大学関連
みなさん、こんにちは。市川先生にお声掛けいただきメッセージを書かせていただくことになりました。2000年3月卒業の三田響子です
私は、小規模で異動のない仕事がいいな、と人口2万3千人の城山町社協(神奈川県)に就職し、7年後に平成の大合併で相模原市に吸収され、気づけば7か所ある事務所のうちあと2か所でコンプリートな異動要員となっています。そして相模原市社協でのキャリアは古巣の城山町社協の年数をとっくに追い越してしまいました。
令和3年4月から、相模湖地区を担当しています(合併後7か所目の異動(笑))。令和4年4月現在の人口は7400人、高齢化率41%。1年で200人ずつ人口が減っている地域です。事務所からは風光明媚な相模湖の景色が一望でき、毎日「ワーケーションか!」とつぶやかずにはいられない。クリスマスシーズンは相模湖プレジャーフォレストのイルミネーションを目当てに、普段からは考えられない大量の人がひしめき合って駅からのバスに乗っていきます。電車は30分に1本。バスは1時間に1本あるかないか、タクシーは1台(乗務員は80歳代)。自分で運転ができなくなれば、生活費もおろしに行けなくなります。金融機関も統廃合でどんどん数が減っており、スーパーは1軒。ドラッグストアはありません。コンビニはなんとか3軒。お弁当の配達、ネットスーパーも区域によっては来てくれません。個人病院はいくつかありますが、最寄りの大きな病院まではバスを乗り継がないと行けません。友人のご両親が免許を返納するための相談に来られましたが、返納のおすすめは心苦しく、できませんでした。今までの生活の継続が本当に難しくなるのではないかと心配で・・・。
ここは本当に政令指定都市なのかな?と思う地域。
このままここで年を取りたい、住み慣れた我が家で暮らしたいと願う人は多いと思いますが、果たして、出来るのだろうか・・・・・・・・・本当に希望はあるのか、疑心暗鬼に陥ることもあります。
足の問題が解決しないと、住民活動の維持も難しい。でもこの課題は民間組織の地区社協での解決は難しいと思っています。
心配事ばかり並べましたが、地域の方の活動はコツコツと素晴らしいものであることも事実です。ご近所の気になる方の部屋の片づけや草刈り等。「もういい加減にしてくれよ」と言いつつ、お願いすると「しかたないなあ」と引き受けてくださるボランティアの皆さん。ここ1年でご本人が自ら自分の状態を改善しようと頑張り、介護保険を利用できるようになって「最近元気になってきたよ」と報告があった時には、本当に人は、人とのかかわりで変われるのだなと感動。
地域で活動される方も皆さん前向きで、こちらが過剰なことをお願いしているのでは?と心配もあるのですが、「ボランティア活動している間は自分の家のことなんかすっかり忘れて、ストレス解消になるわ!」と言ってくださる方もいて、またまた感動。小地域の担当に戻り、自分の原点である「地域を信じて任せること」の実践ができ、「これだから、社協職員やめられない」と思える瞬間に立ち会えることはこの混沌とした社協業務に従事する中での私の希望の光かなと思います。(だからずーっと現場に居たい!)
