して、熱い思いを寄せてきて下さいました。

幹事である飯島ともえ(相模原市社協)、池永雄一郎(羽村市社協)、河島京美(元練馬区社協)、桑原信人(全社協)、関根裕恵(西東京市社協)、山本繁樹(立川市社協)、原島博・市川一宏(ルーテル学院大学)が、研修会報告の内容を要約し、思いをまとめ、最後に卒業生の皆さんへの連帯のエールを送ります。

1.基調講演:「宮城県における被災地支援の経過と今日における取組み -東日本大震災石巻市等の実践を検証して-」

講師 北川 進氏、元宮城県社会福祉協議会震災復興支援局、現社会事業大学専門職大学院講師 

2023年度の「地域福祉を推進するルーテル学院大学卒業生の集い・希望の会」主催研修会の基調講演は、元宮城県社会福祉協議会震災復興支援局、現社会事業大学専門職大学院講師の北川 進氏により、「宮城県における被災地支援の経過と今日における取り組み -東日本大震災石巻市等の実践を検証して-」というテーマで行われた。

 北川氏は県社協職員として、2011年の東日本大震災において被害が甚大であった石巻市をはじめとした宮城県沿岸部の社会福祉協議会災害ボランティアセンターの応援に入った際の多様な経験を基に、支援の経過と取り組みを検証し直しながら報告してくれた。 

講演のはじめに、「すべては、今後の災害に向けて」の備えのための振り返りと検証であることが強調され、「東日本大震災における急性期の状況」、「ボランタリー支援の成果と課題」、「被災地における地域福祉の取り組み」、「発災から復興の取り組みの時系列的展開の理解」などについて、沿岸部の被災地支援の継続的な取り組みの実体験を踏まえて検証しつつ、系統立てて話された。

「私たちの準備に不足していたことは何か」、「ボランタリーな支援の成果」、「ボランタリーな支援の成果の裏にある課題」、「災害対応を「緊急期・復旧期」しか見通せていなかった」、「「たくさんの方から聴いた「仮設の頃は良かった…」の声」、「「地域のために何か役に立ちたい」思いを持つ地元の方々」、・・・といった報告スライドのタイトルが示す通り、平時からの備えの段階での課題、災害ボランティアセンターの成果と今後の取り組みに向けた課題、生活再建・生活支援・復興期までを見通した段階ごとの具体的な取り組みの成果と課題など、北川氏のソーシャルワーカーとしての視点からの検証を踏まえた講演内容は、「長期的な視点を有しようとすれば、災害時特有の状況や課題だけでなく、通常のソーシャルワークの視点と相通ずるものが多々見えてくる。災害を特別視しない通常のソーシャルワークと重ね合わせる意識が大切ではないだろうか。」というまとめの言葉とともに、研修参加者各自の取り組みを省察さてくれる講演となった。   

文責:山本繁樹(立川市社協、2003年度大学院卒業)

2.実践報告「今、取り組んでいる被災地支援」

講師 吉村 誠司 氏 (通称 助さん)、NGOヒューマンシールド神戸代表 ・ 一般社団法人OPEN  JAPAN 理事

ルーテル学院大学の卒業生(1991年3月卒)であり、著名な防災士でもある吉村氏(通称 助さん)の実践報告は、国分寺市議会議員時代に経験した1995年の阪神淡路大震災における神戸市長田区への支援活動を契機として、被災者支援を自身の使命として二期目の市議会議員選挙に立候補せず、長期間の支援活動に入って以降の自身の全国各地、世界各地での被災者支援の様子を、多様な実践現場の写真とともに報告してくれた。

吉村氏は車両系建設機械・大型特殊免許などを所持しており、重機を駆使して、まずは災害ボランティアが活動できる環境の整備を行う最も初期段階の支援活動や、一般のボランティアでは対応できない倒壊した建物や自動車などの除去作業も全国の仲間や多様なボランティアによるチームを編成して担っている。その中でも被災地域が先祖代々、大切にしてきた文化財の保護の視点など、多様な視点から被災地支援の現場を紹介された。その豊富な実践内容は、20分の報告時間ではとても語りきれない幅広く奥深いものでありながらも、現在も全国各地の被災地の支援の先頭に立って活動している吉村氏の使命感、バイタリティの強さを十分に感じさせる内容であった。

