2013年のひな祭り
2013年は、私にとって、忘れることができない年である。これからも、忘れることができない卒業生に思いを送り続けた年である。私が訪問した所で見たすばらしいひな人形を堪能されたい。
京都
唐津
投稿日 14年01月13日[月] 9:40 PM | カテゴリー: 大学関連
Ichikawa's Office
大学関連
2013年は、私にとって、忘れることができない年である。これからも、忘れることができない卒業生に思いを送り続けた年である。私が訪問した所で見たすばらしいひな人形を堪能されたい。
京都
唐津
投稿日 14年01月13日[月] 9:40 PM | カテゴリー: 大学関連
2012年から2013年、病気療養中の大切な卒業生に、大学に咲く花の写真とメッセージを送り続けていました。その時の写真です。大学に勤めてから本年度で30年目を迎える私ですが、こんなにたくさんの花が咲いていたとは、気がつきませんでした。
東門の梅 中庭のパンジー
そっと咲くクロッカス スイセン
花の品格 紫の鈴の花
前田ゲート(前田ケイ先生の寄付によって建てられた)のすずらん
黄色いスイセン 白いスイセン
咲き出したツツジ 咲き誇る白い花
大学の椿 紫の鳥のような花
神学生寮を背景に 三鷹集会室前
中庭の桜
投稿日 7:42 PM | カテゴリー: 大学関連
2004年度
【著書・論文・単著】
・ 2004年7月「<生きる>ことへの保障と支援」「<生きる場>としての社会福祉施設」「<生きる歩み>を地域で支える」岡安大仁・市川一宏編著『生きる。生きる<今>を支える医療と福祉』人間と歴史社、113頁~136頁、137頁~154頁、155頁~176頁
・ 2004年7月「価値と倫理を基調にした社会福祉専門職養成教育」(介護福祉教育学会第10回記念講演)『介護福祉教育18』日本介護福祉教育学会、7頁~11頁
・ 2004年12月「現代の課題7 今、キリスト者に与えられた問いとして<高齢社会を生きる>」『信徒の友』12月号、80頁~85頁
・ 2005年3月「都道府県社会福祉協議会の事業」「都道府県社会福祉協議会の組織と経営」『新版社会福祉協議会活動論』全国社会福祉協議会出版部、238頁~256頁
・ 2005年3月「老人福祉制度の現状と課題」「老人福祉サービスの行政と行財政」『老人福祉論』ミネルヴァ書房、49頁~82頁
【その他】
・ 2004年6月「ウォッチング<2004葉祥明氏との対談>「その人らしく生きる・大切なことを大切にできる自分、そして社会を」『月刊福祉』6月号 64頁~71頁、全社協
・ 2004年9月17日<広告>「新世紀・大学と地域の共生ー地域とともに歩み、学ぶ大学を目指します」毎日新聞20面
・ 2004年9月特集座談会「地域福祉型福祉サービスの普及に向けての課題」『月刊福祉』9月号、18頁~27頁
・ 2004年10月 ベタニアホーム第81回ベタニアホーム創立記念会「ミッションとマネジメント」『ベタニアホームだより71』2頁
・ 2004年10月8日「安心して暮らせる社会にー三重県社会福祉大会」『伊勢新聞』9面
・ 2004年12月「ウォッチング<2004年鎌田實氏との対談>「地域に生きるために」『月刊福祉』12月号、60頁~67頁
・ 2004年11月21日 『釧路新聞』
・ 2005年1月<巻頭言>「キリスト教社会福祉の源流ー横軸としての共感と連帯、縦軸としてのキリストの愛」『キリスト教社会福祉学研究37号』日本キリスト教社会福祉学会、2〜3頁
・ 2005年2月「地域を支える福祉拠点<特集の視点>」『月刊福祉2』11頁