ルーテルで過ごした学生時代に、自らが大切にされた経験があるからこそ、「一人一人を大切にする」精神が今でも自分の中に根付いているのかもしれません。目の前の人と自分自身を大切にする人生を楽しく歩んでいきたいと思います。
相模原市社会福祉協議会 三田響子
投稿日 22年09月01日[木] 6:37 PM | カテゴリー: カテゴリ無し,共助社会づくり,大学関連,希望ある明日に向かってメッセージ
皆さん、こんにちは。04年から06年まで、ルーテル学院大学大学院の博士前期課程でお世話になった藤田孝典と申します。
主査である市川一宏先生だけでなく、各福祉領域のスペシャリストであった先生方に研究や学術の基礎を厳しくも温かくご教授いただきました。
当時の私はいわゆるホームレス状態にある方にかかわり、大学卒業後、社会福祉士として、福祉事務所で生活保護担当をしながら、夜間と休日に大学院で指導を受けていました。
働きながら大学院を志望した理由は、生活困窮者に対する支援方法を確立するためでもありました。
当時、ホームレスを含む働ける年齢層に対する福祉事務所の支援は、就労支援、経済的自立に偏り、アルコール依存症やギャンブル依存症、知的障害や精神障害など多様なニーズを抱える方への対応は不十分でした。
そんな福祉事務所内におけるケアや支援に限界を感じ、NPO法人の設立あるいは独立を構想していた際、市川先生や大学院の仲間たちの後押しを受けました。
大学院では、私たち支援者側の枠、基準に当てはめるのではなく、当事者主体で支援関係を構築すること、社会資源がなければ自ら創造すること、実践を言語化して社会発信し続けること、支援介入の際には実証・論拠を大事にする「evidence-based practice: EBP」などを教わりました。
そのような経緯もあり、現在はさいたま市見沼区にあるNPO法人ほっとプラスという生活困窮者支援をする団体のほか、貧困問題を縮減するための反貧困ネットワーク埼玉の組織化、団体運営などをしています。
また、市川先生たちの教え、市川イズムを次世代へ繋ぐため、埼玉県内の複数の大学で社会福祉士養成に取り組んでいます。
さらに2015年から施行された生活困窮者自立支援法の策定にも委員として関わらせてもらいました。課題がありつつも、それによって全国の市区町村に、様々なニーズを抱える困窮者向けの自立相談支援機関が立ち上げられています。大学院での研究、議論、蓄積が具体的な政策立案場面で実用されたことは嬉しかったです。
しかしながら、様々な政策立案にもかかわらず、新型コロナ禍は猛威を奮っています。生活困窮世帯が増加し、相談件数も増え続けています。支援や給付メニューの不足も顕著であるため、政策変更を求めて、与野党国会議員、厚生労働省などへ働きかける毎日が続いています。
政策変更を促すだけでなく、民間企業によるSDGs推進のため、ホテル経営大手企業と共同し、困窮世帯向けのシェルター設置に取り組んでいます。上場企業が困窮者支援に力を貸してくれるのは画期的であり、大変ありがたいことです。
そして、福祉拡充の理解を得るため、相談支援現場の実態、想いを出版物などにしながら社会発信してきました。ネーミングにお叱りを受けたこともありましたが、高齢者の貧困状態を告発する「下流老人」は2015年に流行語としてノミネートされ、様々な政策論争を巻き起こすことができました。市川先生の教え通り、毎年一冊を目標に執筆活動も続けています。
まだまだ不十分でありますが、ソーシャルワーカーとして、当事者に向き合うミクロレベルの相談支援だけでなく、地域や企業、組織を変えるメゾレベルの実践、制度政策や世論に働きかけるマクロレベルのソーシャルアクションなど、幅広い実践を仲間たちとおこなっています。
今後もソーシャルワークの面白さ、醍醐味を後輩に伝えていけるように、皆さんと頑張っていきます。引き続きご意見、ご指導、叱咤激励いただきますようお願いいたします。
藤田孝典
投稿日 22年08月25日[木] 10:31 PM | カテゴリー: カテゴリ無し,共助社会づくり,大学関連,希望ある明日に向かってメッセージ,社会福祉関連