吉村氏は、神戸元気村副代表の活動経験をはじめ、カンボジア対人地雷撤去支援活動、イラクでの反戦活動・医療支援、NGOヒューマンシールド神戸で中越、中越沖地震、パキスタン、中国雲南や四川省、インドネシア地震、アフガニスタン選挙NGO監視団など世界各地で支援活動を展開されており、また、全国各地や学校で講演会や防災の講師を務めている。東日本大震災では、発生直後から初期救援活動に従事し、石巻災害ボランティアセンターと連携するNPO連絡協議会の立ち上げ協力、旧石巻ボランティア支援ベース”絆”代表を経験されている。それらのミクロのみではない、メゾ・マクロシステムに働きかける吉村氏の被災者支援の多様な活動は、ジェネラリストソーシャルワークの視点からも、とても学びの多い内容であった。

※吉村誠司さんの活動の詳細を知りたい方は、吉村さんのフェイスブックをご覧ください。また、吉村さんの国内外の災害支援活動を応援したいという方は、下記の活動カンパ先を活用ください。

吉村さんの国内外災害支援活動カンパ先

 郵便振替口座00980 – 7 – 264796

文責:山本繁樹(立川市社協、2003年度大学院卒業)

3.グループワーク

 講演、実践報告を受けて、参加者は小グループに分かれ「防災への取り組みを通した地域づくり」をテーマに討議を行った。30分という限られた時間ではあったが、参加者それぞれの立場や経験から、自然災害に伴い発生する生活課題、地域課題を共有するとともに、現在、地域や各組織行われている実践や、これからソーシャルワーク求められる取り組みについて情報交換を進めた。

 その後再開した全体会で、各グループからの討議結果が報告され、自身の災害支援活動から、要支援者の把握や個別支援計画の策定、災害情報の伝達等で課題がみられること、社会課題の解決に向けてミクロとマクロの両方の視点からソーシャルワークが必要であること、などの意見が出された。また、複数のグループから、北川氏の講演、吉村氏の実践報告に共感する意見が出され、行政や多様な専門職・機関との関係づくりなど平時から災害に備えた取り組みが重要であることを再認識するとともに、復興住宅入居後の生活支援を見据えて災害時の福祉支援活動を展開すること、地域で活動の核となる人を探し継続的な活動となるように支援していくこと、などを参加者で共有した。

文責:桑原信人(全国社会福祉協議会、2020年度大学院卒業)

4.全社協 防災資料の説明  桑原 信人氏

参考情報として配布した、①全国社会福祉協議会の報告書(提言)「災害時福祉支援活動の強化のために -被災者の命と健康、生活再建を支える基盤整備を-」(令和元年9月)、②「災害から地域の人びとを守るために~災害福祉支援活動の強化に向けた検討会報告書~」(令和4年3月)、③内閣府が公開している地域の防災に携わる方のホームページの情報(「公民館における災害対策ハンドブック」「減災のてびき」等)について幹事から説明し、参加者で共有した。

このうち、②について、自然災害が頻発・大規模化し、災害時の福祉支援活動の重要性が高まるなかで、その強化を図るために、災害救助法等を改正し「福祉」の位置づけの明確化を図ること、また、平時から社会的脆弱性を抱えた人びとに寄り添い、支援を行うことができるよう、各地の実情にあわせて「災害福祉支援センター」の整備を図っていくことを提言していることを説明し、福祉関係者による取り組みへの理解を求めた。

①報告書(提言)「災害時福祉支援活動の強化のために −被災者の命と健康、生活再建を支える基盤整備を−」

https://www.shakyo.or.jp/bunya/saigai/fukushishiennkatudou.html

②「災害から地域の人びとを守るために~災害福祉支援活動の強化に向けた検討会報告書」

https://www.shakyo.or.jp/bunya/saigai/teigen/20220331/index.html

③内閣府 地域の防災に携わる方のページ

https://www.bousai.go.jp/kyoiku/keigen/chiiki/index.html

文責:桑原信人(全国社会福祉協議会、2020年度大学院卒業)

5.全体のまとめ 和田敏明氏

卒業生たちの素晴らしい働きに敬意を表したい。

北川さんの話を聞いて、日本中を巻き込んだ大きな災害である1995年阪神淡路大震災とともに、2011年の東日本大震災においても、長期にわたる生活再建が主要なテーマになっていることがわかる。そして、生活の再建を考えると、普段から社会的な課題を持っている方々に問題が集中している事、ボランティアのよる支援のあり方が、本当に被災した方々に良かったか、本人の自立に役立ったのかというソーシャルワーカーの視点を北川さんの報告から学ぶことができた。

ちなみに、ボランティアコーディネーターにソーシャルワーカーの視点からの支援を期待するのは難しく、本人の自立を目指し、寄り添いながら、当事者の視点に立って代弁したり、生活の再建を図る人材が必要ではないかと考えている。