・ 2005年2月「安心できる地域を地域のみんなでつくる!」『福祉みやぎNo.506』宮城県社会福祉協議会、2頁~3頁
・ 2005年2月 「社会福祉における公私関係」『社会福祉原論』ミネルヴァ書房 100頁〜117頁 既出原稿に加筆
・ 2005年2月6日「民生・児童委員 担い手ピンチ–全国で欠員3,000人 意欲を促す工夫を」(コメント)『朝日新聞』1面
・ 2005年2月21日「適度なお節介活動 <お互い様>がキイワード」『宮崎中央新聞』1面
・ 2005年3月「講演:「私が変わる、地域が変わる 地域力を高めるためのコーディネーションとは」『徳島県ボランティアコーディネーター研究集会inとくしま報告書』徳島県ボランティアコーディネーター学会 3頁〜12頁
・ 2005年3月『「地域福祉型福祉サービス」のすすめ』全国社会福祉協議会
・ 2005年3月 全国民生委員・児童委員リーダー研修会基調講演「組織で取り組む福祉課題への対応 〜キーワードは共生と連携〜」『同報告書』全国社会福祉協議会民生部
・ 2005年3月 「老人福祉制度の現状と課題」「老人福祉サービスの行政と行財政」『老人福祉論』ミネルヴァ書房 49頁〜82頁 既出原稿に加筆
・ 2005年3月 「都道府県社会福祉協議会の事業」「都道府県社会福祉協議会の組織と経営」『新版社会福祉協議会活動論』全国社会福祉協議会出版部 238頁〜256頁 既出原稿に加筆
【講演・発表】
宮崎県・福岡県・徳島県・愛媛県・三重県・島根県・愛知県・神奈川県・東京都・埼玉県・千葉県・群馬県・茨城県・栃木県・山形県・宮城県・秋田県・北海道等の各地および全国・ブロック・市町村において、「社会福祉法」「地域福祉」等の福祉のあり方、「介護保険制度」「老人福祉」等の制度、「地域福祉計画」「地域福祉活動計画」「保健医療福祉計画」等の計画、「社会福祉協議会」「社会福祉法人」「NPO」等の組織のあり方、「高齢者福祉における保健・医療とのネットワーク」等サービス論、「ボランティアコーディネーター・ボランティアアドバイザーの役割と機能」「ケアマネジメント」等の専門職、「ボランティア活動」「民生委員児童委員活動」「ふれあいいきいきサロン」等の住民活動、「利用者の権利及び地域福祉権利擁護」等の権利に関する講演・研修を行う。
2005年度
【著書・論文・単著】
・ 2005年4月「福祉再考〜人と生き方—-地域に活きる福祉をめざして」『月刊福祉』7月号・8月号46頁~49頁、52頁~55頁
・ 2005年8月「老いて生きる歩みと寄りそう」るうてる法人会連合編集委員会『共拓型社会の創造をめざして 未来を愛する 希望を生きる』人間と歴史社、69頁〜84頁
・ 2006年1月「地域の福祉力を高めるために」『月刊福祉』1月号、全社協、11頁~15頁
・ 2006年2月「社会福祉の新たな挑戦-老いの坂を登りゆく道程に寄り添う」『現代のエスプリ別冊<うつの時代シリーズ>死に急ぐ初老の人々』至文堂、265頁~279頁
・ 2006年3月「社会福祉における公私関係」『社会福祉原論』ミネルヴァ書房、100頁~117頁(既出原稿に加筆訂正)
・ 2006年3月「老人福祉制度の現状と課題」「老人福祉サービスの行政と行財政」『老人福祉論』ミネルヴァ書房、49頁~82頁(既出原稿に加筆訂正)
・ 2006年3月「都道府県社会福祉協議会の事業」「都道府県社会福祉協議会の組織と経営」『新版社会福祉協議会活動論』全国社会福祉協議会出版部 238頁〜256頁 (既出原稿に加筆)
・ 2006年3月「介護予防とまちづくり・地域づくり」『月刊地域保健』東京法規出版、78頁~90頁