「日々職場と家の往復で場面場面を真摯に向き合ってはきていますが、忙しさから肝心の「人とのつながりで生まれる言葉、動機づけ」を置いてけぼりにしているようでインプットも忘れるべからずですね。ソーシャルワーカーの心に響く学びと出会いの場はなかなかなく、後輩たちにもぜひ参加いただきたいと思います。」RA
「奥田さんの生の話を始めて聞きました。さすがです。課題がきちんと整理されていて、理論的。そして、曲がらない、尊敬です。 家族機能の社会化、葬式を出してもらえるとしたら安心しますね。血縁のない人は地縁が支える。ひとつの答えをもらいました」もみ
「現在、CSWとして生活困窮や精神疾患、様々な生きづらさを抱えた人たちを支援していて、今日の奥田先生のお話しの一つひとつにうなずきながら、改めて伴走型支援について考えさせられました。ひとりにさせない、諦めないでつながり続けることを大事にしていきたいです。」飯島ともえ
「ご講演ありがとうございました。高齢者虐待防止に携っておりますが、虐待が起こる要因は個人・世帯の孤立・孤独だと痛感しています。虐待対応は問題解決型ですが、高齢者が65歳になってから関わったのでは遅くもっと前から予防しなければ虐待は無くなりません。昨年度の関わった調査で自治体等による虐待防止計画が策定されていない実態が把握できたので、今後人口は減少していくため、縦割りで施策を考え、お金を縦割りつけている場合ではないので、「丸ごと」で考えたいと思います。ありがとうございました。」乙幡美佐江
「地域における課題はより幅広い内容が求められると思います。それを忘れずにしたいね、という確認をし合うテーマ、分野を限らず奥田さんたちのように必要なら広げていく、そんな地域福祉について考えたいと思います。」河島京美
「希望の会でさまざまな分野でご活躍されてる卒業生に会え、つながりの場を持つことができ、自身を振り返る機会、視野を広げることができました。また、自分にとって安心、希望を持つことができました。つながることは個人にとって、組織にとってプラスのパワーになると信じています。」田丸隼土
「ソーシャルワーカーの役割は、明日への希望を伝え、共に創っていくこと。ルーテル学院で共に学び合った仲間として、これからも共に支え合い、希望を伝え合い、未来への架け橋を創っていきましょう。それぞれの場でソーシャルワークを実践していきましょう。」山本繁樹
「去る8月6日に開催されました「希望の会」の研修会に参加させてい頂き、ありがとうございました。認定NPO法人「抱僕」理事長、奥田知志先生の基調講演を拝聴しまして、福祉の原点に目覚めさせて頂きました。自分が何のためにこの福祉の仕事をしているのか、あまりにも変化の著しい社会のあり様の中で、迷える子羊の状態に陥り、心が折れそうにになる自分との闘いが多々あります。私も児童福祉現場で長年働きルーテルで臨床心理の分野で学び直し人間理解を深めていく努力をしていますが、眞に「我一人」では生きられない!福祉の原点はこの一点にあることに改めて気づかされました。というより再起されました。「あなたを一人にしない」。これは主イエスキリストがみ言葉を通して示されている「一人一人が愛される存在ある。どんな命も価値ある命である。私が共にいる。」という真理に一致します。キリスト教社会福祉は言葉の実践であることを強く教えられました。福祉のスペシャリストとしてご活躍の方々でさえ、どのような仕事をすすべきか悩みを抱え込むことがありますね。聖書のみ言葉の原点に立ち返って考えると、何をなすべきかは、社会のあり様や人々の暮らしをしっかり捉えながら、援助を必要とする方を覚えて祈りつつ向き合うときに、主がお示しくださると私は信じています。一人ではなく、働き人である私たち自身も共同体として共に繋がり合って、学びを深め励まし合うこの「希望の会は」大切だと思います。これからもメンバーに加えてくださいますようにお願い致します。幹事の皆様・会員の皆様のお働きに、祝福が豊かにありますようにお祈りいたします。」社会福祉法人ベタニヤホーム 綱春子
家族と企業による日本型の社会保障に替わる新しい制度、家族機能を持った住宅という話が考えさせられました。研修会の後もYouTubeの抱樸チャンネルで「希望のまち」や「家族の変容とこれからのケア」などを見ています。準備をして下さった方々に心から感謝いたします。M.K.