 また、発災時の緊急支援から復旧、復興の時期を経て、生活課題は明らかに変化し、対応も異なることを北川さんの報告から再確認できた。そして、災害によって生じた問題は、今日の1人ぐらしの孤立の問題や高齢者の生活課題と共通し、普段の繋がりが大切であることが分かった。それは、日々の地域づくりの必要性を確認できた。吉村さんの報告から、緊急時対応において、重機を使って支援すること、また企業や様々な業種と連携して、緊急時に対応することの必要性を理解できた。そして被災地支援を専門的に行う人材の社会的役割を確認できた。また、阪神淡路大震災、新潟県中越沖地震、東日本大震災等の地震が続き、どこにいても安心であるということはできない。ならば、被災支援の専門的人材の役割を理解するとともに、被災地という現場に行くこと、そこで様々な経験することが、災害にあった時の対応や支援を組織しコーディネートする力を強めることに繋がると思う。

このような有意義な会を準備して下さった方々に心よりお礼を申し上げたい。そして参加者一人ひとりの働きに感謝したい。

文責:市川一宏(ルーテル学院大学)

6.閉会挨拶「ルーテル・希望の会」

2023年8月26日(土)午後2時~5時、ルーテル学院大学とオンライン参加者のハイブリット形式で開催することができました。

このルーテル希望の会研修会は、卒業生が1年に一度、今社会やまわりで起こっている事について、自分自身の活動を振り返る場として、また卒業生同士のネットワークを作る場として企画しております。

今年は、「被災地の復興とソーシャルワーク」をテーマとし、元宮城県社協震災復興支援局主任主査の北川進先生をお迎えして、東日本大震災の復興の状況から、自分たちの過ごしている地域づくりの視点や、自分たちの身の回りでの災害に備える準備について学ぶ機会が与えられました。また、ルーテル学院大学の卒業生でもある吉村誠司さんが活動されている「ヒューマンシールド神戸」の「今、取り組んでいる被災地支援」の実践報告をしていただきました。そして、その後は「募債への取り組みを等した地域づくり」をテーマとして、グループワークで参加者と共に自分たちの今できることを考える時間を持ちました。

学内では、和田敏明先生、浅野貴博先生もご参加いただきご協力いただきましたこと感謝申し上げます。

研修会終了後は、参加できる方で交流会の場も企画いたしました。参加された方々の自己紹介とルーテル学院大学への思いを語られ、さらにルーテル学院の結束が深められた場になりました。

皆様のご協力により、本日の研修会が実りある学びの場となったこと、また新しいつながりができたことを感謝しております。

また来年も研修会、交流会を企画しますので、今回ご参加できなかった卒業生の方も次回の参加をお待ちしています

文責:関根(岩波)裕恵(西東京市社協、1998年度大学卒業)

7.情報交換会

研修終了後は「うどん鷹」で懇親会を開催しました。

コロナ禍でzoom開催が続いたため、懇親会もできませんでしたが、対面開催なら必須と幹事も楽しみにしていました。

講師の北川先生をはじめ、市川先生、原島先生、学生さんもあわせて19人の参加。はじめまして、でもルーテルの絆ですぐに打ち解けました。

自己紹介から近況報告をして、先生の励ましのお言葉やお互いに応援しあいました。美味しい料理を前に話に花が咲き、時間がいくらあっても足りないほど。

「ルーテルで良かった」と参加者が思える豊かな時間で、来年再会することを誓いあいました。  文責:飯島(藤谷)ともえ(相模原市社協、1996年度大学・2020年度大学院卒業)

8.運営報告

今回は会場での参加と並行して、zoomを使ったオンラインでの参加も併せた「ハイブリット形式」で研修を行い、会場に来られない卒業生でも参加できるようにしました。

オンラインでの参加者は13名予定でしたが、当日欠席が多数あり、8名が参加となりました。

zoomのセッティングに不具合が生じ、グループワークへの移行に時間がかかり、グループワークの時間が少なくなってしまいましたが、参加者は各々に自身の状況、災害に関する地域課題や個々に感じている疑問などの意見を交わしました。

ハイブリット形式での研修会を開催する中で、生じた課題としては、会場の音声や映像をいかにオンライン参加者へクリアに届けるかであり、今回の研修会では、オンライン参加者へ情報提供に反省点もあった。

文責:池永雄一郎(羽村市社協、2007年度大学卒業

私たちからのメッセージ

1.毎年卒業生の皆様には研修のお知らせが届くと思います。

研修のテーマが自分の仕事とは直結しないから…と思っても、知らない分野を学ぶと世界も広がります。そして先生方を始め、懐かしい人たちとの再会や新たなつながりもできます。

また、研修後の懇親会もありますので、ぜひ、来年皆様の研修会&懇親会のご参加をお待ちしています。   飯島(藤谷)ともえ(相模原市社協、1996年度大学・2020年度大学院卒業)