【著書・論文・共著】
・2005年8月「高齢者と寄りそって生きた80年・東京老人ホーム」、「<慈愛園>創立86年の魅力」るうてる法人会連合編集委員会『共拓型社会の創造をめざして 未来を愛する 希望を生きる』人間と歴史社、101頁~110頁、181頁~192頁
【その他】
・ 2005年4月 全国民生委員・児童委員リーダー研修会基調講演「組織で取り組む福祉課題への対応 〜キーワードは共生と連携〜」『報告書』
・ 2005年7月 みたかネットワーク大学・大学院第1回まちづくりシンポジウム基調講演「三鷹市における地域ケア〜地域の連携・協力による自立支援」(三鷹市ホームページに掲載)
・ 2005年7月 ふれあい福祉員研修会「小地域における見守り活動の実際」『あいネットあきる野』
・ 2005年8月「社会福祉の展開に見るルーテル法人の伝統と強み(阿部志郎先生へのインタビュー)」「キリスト教社会福祉実践の過去、今、そして未来(座談会)」るうてる法人会連合編集委員会『共拓型社会の創造をめざして 未来を愛する 希望を生きる』人間と歴史社13頁~30頁、31頁~56頁
・ 2005年9月『介護予防事業に係る市町村介護保険事業計画に関する研究報告書』厚生労働省(烏帽子田彰委員長)
・ 2005年12月 第82回ベタニアホーム創立記念会「ミッションとマネジメント」『ベタニアホームだより71』 2頁
・ 2005年12月「地方分権・三位一体改革の中での地域福祉の課題」第54回兵庫県社会福祉大会『兵庫県社協ニュース』
・ 2005年12月「地域に根ざした福祉システムのあり方」『月刊福祉増刊号 新・福祉システム』全社協、52頁~68頁
・ 2006年1月「合併後の私たちのまち、四国中央市を共に創り上げる」『四国中央社協だより』
・ 2006年1月キリスト教社会福祉学会通信「21世紀キリスト教社会福祉実践会議の意義」1頁
・ 2006年2月<ウォッチング・沖藤典子氏との対談>「少子高齢社会における家族、家庭、そして地域」『月刊福祉』2月号、全社協、64頁~71頁
・ 2006年3月 社会福祉学習重要語句集2006全国社会福祉協議会出版部
【講演・発表】
その他、日本キリスト教児童福祉連盟総会・全国社会福祉協議会・医療福祉機構『地域が支えるその人らしい暮らし』・社会福祉職員生涯学習プログラムインストラクター養成研修会・神奈川県・宮崎県「中山間地・過疎地セミナー」・兵庫県社会福祉大会・中国ブロック市区町村社協職員研究集会基調講演・四国ブロック基調講演・福井県福祉教育セミナー・島根県社協管理職研修・宮城県地域福祉専門職研修・埼玉県社協トップセミナー・群馬県保健福祉協議会・愛媛県・栃木県・千葉県、ベタニアホーム・千葉ベタニアホーム等で講演・シンポジウム等
2006年度
【著書・論文・単著】
・ 2006年5月「実践・コミュニティ再生講座 今日のコミュニティ〜虚像と実像(1)」『月刊福祉』5月号全社協、76頁~81頁
・ 2006年6月「同講座 今日のコミュニティ(2)再生をめざした実践に学ぶ」 単著 『月刊福祉』6月号、全社協、72頁~77頁
・ 2006年9月「地域福祉における政策・計画と経営・運営の関係」「高齢者の保健福祉と地域福祉計画」「権利擁護と地域福祉(総論)」日本地域福祉学会編集『地域福祉事典』中央法規
・ 2006年12月「<まちづくり>の拠点として期待されているお寺や教会が果たす役割と可能性」『ボランティア情報12』全国ボランティアセンター 4頁
・ 2007年1月「在宅福祉サービスの考え方」「在宅福祉サービスの内容」編著『地域福祉論』中央法規、9頁~75頁