希望の会は、ルーテルの皆さんとのつながりを感じた時間となりました。また、来年も近況を語り合う機会が持てればと思います。コロナ禍は続き、さまざまな困難も立ちはだかりますが、このつながりを忘れずに、アフターコロナを見据えて、乗り越えていければと願っています。福祉実践の新たな地平を切り開いている、そんな瞬間に立ち会っているということを頭の片隅に置きながら、力を合わせて前進していきましょう。この会を牽引していただいた市川先生、原島先生、和田先生、幹事の皆さまに感謝いたします。桑原信人
投稿日 22年08月24日[水] 7:20 AM | カテゴリー: カテゴリ無し,共助社会づくり,大学関連,希望ある明日に向かってメッセージ,社会福祉関連
ルーテル学院大学・大学院・神学校卒業生の皆様
皆さん、暑い日が続いていますが、いかがお過ごしですか。
8月6日(土曜日)午後2時より4時半まで、卒業生を対象にした「地域福祉を推進するルーテル学院大学卒業生の集い・希望の会」主催研修会が行われました。参加申し込みは43名を数え、北九州にある認定NPO法人抱僕理事長の奥田知志氏による「孤立のない社会を目指して〜コロナ禍における伴走支援の現場から〜」というテーマの基調講演をお聞きし、グループで分かち合いをしました。私たちの生活、働きの原点を学ぶことができましたこと、心より感謝しております。
Zoomを通してですが、何人もの卒業生と久しぶりにお会いし、励まし、励まし合い、今まで長いこと積み重ねてきたルーテル学院の絆が、厳しい時にあって、なくてはならないものとして、輝き続けていることを私は確信しました。参加者からは、たくさんの感想が届きました。一部ですが、ご紹介します。
「もやもやしていた、仕事の課題が、整理された気分です。ありがとうございました。幹事の皆様、ご準備、今日の時間をありがとうございました」
「奥田先生のお話は気づきの連続でした。日々仕事をしていると、<何のために働いているのか>を見失いかけてしまいますが、奥田先生のお話を聞いて、福祉に携わることの本質的な部分を見直すことができました。」
「まずは先生、幹事の皆様に今日この機会を設けてくださったことに心よりお礼申し上げます。日々職場と家の往復で場面場面を真摯に向き合ってはきていますが、忙しさから肝心の<人とのつながりで生まれる言葉、動機づけ>を置いてけぼりにしているようでインプットも忘れるべからずですね。ソーシャルワーカーの心に響く学びと出会いの場はなかなかなく、後輩たちにもぜひ参加いただきたいと思います。」
「ソーシャルワーカーの役割は、明日への希望を伝え、共に創っていくこと。ルーテル学院で共に学び合った仲間として、これからも共に支え合い、希望を伝え合い、未来への架け橋を創っていきましょう。それぞれの場でソーシャルワークを実践していきましょう。」
「認定NPO法人抱樸の理事長の奥田知志先生の基調講演のなかで、「福祉とは『我一人』ではない生き方を可能にする営み」という言葉が非常に印象に残りました。また、家族形態・機能が時代と共に変化しており、現在社会において全ての人がその人らしい物語を生きていくことができるような共生社会を造っていくために、伴走支援が求められているという説明を伺い、自分の実践について振り返る機会をいただきました。後半のグループワークでは、様々な現場で活躍なさっている卒業生の方々の実践について伺い、社会福祉の価値を共有することができ、大きなエールをいただきました。」
「奥田さんの活動は私たちの活動の励みとなるもので、力強いエールをいただきました。今回は、社協職員だけでなく、医療・福祉の関係者が一同に集い、ルーテルOB・OGの幅広い絆を感じることができました。コロナ禍にあって、それぞれの現場でご苦労され、また奮闘されていることを知り、心強く感じました。」