2.ルーテル学院大学を卒業された皆様。
共に学んだ学友と離れ、様々な方面で活躍されていることと思います。
希望の会では世代を超えて、同じルーテルを卒業した仲間と出会うことができます。
その出会いの中では、素敵な発見もたくさんあります。
是非、私たちの輪の中に入ってみませんか。心よりお待ちしております。  

池永雄一郎(羽村市社協、2007年度大学卒業)

3.ルーテル学院大学・大学院卒業の皆様

私は今回は都合がつかず、研修に参加できませんでした。

私と同様に残念ながら参加できなかった方が多くいらっしゃると思います。

この研修は参加することで懐かしのお顔に会い、情報交換、情報共有ができ、仕事の幅が広がること間違いなし!です。

ソーシャルワーカーは何といっても情報収集、ネットワークが大切!

次回はお会いしてともに地域福祉推進を希望をもって語り合いましょう!(^^)!

河島京美(元練馬区社会福祉協議会、2003年3月大学院卒業)

4.今年も希望の会に参加し、ルーテル学院の卒業生のネットワークの広がりを実感しました。それぞれのフィールドで活動、活躍されている皆さまとの出会い、学びの機会を、これからも皆さまで育んでいければと思います。 

桑原信人(全国社会福祉協議会、2020年度大学院卒業)

5.ルーテル学院大学を卒業して日々頑張っていらっしゃる卒業生の皆さん。希望の会では一年に一度集まり、課題を共有しながら明日からの取り組みに繋げる学びと新たな繋がりを作る交流をしています。世代を超えて新たなつながりもできます。

ルーテル学院大学卒業生という誇りと恵みを感じる研修会にあなたもぜひご参加ください。お待ちしています。  関根(岩波)裕恵(西東京市社協、1988年度大学卒業)

6.「地域福祉を推進するルーテル学院大学卒業生の集い・希望の会」は、ルーテル学院大学の全ての卒業生・在学生に開かれている年1回の集まりです。「希望の会」という通称には、在学生・卒業生がそれぞれの道で希望を持って歩めるように、また、少しでも希望が持てる社会にしていこうという会の意図が含まれています。

2022年に行われた希望の会の1回目の研修会では、認定NPO法人抱樸 理事長の奥田知志氏より、「孤立のない社会をめざして~コロナ禍における伴走支援の現場から」をテーマとして講演をいただき、オンラインのブレイクアウトルームでの相互交流では、「コロナ禍における地域課題と地域福祉の展開」をテーマとして話し合いました。

2回目となる今回は、「被災地の復興とソーシャルワーク -地域づくりの視点から-」をテーマとして、北川氏と吉村氏のお話を基に、対面とオンラインのハイブリットにより、「防災への取り組みを通した地域づくり」を踏まえながら、これから必要となるソーシャルワークの取組みについて、今回は卒業生のみならず、大学や大学院の在学生も含めた参加者で話し合いました。

多様な状況のなかでそれぞれに活動している卒業生や在学生のつながり、ネットワークを感じながら情報交換ができることは、温かな勇気や希望をもらえる場ともなっています。

私が敬愛する故中村哲氏は、「一隅を照らす」という言葉を好んで使われていました。有名ではなくとも、それぞれの持ち場を支えている「小さな英雄」は数多くいるのだと。それぞれに多様な状況があるかと思いますが、それぞれの場で、温かな勇気と希望を持って歩んでいきましょう。 山本繁樹(立川市社協、2003年度大学院卒業)

7.幸い、今年になり、コロナ感染によって途切れていた人との関係も徐々に回復してきました。皆さんもそれぞれ大学同期やサークルの仲間との再会も果たしているかと思います。

第2回研修会では、コロナ禍で学んだコミュニケーションの新しい形を活かしたハイブリッド開催ができたことは、つながりを広げることができたのではかと思います。災害経験を丁寧な振り返りにもとづいた北川氏の講演、そして、“瞬時の判断で、今!動く”吉村氏(卒業生)の実践報告は大変示唆に富む内容でありました。一人ひとりのいのちの大切さや緊急時から地域復興へ向けたソーシャルワーカーの視点と関わり方を考えた研修でした。卒業生の皆さんと母校ルーテルでお会いできることを大変嬉しくお思います。来年も多くの皆さんとルーテルでお会いできることを楽しみにしています。

 最後に、大学の報告となりますが、今年はホームカミング・デーを再開しました。ぜひ、来年のホームカミング・デーでも皆さんとお会いできることを期待しています。皆さんの大学の福祉教育への常日頃のご協力に感謝をしています。お願いばかりで恐縮ですが、ぜひ、ルーテルの教育や学びを周りの方々にご紹介ください。ルーテルの輪をさらに広げていきましょう。