・ 2007年3月「地域福祉の政策と課題」「これからの地域福祉とソーシャルワーカー」編著『地域福祉論』ミネルヴァ書房、167頁~223頁
【その他】
・ 2006年7月「<特集の視点>自立を支援すること」『月刊福祉』全社協、11頁
・ 2006年12月2日<橄欖>(1面)「一人では生きられない」、9日(1面)「人生に停年はない」、25日(17面)「世の光」『キリスト新聞』
・ 2007年1月「心豊かな地域社会のために<横浜YMCA総主事山根誠之さんとの新春特別対談>」 『横浜YMCA NEWS』2頁~3頁
・ 2007年2月「座談会<人間関係の諸問題にいかに向き合うか」『月刊福祉』3月号、全社協、18頁~27頁
・ 2007年3月「地域福祉の理念〜その概要と課題」『はじめて地域福祉の担当になった方のために』神奈川県保健福祉部地域保健福祉課、1頁~6頁、16頁~21頁
・ 2007年3月「社会福祉教育力を耕す・鍛える–社会福祉専門職養成の基盤強化のために」2007年度全国社会福祉教育セミナー・全体シンポジウム(報告書)、64頁~69頁
・ 2007年3月「ふれあい・いきいきサロンの効果と運営の秘訣」『ふれあい・いきいきサロン活動推進セミナー報告書(講演記録)』埼玉県社協、1頁~12頁
【講演・発表】
・全国社会福祉教育セミナー・全体シンポジウム「社会福祉教育力を耕す・鍛える—–社会福祉専門職養成の基盤強化のために」社会福祉士養成教育の立場から
・地域福祉学会大会20周年シンポジウム「地域トータルケアシステムの構築と地域の福祉力」
・全国民生委員・児童委員協議会「民生委員・児童委員とNPOとの連携」『大会報告書』2007年3月)
その他、石川県・山形県社会福祉士会・宮崎県社会福祉事業団・社会福祉職員生涯学習プログラムインストラクター養成研修会・神奈川県・徳島県社協・山口県社協・島根県社協・埼玉県社協等
2007年度
【著書・論文・単著】
・ 2007年12月「各国・地域の社会福祉—イギリス」『エンサイコロペディア社会福祉学』中央法規、1178頁~1181頁
・ 2008年1月「キリスト教社会福祉教育のグランドデザインと座標軸」『キリスト教社会福祉学研究第40号』日本キリスト教社会福祉学会、14頁~29頁
・ 2008年1月「コミュニティから発信する地域の福祉力、ガバメントからガバナンスへ転換する市町村の姿(巻頭エッセイ)」『アカデミア』市町村アカデミー、2頁~3頁
・ 2008年1月「在宅福祉サービスの考え方」「在宅福祉サービスの内容」『地域福祉論』中央法規 49頁〜75頁 (既出原稿に加筆訂正)
・ 2008年2月「社会福祉における公私関係」『社会福祉原論』ミネルヴァ書房 100頁〜117頁(既出原稿に加筆訂正)
・ 2008年2月「老人福祉制度の現状と課題」「老人福祉サービスの行政と行財政」『老人福祉論』ミネルヴァ書房 51頁〜67頁(既出原稿に加筆訂正)
・ 2008年3月「都道府県社会福祉協議会の事業」「都道府県社会福祉協議会の組織と経営」編著『新版社会福祉協議会活動論』全国社会福祉協議会出版部 238頁〜256頁 (既出原稿に加筆訂正)
・ 2008年3月「地域福祉の政策と課題」「これからの地域福祉とソーシャルワーカー」『地域福祉論』ミネルヴァ書房 167頁~223頁 (既出原稿に加筆訂正)
【その他】
・ 2007年8月「ウォッチング:人と人とがつなぐ地域医療の可能性(医師スマナ・バルア氏と)」『月刊福祉』8月号、44頁~49頁
・ 2007年10月「座談会:地域におけるこれからの民生委員・児童委員の役割」『月刊福祉』10月号、20頁~27頁