「奥田先生の話を聞き、より「つながり」を具体的に理解することができました。年々と変化していく地域の動きに 問題解決だけでなく伴走支援の両立が大切だと改めて感じました。 「利他」の考えが印象に残り、 分けたら減るではなく分けたら増える考えをどのように地域住民に根付かせられるか、興味を持っています。」
なお、今回は、飯島ともえさん(相模原市社協)、池永雄一郎さん(羽村市社協)、河島京美さん(練馬区社協OB)、桑原信人(全社協)、関根裕恵さん(西東京市社協)、原島博さん(ルーテル学院大学)、山本繁樹さん(立川市社協)が幹事として準備にあたって下さいました。また、名誉教授の和田先生には進捗状況をたえずお知らせし、ご助言を頂いてまいりました。この方々の働きがなければ、今回の研修会は実施できませんでした。改めて感謝いたします。
そして、厳しい社会だからこそ、互いに支え合っていきましょう。
暑さが続く日々です。ご健康にご留意下さい。またお会いしましょう。
2022年8月21日 市川一宏
投稿日 22年08月22日[月] 11:42 PM | カテゴリー: カテゴリ無し,共助社会づくり,大学関連,社会福祉関連
雨上がりの美
上を向いて歩こう
投稿日 22年07月31日[日] 10:46 PM | カテゴリー: カテゴリ無し,大学関連
大学、大学院、神学校を卒業した皆さん、いかがお過ごしですか。今回、卒業生で本学の教員である原島博先生、卒業生で社会福祉協議会で働く飯島ともえさん、池永雄一郎さん、河島京美さん、桑原信人さん、関根裕恵さん、山本繁樹さんと何度も打ち合わせをし、地域福祉を推進するルーテル学院大学卒業生の集まりを開催することができました。今、社会は混乱の中にあります。私たちも、希望ある明日を描けない戸惑いの中にあります。だからこそ、大切な人、大切なこと、すなわちルーテルの縁を大切にしていきたいと思っています。社会福祉協議会に勤めている卒業生だけでなく、様々な分野で働く卒業生、また今は他の職域や家庭で踏ん張っている卒業生で、地域福祉に関心のある方々、どうぞご参加下さい。お待ちしています。市川一宏
投稿日 22年07月27日[水] 11:22 PM | カテゴリー: カテゴリ無し,共助社会づくり,大学関連,社会福祉関連
2022年8月27日14:00〜16:30に、研修会を開催します。縁の会とは、社会福祉の現場で働く者たちが、志を同じくする多くの方々に集まって頂き、互いに悩みと夢を語り合い、支えあって、新たな気持をもってお年寄り、ご家族、当事者の方々、地域の方々とともに歩むことができればと願う仲間たちの会です。
研修会は、今回で、10回目になります。しかし、コロナ禍にあって、ふりかえってみれば、私たちは、いろいろなことを諦めていました。研修会もそうで、3年近く、開催していませんでした。
確かに、新型コロナウイルスの広がりは、今までの関係を打ち砕き、不安、 恐怖、不信、怒りを生み出し、負の連鎖が広がってきています。だからこそ、私は、大切なもの、大切なことを守る決意が必要だと思います。私は、その中に「人への思いやり」を加えたい。そしてウイルスの脅威にさらされているからこそ、今すべきことを考え、今できることを実践したいと思います。
今回は、浦河べてるの家との関わりが深い浦河ひがし診療所のソーシャルワーカーであり、ルーテル学院大学の卒業生でもある伊藤恵里子さんから、「当事者の社会参加とは〜共に歩むソーシャルワーカーとしての想い〜」というテーマでお話を頂きます。
「どのように支援をするか」とともに、「どうして支援をするのか」という私たちの原点に触れることができると思います。
どうぞご参加下さい。縁の会の仲間たちとお待ちしております。
投稿日 22年07月17日[日] 1:21 AM | カテゴリー: カテゴリ無し,共助社会づくり,大学関連,社会福祉関連