原島 博(ルーテル学院大学、1986年度大学卒業)

8.「福祉職が語る ソーシャルワーカーは、新たな絆をつくり、未来の社会を切り開く」『福祉情報』東京都社会福祉協議会、2023年5月号より

<ソーシャルワーカーの使命>

1983年、私は、現在のルーテル学院大学で、社会福祉の専門職であるソーシャルワーカーの養成に携わり、学生の当事者理解と、援助の専門的知識と技術の習得を目指した。本年3月、約40年の教員生活を終えたが、その間、卒業生は、全国の行政、社会福祉協議会、社会福祉法人等の社会福祉領域、医療、教育機関等で重要な役割を果たしている。私の誇りである。

なお、ソーシャルワーカーの使命は、第1に当事者の様々な可能性を活かし、利用者自身が誇りをもって生活できるように、自立を支援すること。そのためには、自分勝手つくる利用者像に当事者を閉じ込めてはならない。「専門職である前に、一人の人間として」当事者理解を深めてほしい。

第2の使命は、サービス、活動、保健医療福祉等の専門職、住民、ボランティアという人材の支援等、コミュニティにある資源を活用し、もしくは掘り起こして、当事者の自己実現を図ること。

<コロナ禍における困難な生活状況にどのように臨むか>

コロナ禍にあって、ひきこもり状態にある人、被虐待児童、自殺者の数はますます増加した。さらに仕事を失った方々が増え、多くの方が生活の場、生活する術を失った。同時に子どもや単身世帯の貧困が広がっている。しかも、コロナ禍にあって、多くのサービスや支援が停滞した。その結果、支援してきた方々が生活困難のただ中に置かれた。また例えば特別養護老人ホームでは、感染を恐れ、家族や友人の訪問を制限せざるをえず、忸怩たる思いをもった。ソーシャルワーカーは、まず今までのサービスや活動を検証し、支援を再編、強化していくことが求められる。

私は、東日本大震災発災後から2020年3月まで、石巻市社協と関わり、地域支援を考えてきた。被災直後の津波による被害を見て、呆然と立ち尽した自分を思い出す。家が流され、家族や友人を失い、失意の中にある方々がおられた。しかも、支援者も傷ついており、支援は難しかった。

お金を失うと生活の危機、名誉を失うと心の危機。希望を失うと存在の危機に直面する。現地のソーシャルワーカーが目指していたことは、互いの存在を認め合い、支え合って共に生きていく寄り添うケアであった。それぞれの人生の一コマ一コマで、様々な出会いがあり、困難を乗り越えていくために、多くの絆が生まれる。第2に、ソーシャルワーカーは、相互の絆と希望のあるコミュニティを創り出す役割が求められる。

<これからの私の挑戦>

 今、福祉系の大学等教育機関に入学する学生が減少している。そして社会福祉機関・団体が求人を出しても応募者が少ない傾向が見られる。しかし、ソーシャルワーカーを必要とする人々は確実に増加している。この閉塞感を打開するために、生活課題に一緒に取り組み、学び、互いに励まし合いながら解決てきた卒業生、仲間と協働して、未曾有の危機に挑戦していきたい。

 なお、ルーテル学院大学と日本福音ルーテル教会の自然災害の被災地支援に関する情報は、以下からごらんになることができます。

学院 https://www.dropbox.com/scl/fi/cpvfhor95xc5ph684nlwc/Project.pdf?rlkey=tsoqaycn36i6kdmohs9rlr1uy&dl=0

教会 https://www.dropbox.com/scl/fi/2xct3jl1w5lzo66jy8esc/JLER.pdf?rlkey=9pufz85k94dffc7jdhyjlacg8&dl=0

市川一宏(ルーテル学院大学)

チャレンジ(「富士登山のご報告」)

 皆さま、こんにちは。ルーテル学院大学の学部、大学院博士前期課程の卒業生の御牧と申します。現在は、静岡県立静岡がんセンターで医療ソーシャルワーカーとして働いています。

 7月28日~29日、静岡県がん患者会一歩一歩の会のサポーターとして、がんサバイバー(がんの闘病を経験された方)と一緒に富士登山に挑戦しました。この患者会は、今年で創立20周年になります。毎年夏に、がんサバイバーの方とサポーターが協力し富士山に登っていましたが、新型コロナウイルス感染症の影響もあり、この活動はしばらく実施できていませんでした。今年は4年振りに富士登山を再開することができました。

