介護保険制度に関する情報提供

皆さん、こんにちは。お元気ですか。

さて、私は、4つの市区で介護保険を含む高齢者保健福祉について、検討させていただくことになっています。それぞれ20年から40年、関わらせて頂いた自治体で、いずれも企画力、実績は優れていると思っています。

ただ、高齢者が直面している問題は、孤独孤立、経済的困窮、終身ケア等の解決困難な問題が多く、それも広範囲に及んでいます。しかも、対応すべき制度も疲労しています。

まもなく、第10期介護保険事業計画の策定のための討議が始まりますが、1年1年が正念場で、委員は、現実のニーズを正確に把握し、また関連制度の全体動向を俯瞰して、可能で有効な施策を作り出すことが必要です。

最近、NHKで、放送100年プロジェクト「福祉をつなぐ」 介護保険25年目の岐路 第1夜(初回放送日:2025年4月21日)が放映されました。添付しましたが、情報が見られない時に、上記の「福祉をつなぐ」にコンタクトして下さい。「人手不足や介護報酬の引き下げなど、介護保険制度が今揺れている。これらはなぜ起こったのか?放送アーカイブスから福祉の課題を紐解き、“これから”を考える新シリーズ「福祉をつなぐ」。初回は、25年の節目を迎える介護保険。第1夜では介護事業所の倒産や休廃業は過去最多にのぼるなか、介護現場で何が起きているのかルポで紹介。さらに制度誕生の背景や、その後の歩みをたどりながら、今に続く課題の深層に迫る。」と書かれています。

関係者と一緒に、協働して、現実の課題に取り組んでいきたいと思っています。

市川一宏