2022年8月10日13:00〜16:20、ルーテル学院大学は、高校生対象に、福祉のしごとについて学びながら理解を深めてもらうことを目的としたプログラムを、対面型とオンラインで行います。
今、社会福祉の働き人への期待が高まっています。是非、ご参加下さい。
投稿日 12:59 AM | カテゴリー: カテゴリ無し,共助社会づくり,大学関連,社会福祉関連
- 論文・報告書等
2021年4月「コロナ禍における地域ケアを考える」p.4『SAI-4月号』埼玉県社会福祉協議会
2021年10月「リーダーに求められる役割」p.10〜13、『View221』全国民生委員児童委員連合会
2021年10月「福祉系大学経営者協議会勉強会2021地域共生社会における福祉人材養成とは、第3部シンポジウム<今後の福祉人材の養成課程を考えるー子ども家庭福祉の課題を中心に」福祉系大学経営者協議会HPに記録が掲載
2021年12月「リーダーに求められる役割(第2回)対談:吉川郁夫氏(大阪市民児協会長)」p.10~13、『View222』
2021年12月「創立70年記念座談会〜東社協10年の歩みとこれからの地域共生社会づくり」『福祉広報』p.2〜5
2022年2月「全国民生委員大会シンポジウム:地域共生社会の実現と民生委員・児童委員活動〜新型コロナウイルス禍を踏まえて考える〜シンポジウムコーディネーター」p.12〜p.17、『ひろば』全国民生委員児童委員連合会、DVD配布
2022年3月「2022年3月、実践報告「移動支援を柱とした住民主体による地域共創モデル事業」講評『第28回ニッセイ財団ワークショップ記録集』p.35・36
2022年3月「はじめに」ⅲ〜ⅷ『単位民児協運営の手引き[令和4年3月版』全国民生委員児童委員連合会
2.講演(研修会講師等)
2020年9月東京都新任民生委員・児童委員研修『地域福祉の支えてとして民生委員・児童委員』(DVD)を2021年度も配布、
2021年7月5日・12日講義「社会福祉学」家庭裁判所調査官養成研修、裁判所職員総合研修所
2021年8月講演「地域共生社会の実現に向けて」とパネルディスカッション、広島県地域共生社会推進フォーマル(DVD+ホームページ掲載)
2021年8月講演「地域福祉の動向と地域福祉コーディネーターへの期待」長野県地域福祉コーディネーター養成研修、長野県社会福祉協議会
2021年10月コーディネーター「福祉系大学経営者協議会勉強会2021地域共生社会における福祉人材養成とは、第3部シンポジウム<今後の福祉人材の養成課程を考えるー子ども家庭福祉の課題を中心に」福祉系大学経営者協議会HPに記録が掲載
2011年10月講演「コロナ禍における民生委員・児童委員・民児協活動」『福祉と共生のまちづくり研修会』大阪府民生委員児童委員連合会(オンライン研修+DVD配信)
2021年10月・12月・2022年2月講義「地域福祉をめぐる課題と展望」自治大学校
2021年11月コーディネーター「全国民生委員大会シンポジウム:地域共生社会の実現と民生委員・児童委員活動〜新型コロナウイルス禍を踏まえて考える〜」全国者会福祉協議会民生部
2011年11月講演「コロナ禍においても民生委員・児童委員活動を進めるために〜リーダーに求められる役割〜」札幌市民生委員児童委員会長研修(録画配信)
2011年11月上野谷加代子氏と対談「民生委員・児童委員のお悩み解決!方面道場(基礎編)大阪府民生委員児童委員連合会(DVD配信)
2022年1月講演「社協がボランティアセンターを担う意義とは」山口県社協市町社協地域福祉・ボランティア担当職員研修会(ライブ配信)
2022年2月講演とシンポジウムコーディネーター「民生委員・児童委員活動を進めるために〜都道府県・指定都市民児協のリーダーに求められる役割〜」民生委員大学
2022年2月講演「高齢者が安心して暮らし続けることができる地域づくり」香川県善通寺町