 がんサバイバーの方の「富士山に登りたい。頑張るぞ」という思いによって結成された今年のチームには、登山のインストラクター、陸上自衛隊富士駐屯地の曹友会の方々、看護師・理学療法士・MSWの医療関係者など総勢13名のメンバーが参加しました。

 一日目の朝、富士宮口の五合目から登り始めて、標高が高くなるに連れ、息苦しさが生じてきたり、リュックが重く感じるようになったり、足・肩・手の痛みやしびれ、強い日差しを浴びて体力が奪われるなどのつらさもありましたが、みんなでサポートし合いながら、一日目のゴールである八合目の山小屋に無事に到着しました。山小屋ではスタッフの方々の温かいおもてなしと美味しいカレーに心身が癒され、英気を養うことができました。

翌朝の4時40分頃、山小屋の前から美しい御来光を眺めることができました。そして、八合目から頂上を目指してみんなで励まし助け合いながら、ゆっくりゆっくり歩みを進め、参加者全員が登頂し、またその日のうちに五合目まで下山し、無事に戻ってくることができました。

がんの闘病を経験された方と共に一歩一歩踏みしめながら富士山に登ることにより、サポーターの私自身が大きな目標の達成感と勇気をいただきました。

富士山頂で、市川先生はじめルーテル学院大学に連なる方々のことを心に留め、皆さんのご健康を祈願しました。機会があれば、ぜひ皆さんも富士登山に挑戦してみてください。

上:8合目から見えたご来光

下:九合目辺りから見える風景、左手前に見えるのが山中湖

卒業生の仕事紹介(カゴノオト)

この度、市川先生に気にかけていただきこちらにメッセージさせていただきました。

94年に入学して98年に卒業した小清水緑と申します。

2011年の東日本大震災の年に東京から高知県四万十町へ移住しました。

今は、夫と共にカゴノオトという屋号で四万十のものを使ったタルトとシュトーレンを作って全国へ販売しています。この事業も10年が経ち、「何のためにやっているのか」ということを言語化していき、表現していく必要があると考え、今年、理念を作りました。

・カゴノオトに関わる全ての人が豊かになり出会えてよかったと思う事業を展開する。

・出来ても出来なくても認められる社会に貢献していく。

この2つを掲げました。

どちらも大事な理念なのですが、特に2つ目の「出来ても出来なくても認められる社会に貢献していく」というのは、ルーテルで学んだこと、そして、その後、社会福祉のお仕事に携わっていたこと、今も障害を持つ方にお仕事のお願いをしていることなど、自分が生きていて大切にしていることが今の事業につながっているということが表現できていると思っています。

厳しい時代を迎えていると思います。日々、この事業をしていても厳しさをひしひしと感じています。ただ、商売をする。商品を販売する。というだけでなく、自分達のミッションをより明確に商品に乗せて多くの人に届けていきたいと思って日々精進しています。

最後までお読みくださりありがとうございました。

カゴノオトサイト

https://www.kagonote.com/

髙橋健三さんへの感謝

髙橋健三さん、大学の発展期にあって、大学のために誠心誠意働いて下さり、本当にありがとうございました。

私は、1983年にルーテル学院大学で働き始め、本年の3月で40年を迎えました。この間、大学はブラウンホールの増築、トリニティホールの新築、寮の改築、図書館や食堂の増改築、バリアフリーの改修等を行い、大学のカリキュラムの充実と学生定員の増加を図ってきました、しかし、当初は、教職員の数も限られ、財政的にも毎年、大変でした。そのような大学の基盤をつくる1980年、90年代前半に、髙橋さんは本当に大学のために働いて下さいました。その思い出を3つ、上げさせて頂きます。

一つは、学生を守る働き。学生が安心して勉強できるように、バリアを取り除き、枯れ葉が貯まって雨漏りがした時にはその修繕をし、手すりが壊れれば修復し、学生が安心して学ぶ環境を維持して下さいました。また女子学生の寄宿舎が、ICU側にありましたが、不審者が入ってきた時、髙橋さんは危険を顧みず、対応して下さったことを思い出します。

二つめは、大学の自然環境の整備。ルーテル学院大学は、自然の中に校舎がある大学です。秋にはたくさんの葉が落ちてきます。また綺麗な桜が至る所に咲いていますが、花は散ります。髙橋さんは、小型のトラックを使い、落ち葉や花を集め、片づける仕事を1年を通してすることになります。

その仕事を、時には学生のバイトを使って迅速に行って下さいました。小型トラック、長靴姿の髙橋さんを今でも思い出します。

三つめは、建物の将来計画。例えば図書館の活用方法、改築方法や大学校舎の維持運営について、24時間365日、いつも考えて下さいました。朝、そのお考えを中山事務長に相談し、時には口論をしておられました。当時、教職員は、早朝のデスカッションと言っていたことを思い出します。また私が大学に行くと、待っていたかのように、髙橋構想を語るその姿を懐かしく思い出します。

