「コロナ禍における地域ケア」に関する中間報告

2022年3月19日、「コロナ禍における地域ケア」というテーマで、講義を行いました。その際に用いたレジメを元に、2020年3月以降、学んだことをまとめましたので、中間報告として情報提供させて頂きます。

本報告は、以下の特徴があります。

1.2020年11月6日より「新型コロナウイルス時代の地域ケアを考えるトークセッション【Zoom 講座】 ~三鷹市・小金井市・調布市の現場から~」をテーマに4回のセッションを行いました。本報告は、そこで討議した内容を元に作成しています。

2.第8期介護保険事業計画・高齢者保健福祉計画として具体化した施策の中から、私が各自治体において特徴と思ったものを例示し、評価を行っています。私は、各自治体の地域には、それぞれに地域特性があり、また特徴的な地域福祉実践があります。その地域特性と実績という木に、新たな取り組みを接ぎ木していくことが大切と思っています。

3.ニーズに関しては、できるだけ調査結果に基づいた客観的なデータを示すようにしました。また、現場の方々からのご報告もお示しし、課題の共有化に努めました。

4.コロナ禍における地域ケアに取り組む基本的視点として、以下の3つを掲げました。

5.東京都社会福祉協議会、全国社会福祉協議会、厚生労働省、東京都老人福祉施設協議会等にも問い合わせ、コロナ禍における地域ケアに関する資料としてまとめました。

6.今回の事例として取り上げた区市、社協は、私が長いところで40年、短くとも20年近く、計画策定において学ばせて頂いた自治体です。考察にあたっては、今までの景観を踏まえ、施策や実践が生まれた背景についても、触れています。

資料は、dropboxにあります。以下から、ご確認下さい。

https://www.dropbox.com/s/qszacxndi7id0xs/2022%E3%82%B9%E3%82%AD%E3%83%AB%E3%82%A2%E3%83%83%E3%83%97%E8%AC%9B%E5%BA%A7%E3%83%AC%E3%82%B8%E3%83%A1%E6%9C%80%E7%B5%823.23.pptx?dl=0