・ 2007年12月「2007年度社会福祉トップセミナーシンポジウム1.社会福祉の現況と現場に求められる人材」『月刊福祉増刊号・新福祉システム』(シンポジスト:山田尋志氏・徳川輝尚氏・大塩孝江氏・市川)、33頁~70頁
・ 2007年1月書評「ほんだな」『NPOバンクを活用して起業家になろう!――組織作りから資金調達まで』(北海道NPOバンク編、発行/昭和堂)、『月刊福祉』全社協
・ 2008年3月30日「21世紀キリスト教社会福祉実践会議—排除し合う時代だからこそ存在を受け止める社会が必要」『クリスチャン新聞』p.2
【講演・発表】
日本キリスト教社会福祉学会第48回全国大会基調講演,第16回全国ボランティアフェスティバルあいち・なごやメインテーマトークコーディネーター,社会福祉生涯学習インストラクター研修,全国市町村社会福祉協議会幹部職員講演,全国社会福祉施設長研修会基調講演,市町村アカデミー全国町村長会講演,関東甲信越地区身障者施設協議会基調講演,地域福祉学会北海道ブロック大会講演,宮崎県,神奈川県,東京都社協,奈良県,岐阜県,福井県,島根県,埼玉県,三鷹ネットワーク大学及び各区市における大会講演
大分教会,下関教会,杉並聖真教会,八王子教会,藤が丘教会講壇奉仕等々
2008年度
【著書・論文・単著】
・ 2009年2月「地域福祉の理念〜その概念と課題」『はじめて地域福祉の担当になった方のために』神奈川県、1頁~20頁
・ 2009年2月「社会福祉における地方分権化と地域福祉計画」「地域における福祉サービスの評価方法と実際 第1節 福祉サービスの評価と必要性の考え方」「第2節福祉サービスの評価のシステム」『地域福祉の理論と方法』中央法規 71頁~81頁、259頁~267頁
・ 2009年2月『はじめて地域福祉の担当になった方のために』「地域福祉の理念〜その概念と課題」神奈川県、1頁〜20頁
【その他】
・ 2008年11月「社会福祉教育力を耕す・鍛える—–社会福祉専門職養成の基盤強化のために・社会福祉士養成教育の立場から」(シンポジウム)『2006年度全国社会福祉教育セミナー報告書』日本社会福祉学校連盟・日本社会福祉士養成校協会・日本精神保健福祉士養成校協会64頁〜69頁
・ 2009年2月『月刊福祉』「ほんだな」p.106 阿部志郎・河幹夫著『人と人間—福祉の心と哲学の道』
【講演・発表】
「福祉職員生涯研修課程」指導者養成研修会(中央福祉学院)、青山学院礼拝、東京ソーシャルワーカー協会「福祉労働環境をめぐって」、浦和ルーテル学院宗教改革記念礼拝、全国社会福祉教育セミナーシンポジウム「社会福祉専門職の職域拡大・待遇改善と社会福祉教育—いかに危機をのりこえるか」(コーディネーター)、市町村社協管理職員研修会(中央福祉学院)、宮崎県社協、島根県、世田谷区、福井県、小石川教会、福岡西教会、市ヶ谷教会、
2009年度
【著書・論文・単著】
・ 2009年5月『知の福祉力』人間と歴史社
(書評:阿部志郎先生「ほんだな」『月刊福祉2009年8月号』全社協p.100、岡本榮一先生「書評」『キリスト教社会福祉学研究第42号』日本キリスト教社会福祉学会 135頁~136頁、「葉祥明オフィシャルブログ2010年3月3日」、「福祉堂書店」『社会福祉セミナー2010年4月〜7月号』NHK出版 135頁、福祉新聞2009年)
・ 2009年5月「私たちが目指す地域福祉の姿と社協の役割」『市区町村社会福祉協議会基幹職員研修会共通テキスト』全社協100頁~117頁
・ 2009年9月「困難と希望と」『100周年・ルーテル学院百年の歴史』ルーテル学院、147頁~158頁
