信州発 地域でまめに暮らそうフォーラム
長野県社協『地域でまめに暮らそうフォーラム』
2012年度、長野県社会福祉協議会は、「小地域における地域支え合い体制づくり研究委員会」を発足させ、地域福祉活動の本格的検証に入った。そして、委員会を重ね、今回のフォーラムを開催することができた。
その後、報告書とともに、事例集、DVDを刊行し、長野県全域で、地域福祉活動の実績を共有する予定。
私は、ここに、長野県の底力を感じている。
1.今回の事例を学ぶポイント(5つのき)
① きっかけ 気付いて、始める
② キイパーソン(最初の一歩を歩み、それに連なる人がでてきた)
③ 貴重な地域の宝(ひと、もの・・・)
④ 希望・気持ち(思いやり)
⑤ 協働(広がる助け合いの輪)
「来たくなる長野」
2.目標<コミュニティの再生>
①コミュニティに所属するもの同士の相互の関わり
②関わり対するアイデンティティ、愛着
③それらを実現しやすい地理的な空間
④互いを認め合うコンセンサスと一定の規範
⑤コミュニティを支える宗教や祭り等の文化の形成
⑥人材や活動等の一定の地域資源の存在
3.大桑村「ますや」と山之内町「わくわく商店街」活動の特徴
① 地域が直面する問題に答えた活動「足に靴を合わせる活動」
② 資源(ひと、もの、かね、知らせ等)の活用
③ 地域のみんなの居場所、縁側、ほっとできる場づくり
④ 「みんなが参加者」誰がボランティアで、誰が担い手であるか分からない活動
⑤ それぞれの能力を活用した活動=来たい気持ちになってもらう。
⑥ 人を増やす方法:楽しく、無理なく、見える活動
⑦ 「皆で考え、工夫する」組織の透明性
4.茅野市の活動
① 今までの実績と計画があった。
② 地域拠点が4カ所あり、地域に課題に迅速に取り組める。
③ 専門職と住民が協働(互いの役割に関する協議と合意)
④ 住民主体=住民も解決の当事者、互いに助け合う絆とサービスの連携
⑤ 調整する人の配置
5.社協の役割
① 住民の要望を聞くこと
② 求めている人と求められている人を繋ぐ
③ 活動のイメージを一緒に考える
④ 活動をできるだけ多くの人に伝え、理解者を増やす
⑤ 可能な地域の宝を活動希望者に紹介する。
⑥ いつも一緒に悩む
6.総括
① 「タ」互いの協力
② 「ス」進めてみよう
③ 「ケ」健康づくり、元気づくり
④ 「ア」アイデア
⑤ 「イ」居場所、居心地
投稿日 13年03月03日[日] 5:54 PM | カテゴリー: 社会福祉関連