3.他組織における役員等
・三鷹ネットワーク大学推進機構副理事長
・東京神学大学評議員
・福祉系大学経営者協議会理事
・医療法人財団慈生会野村病院監事
・世田谷区者会福祉協議会評議員専任・解任委員会委員長
・東京都つながり創生財団評議員
・東京都社会福祉協議会法人評議員
4.学会活動および地域・社会における主な活動 (学会の役員、査読委員、その他役割など)
・日本社会福祉学会監事
・小金井市介護保険運営協議会会長
・調布市高齢者福祉推進協議会顧問
・三鷹市介護保険事業計画検討市民会議委員長(2021年度)
・三鷹市社会福祉協議会地域福祉活動計画策定委員長
・武蔵野市健康福祉総合計画推進会議会長・地域福祉計画策定委員会委員長
・練馬区介護保険運営協議会会長
・世田谷区共同募金配分委員会委員長
・東京都社会福祉協議会総合企画委員会委員長
・全国社会福祉協議会全国ボランティア市民活動振興センター運営委員長、「単位民児協運営ハンドブック」編集委員会委員長
・『日本の都市総合力評価(JPCI)有識者委員会(Expert Committee)』 委員<社会福祉担当>(森記念財団)
・厚生労働省寄り添い型相談支援事業等選定・評価委員会委員
投稿日 22年05月24日[火] 7:08 AM | カテゴリー: カテゴリ無し,大学関連,社会福祉関連
ルーテル学院キリスト教週間の4月20日(水曜日)、礼拝堂で「大切なことは、目に見えている」というテーマのメッセージを行いました。いろいろな意味で、私にとっても、大切な機会でした。
1.今日の課題
今、私たちが直面している大きな課題は、それは格差です。経済的格差はもちろん、特にひきこもり、孤立といった関係性の格差が社会に広がっています。内閣府は、2019年3月、満40歳から満64歳の者5,000人を対象にした生活状況調査を実施しました。その結果、自宅に半年以上閉じこもっている人が全国で推計61万3千人いること、そしてひきこもりの期間は7年以上が半数を占め、ひきこもりの高齢化、長期化が鮮明になっていることがわかりました。なお、15~39歳の引きこもり状態にある人を加えると、100万人を超えていることになります。そのような中では、希望ある明日が見えない。
私は、恩師から、「お金を失うと生活の危機、名誉を失うと心の危機、希望を失うと存在の危機」であり、社会福祉の使命は、存在の危機に対応して、それぞれの方々が尊い一人の存在であり、持っている希望を消さないこと、希望を届けることであると教えられてきました。
2.希望を届ける働きを学ぶ
私は、希望を届ける働きを学び、実際に見てきましたし、実際に取り組んできました。コロナの影響、不安な世界の動向、頻繁に起こる地震等の自然災害に直面している今だからこそ、困難に直面する人々に希望を届ける働きを振り返りたいと思います。
1924年9月1日、関東大震災が起こりました。建物被害においては全壊が約10万9,000棟、全焼が約21万2,000棟で、190万人が被災し、死者・行方不明者は推定10万5,000人となりました。
その時、日本福音ルーテル教会史には、「10.救護事業の組織化と老人、母子両ホームの設立」として、「わがルーテル教会は、震災の直後直ちに、スタイワルト、滝本幸吉郎、ホールン、本田伝喜の四名を救済委員に任命し、在京のスタイワルトと本田に一任した。麻布のスペイン公使館を借り入れ・・・」と書かれています。スタイワルト先生と本田先生は、臨時の病院等の避難場所を訪れました。留まっているのではなく、避難者の元に駆け寄った。そして、多くの高齢者、母子の方々が生活していく場を提供したのでした。その時スタイワルト先生が掲げた聖句が、「一人のいと小さき者になしたるは我になしたるなり」でした。
3.「大切なことは、目に見えている」