・ 2010年1月「地域の福祉力を高めるものは何か」 166頁~167頁、「今、なぜコミュニティを考えるのか」『現代の社会福祉100の論点』<月刊福祉100周年記念増刊号>全社協
・ 2009年9月・2010年12月・3月『まごころ』日本ケアシステム「コミュニティの再生〜虚像と実像」「地域の福祉力ー子どもたち一人ひとりの「縦軸の育ち」の場となる力」「バリアフリーのまちづくり、共生のまちづくりをすすめる力」
【その他】
・ 2009年8月「第2部第1章ルーテルの学校教育(座談会)」85頁〜115頁、綱春子氏と共著「エーネ・パウラス宣教師の働き<愛の実践>」231頁〜236頁、加筆「みどり幼稚園」、加筆「岐阜ルーテル幼稚園」、加筆「愛児園」、「編集後記」 434頁〜441頁るうてる法人会連合編著『キリストの愛を伝え共に成長するー未来を愛する 希望を生きる』リトン
・ (書評)平野隆之著『地域福祉推進の理論と方法』有斐閣『コミュニティ ソーシャル ワーク4号』 90頁地域福祉研究所
・ 「特集社会福祉士国家試験の講評—現場での判断力が問われる」『福祉新聞』2009年10月5 日 3頁
・ 福祉新聞、「過去の意味が変わる」前川隆一『信じるヒント5』2010年1月一粒社 66頁~67頁
・ 「地域福祉推進フォーラム」宮崎日日新聞2月23日
・ 「一人では生きられない」『贈る言葉』九州学院高等学校3月1日
・ 長野県トップセミナー「これからの社会福祉協議会の役割とトップマネジメント」『福祉だより信州』2010年3月 2頁〜4頁
・ 分科会報告「サロン発!元気・いきがいづくり」『第18回全国ボランティアフェスティバルえひめ報告書』3月 24頁
・ 「ソーシャルワーク実践セミナー」宮崎日日新聞3月14日
【講演・発表】
『神奈川県地域福祉推進セミナー「みんなが地域の主役」報告』『練馬パワーアップカレッジ学長記念講演会報告』『川崎区市民講演会報告』『全国民生児童委員講演報告』、福祉職員生涯研修課程指導者養成研修会・社会福祉主事研修会特別講義、広島県社会福祉大会講演、神奈川県社協ブロック研修会講演、東京都市町村職員研修会講演、全国市町村社協管理職研修、茨城県社会福祉法人管理・代表者研修会等
保谷教会、合志教会、大宮シオン教会、知多教会
2010年
【著書・論文・単著】
・ 2010年5月1日「私たちが目指す地域福祉の姿と社協の役割」(既原稿を校正)『基幹社協研修—共通テキスト』全国社会福祉協議会、2頁~22頁
・ 7月1日「介護予防と地域づくり・まちづくり」『社会保障法・福祉と労働法の新展開<佐藤進先生追悼論文集>』信山社、313頁~338頁
・ 8月1日「社会福祉の使命を問う<生きていく>明日を支える」『信徒の友』2010年9月号、教団出版 20頁~23頁
・ 2010年10月1日「市民型アソシエーションと地域型コミュニティ組織」73頁~79頁「地域福祉サービスの経営」139頁~144頁「終章 地域福祉の新たな地平」295頁~305頁、共編著『地域福祉の理論と方法』ミネルヴァ書房
・4月1日、6月1日、10月1日、2011年1月1日「日本ケアシステムへの3つの期待」2頁~6頁「<まごころ>の意味——全国大会<主催者:塩釜センター、場所:東松島>をふりかえって」2頁~6頁、「地域の生活課題に協働して取り組む力——イギリスから学ぶ」2頁~6頁、「サービス利用者の自立した生活を支え、自己実現の機会を提供する力」2頁~6頁『まごころ』全国まごころネットワーク
・ 2011年3月1日「(1)福祉職の現状分析」『福祉職・介護職の人材育成に向けて(イノベーション)』日本学術会議社会学委員会福祉職・介護職人材育成分科会、2頁~7頁