私は、熱き思いと夢を語る髙橋さんの姿勢があったからこそ、困難な時にあっても、大学は将来に向かって、一歩一歩歩んでいくことができたと確信しています。学院にとって、髙橋さんは、かけがえのない方であったのです。

髙橋さんのお働きを振り返り、改めて感謝いたしますと共に、ご家族の皆様に神様からの豊かなみ恵みが注がれますことを、お祈りいたします。

                 2023年7月24日

                 市川一宏

(高橋さんは、昭和30年代に鷺宮にありましたルーテル神学校に勤められ、三鷹に移転した後も、管財責任者として大学・神学校の運営に携わり、定年退職後は図書館司書として2008年まで学生、神学生、院生の学びを支えて下さいました。)

卒業生の仕事紹介(エンプラス)

私たちエンプラスは、2004年の創業以来、ビジネスで来日する外国人材の「住まう」「暮らす」をサポートする企業として延べ8,000社を超える企業にサービスを提供してまいりました。​

来日する外国人材にとって日本は言語や慣習等の障壁が高い事から、「More Value, Less Barrier」というビジョンを掲げ、我々の提供価値が外国人材が直面するバリアを取り払い、来日するための手続き関連のコーディネートから住まい探し、生活立上げ、その後の生活支援をワンストップでサポートする「グローバルリロケーション事業」を展開しています。​

2020年11月よりリコーリースグループとなり、Withコロナ、Afterコロナで需要が高まる来日外国人受入れ支援サポートの拡充を加速しています。外国人材の採用をご検討中の企業様、受入れに課題感を感じられている企業様のお役に立てれば幸いです。​

​日本へ行くならエンプラス、外国人材受け入れ国内No.1企業となるべく日々価値の創造に努めていきます。優秀な外国人材の受け入れや共生を実現することが日本の将来のためになり、そのノウハウを長期的にはアジアへ展開してまいります。グループのリソースやシナジーも余すところなく発揮し、バリアの高いアジア域内において優秀な人材がストレスフリーに移動・就労することで経済発展していく一助になるよう邁進してまいります。

※リロケーションとは:入社や転勤に伴う来日、海外への移動、海外間移動のことです。日本では「リロケーション=留守宅管理」という理解されるケースも多いですが、グローバルな企業活動においてリロケーションというと転勤を伴う異動の事を指します。  代表者雲下加奈さん

先日放映されました!

卒業生の仕事紹介(蘭のすずひろ)

ルーテル学院大学の卒業生が夫婦で経営している蘭のすずひろを紹介します。

私も何度か注文して、蘭の素晴らしさを体感しました。お勧めです。

申し込みは、以下のホームページよりお入り下さい。私は、お世話になった先輩の教員の方々に、お送りしました。https://www.u-agrinet.jp/member/425

2023年7月現在履歴

1. 現在 ルーテル学院大学名誉教授

2.学歴 

 早稲田大学法学部、日本社会事業学校研究科、東洋大学大学院社会学研究科社会福祉専攻博士前期課程・後期課程、ロンドン大学ロンドン・スクール オブ エコノミックス(LSE)特別研究員2002~2004年

3.専門分野:社会福祉政策・地域福祉・高齢者福祉

4.研究テーマ:全国・都道府県・市区町村の行政、社協、民間団体における計画の策定、実施、評価および調査研究、人材養成・研修等に多数関わる。全国各地の実践から、様々な「地域の福祉力」を学び、各地域に合った地域福祉実践を研究テーマとしてきた。特に近年、地域の福祉力を高め、孤立を防ぎ、「おめでとう」で始まり、「ありがとう」で終わる一人ひとりの人生が守られる、希望あるまちづくり、共生型社会づくりに挑戦している。

5.学会の活動

日本地域福祉学会監事、前日本社会福祉学会監事、前キリスト教社会福祉学会会長

6.法人関係

・東京神学大学幹事

・医療法人財団慈生会野村病院監事

・東京都つながり創生財団評議員

・東京都社会福祉協議会評議員

・日本ケアシステム理事

7.最近の主な学外活動 

・三鷹市社会福祉協議会地域福祉活動計画策定委員会委員長・作業委員会委員長(2022年度)、副会長

・三鷹市介護保険事業計画検討委員会市民会議会長

・小金井市介護保険運営協議会会長

・武蔵野市健康福祉総合計画推進会議会長・地域福祉計画策定委員会委員長(2022年度まで)