私たちが困難のただ中にあった時に生まれたこの取り組みから2つの社会福祉法人が生まれました。一つは、西東京市にある東京老人ホームで、全国でも先んじて個室化を実現したホームであり、配食サービス、地域支援等、先駆的な実践を行ってきました。また墨田区錦糸町にあるベタニアホームは、ひとり親家庭の自立や乳幼児保育の充実、子育て支援事業を行っています。
その源流を流れる『はっきり言っておく。私の兄弟であるこの最も小さい者の一人にしたのは、わたしにしてくれたことなのである』(マタイによる福音書第25章第40節)という聖句から、私は3つのことを学びます。
①神が最も小さき者を大切にしておられること。
一つ目は、神が最も小さき者を大切にしておられること。聖書には、「私の兄弟であるこの最も小さい者」と書かれています。すなわち、この困難な時代を生き、仕事を失い、また今までの絆を断ち切られ、悲嘆しておられる方々の存在を神が守ろうとしておられる。私は、神がすべての人を祝福されて命を与えられたと確信しています。生まれてきた子どもに、「おめでとう」と言う。
②神が立っておられるところはどこか
二つ目は困難に直面している一人ひとりの存在を知らせるべく、その方々のそばに神がおられること。神が私たちに一人ひとりの存在の大切さを伝えておられる。だからこそ、私たちには、一人ひとりの存在の大切さが見える。
皆さんは、コロナ禍において、何が大切か考える機会がたびたびあったのではないでしょうか。今まで一緒に歩んでくれた大切な家族、友人、共に歩いてくれた人々となかなか会えず、とてつもなく大切な人であったことに気がついたのではないでしょうか。一人ひとりの存在の大切さが見えている
③いと小さき者の一人にしたこと、すなわち共に歩むこと
自分がこれから何に向かっていくのか、何が自分の未来なのか、今をどのよように生きていけば良いのか、私たちは、なかなか答えを見いだせません。私も、今もって確実な正解を見いだせない。今のように混沌とした社会にあって、不安が先立ちます。
だからこそ、私は、皆さんにそれぞれに答えを見いだそうと歩みを始めてほしいと思っています。その歩みは。0か100かの歩みではありません。その間に1から99の可能性があります。そして、私は、いと小さき者と神が言われた方々に、皆さんと一緒に希望を届けたいのです。
そのことによって、たくさんのことを学ぶことができます。支援していたつもりが、助けられていた経験を何度もしてきました。たとえば、自分自身が痛みを抱えているからこそ、同じような痛みを持つ人のことを理解することができる。自分が辛いことを経験したからこそ、今辛い思いをしている方々と共に歩んでいくことができるのではないでしょうか。一人ひとりを大切にする行為から、自分も大切な存在であることに気がつく。今を共に生きていくことによって、過去の事実は変わらなくとも、過去の意味が変わっていく。それが支え合っていくことの意味です。このような大切なことは、目に見えています。
皆さんは、いと小さきもののそばにおられる神を見つけた時、思わず指を指すかも知れません。しかし、指の先にある、いと小さきものとそばにおられる神を見ずに、指の先を見ているのではないですか。本質も見ろと今でも恩師に言われています。本年で39年目になる大学での教員生活をふりかえって、私は、自分の指を見ていたのかもしれないと反省しています。学びのスタートです。
今日の聖句の意味を、一緒に学んでいきましょう。
「はっきり言っておく。私の兄弟であるこの最も小さい者の一人にしたのは、わたしにしてくれたことなのである。」(マタイ第29章40節)
https://youtu.be/ReWHrr3Jya4
録画
投稿日 22年05月04日[水] 8:00 PM | カテゴリー: カテゴリ無し,共助社会づくり,大学関連,教会関連
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