希望ある明日に向かって歩むぞメッセージ
熊本の大学で精神保健福祉士の養成に携わっています。
先日、感動したことを報告します。熊本も新型コロナウイルス感染者が増加し、8月から予定していた病院実習の受け入れができないと幾つかの病院から連絡がありました。15名の実習予定学生のうち、4名が学内実習を余儀なくされました。11名が病院実習に行く予定の最後の講義の前に4名の学生が集まってなにかコソコソとしていました。11名の学生ひとり一人に向けた応援メッセージを書いたカードとお菓子をつめた袋を講義のおわりに渡す準備をしていたのでした。
マタイによる福音書に「人にしてもらいたいと思うことは何でも、あなたがたも人にしなさい」と書かれています。学生時代の私はよく講義をサボり卒業単位もギリギリでしたが教員・先輩・同級生・後輩みんなが知り合いでぬくもりのある小さなルーテルという場所が大好きでした。そのぬくもりは、ダメな部分も含めてありのままの私を認めて支えてくれていたように感じています。特にI先生には胃袋を含め沢山支えていただきました。
今の大学では「ルーテルでしてもらったことは、何でも学生にしなさい」をモットーに日々過ごしています。しかし、学生たちはそんなこと関係なく、勝手にお互いを思いやり支え合っていました。そんな学生の姿に勝手に感動し支えられています。 Patch
投稿日 20年08月26日[水] 5:53 PM | カテゴリー: カテゴリ無し,共助社会づくり,大学関連,希望ある明日に向かってメッセージ,社会福祉関連