・調布市高齢者福祉推進協議会顧問

・世田谷区共同募金配分委員会委員長、評議員専任・解任委員会委員長

・練馬区介護保険運営協議会会長

・東京都社会福祉協議会総合企画委員会委員長、法人評議員

・東京都つながり創生財団評議員

・全国ボランティア市民活動振興センター運営委員長(「市区町村社会福祉協議会ボランティア・市民活動センター強化方策2023〜社協VC5つの役割と25の視点』、全社協評議員専任・解任委員会委員、「単位民児協運営ハンドブック(令和4年3月版)」編集委員会委員長

・ニッセイ財団高齢社会助成審査委員

・厚生労働省寄り添い型相談支援事業等選定・評価委員会委員

・『日本の都市総合力評価(JPCI)有識者委員会(Expert Committee)』 委員<社会福祉担当>(森記念財団)

8.最近の講演、執筆等

(執筆)・2022年12月「リーダーに求められる役割」『View221』p.10〜13,全国社会福祉協議会民生部 

・2023年1月「全国大会活動交流集会9民生委員・児童委員を支える民児協機能の強化」報告『ひろば』全国社会福祉協議会民生部 

・2023年2月「市川一宏の足跡~ 50 年の歩みをふりかえって~ 退職記念随筆」ルーテル学院研究紀要『テオロギア・ディアコニア』 ルーテル学院大学・日本ルーテル神学校紀要

・2023年3月「新体制を迎えた単位民児協の運営について」『View227』p.2〜7,全国社会福祉協議会民生部 

・2023年5月「福祉職が語る:ソーシャルワーカーは、新たな絆をつくり、未来の社会を切り開く」東京都社会福祉協議会『福祉情報』

・2023年6月「巻頭言 信州の実践者・開拓者の思いを紡ぐ」『実践者・開拓者であれ!信州の地域福祉の歩み』長野県社会福祉協議会・信州の地域福祉研究会

(講演等)・2022年キリスト教社会福祉学会大会基調講演「危機の中にあるキリスト教社会福祉―新たな使命を考える」

・2022年8月6日「地域福祉を推進するルーテル学院大学卒業生の集い・希望の会」主催研修会 テーマ「コロナ禍における地域課題と地域福祉の展開」基調講演 認定NPO法人抱樸理事長奥田知志氏「孤立のない社会をめざして~コロナ禍における伴走支援の現場から」

・2022年8月27日「縁の会」主催 令和4年度(2022年)研修会 講演「当事者の社会参加とは ~共に歩むソーシャルワーカーの想いとは~」 ソーシャルワーカー 伊藤恵里子(ルーテル学院大学卒業生10期)グループワーク

・2022年度オンライン一日神学校シンポジウム「ルーテルのミッション ~心と福祉と魂と」司会:石居基夫 学長 シンポジスト:市川一宏、ジェームス・サック教授、金子和夫教授

2022年12月22日都立練馬高校 ボランティアの日(東京都・東京ボランティアセンター・練馬区ボランティアセンター共催)

・2023年3月4日 最終講義『市川一宏の足跡』 

・家裁調査官研修7月4,11日『社会福祉学』

・4月〜6月国際キリスト教大学「社会福祉概論」

・京都府・宮城県・横浜市・新潟市・横浜市・岩手県において講演・ワークショップ、民生委員大学において講演・ワークショップ

・自治大学校「地域福祉の課題と自治体の政策〜コロナ禍における地域ケア」(4回)

・中央福祉学院社会福祉主事資格認定通信課程 特別講義『求められる社会福祉〜コロナ後における共生社会の再生をめざして』(3回)

・2023年6月NHK ハートネットTV「フクチッチ」「社会福祉協議会」特集

福祉職が語る『ソーシャルワーカーは、新たな絆をつくり、未来の社会を切り開く』福祉情報

最終講義(2023年3月4日)

最終講義録画

https://www.dropbox.com/s/prbth8qesexd3h6/%E5%B8%82%E5%B7%9D%E5%85%88%E7%94%9F%E6%9C%80%E7%B5%82%E8%AC%9B%E7%BE%A9.mp4?dl=0

最終講義レジメ

https://www.dropbox.com/s/70znhe1bbu1xjax/%E6%9C%80%E7%B5%82%E8%AC%9B%E7%BE%A9%E3%83%AC%E3%82%B8%E3%83%A1%28%E6%8F%90%E5%87%BA%E7%94%A8%293.4.pptx?dl=0

参加者へのメッセージ

https://www.dropbox.com/s/ekapth9ac7ltu9s/%E3%80%90%E9%87%8D%E8%A6%81%E3%80%91%E5%B8%82%E5%B7%9D%E5%8B%95%E7%94%BB.mp4?dl=0