【その他】
・ 2010年9月(ほんだな)貝ノ瀬滋著『小・中一貫コミュニティ・スクールのつくりかたー三鷹市教育長の挑戦』『月刊福祉』全国社会福祉協議会出版部、96頁
・ 2010年12月(ほんだな)藤田孝典・金子充編著『反貧困のソーシャルワーク実践——NPO「ほっとぽっと」の挑戦』『月刊福祉』全国社会福祉協議会出版部、96頁
・ 2011年3月「左近潔先生説教集解題」『説教黙想アレテリア72』教団出版、89頁
【講演・発表】
福島県生涯研修講師スキルアップ研修「~福祉を取り巻く環境と福祉人材養成の意義~」、生涯学習指導者研修(ワークショップを含む)全国社会福祉生涯学習指導者研修、全国社会福祉協議会、東京都特別区市町村職員研修会、「これからの地域福祉のあり方について」「地域福祉推進における行政と住民の協働の意味と実践に向けて」長野県社会福祉トップセミナー講演・シンポジウム、宮城県市町村社協会長・事務局長会議、東京都民生委員協議会(会長研修)、青森県三戸郡60周年記念大会、「民力による社会問題への挑戦」全国ボランティアフェスティバルひろしま<基調シンポジウム『報告書』2 、山形県市町村社協トップセミナー、熊本県社会福祉経営者協議会研修会、熊本県社会福祉士協会、神奈川県地域福祉担当新任職員研修、「都市部における新たな生活・福祉課題と支援活動」、第79回全国民生委員児童委員大会全国社会福祉協議会『ひろば』3頁、世田谷区地域福祉推進大会、全国民生委員指導者研修会、全国市町村社協基幹職員研修、全国社会福祉協議会地域福祉部、茨城県社会福祉法人指導的職員研修、「地域福祉実践とNPOのマネジメント」「これからの地域福祉の経営・運営」長野県地域福祉コーディネーター(ワーカー)養成研修、和歌山市民生児童委員大会、和歌山市民生児童委員大会、京都市社会福祉大会、
日吉教会、静岡教会、室園教会、広島教会
2011年度
【著書・論文・単著】
・ 2011年7月・8月「福祉の原点をひもとくー民生委員・児童委員①②」『月刊福祉』全社協、88頁〜89頁、84頁〜85頁
・ 2011年8月「教育の原点は何か—約30年、大学教育に携わって思うこと」『消防研修』総務省消防庁消防大学校、215頁~226頁
・ 2012年1月「日本キリスト教社会福祉学会の新たなミッション―希望の光を灯す群れとして―」『キリスト教社会福祉学第44号』日本キリスト教社会福祉学会、2頁〜3頁
・ 2012年2月「地域の福祉力を高めるものは何か」『月刊福祉増刊号<現代の社会福祉-100の論点>』全国社会福祉協議会
・ 2012年3月「社会福祉の明日をつくる社会福祉教育—社会福祉の危機を越えて」 川池智子編 『社会福祉の新潮流①新・社会福祉論-基本と事例』学文社
【著書・論文・共著】
・ 2011年9月『提言 福祉職・介護職の専門性の向上と社会的待遇の改善に向けて』日本学術会議社会学委員会福祉職・介護職育成分科会、23頁
【その他】
・ 2011年9月「これからの地域コミュニティと地域福祉を考える〜地域課題を解決するための仕組みづくり」『武蔵野市健康福祉計画策定シンポジウム報告書』武蔵野市、1頁~31頁
・ 2011年10月「今、社会福祉に求められていること」(第88回創立記念会役職員研修会基調講演) 『ベタニアホームだよりNo.99』ベタニアホーム 3頁~7頁
・ 2011年10月「会長挨拶」『キリスト教社会福祉学会通信85号』 1頁
・ 2011年12月「“共に歩む”ボランティア活動が目指すもの」(創立記念講演) 『彰栄』彰栄学園 1頁
・ 2011年10月「会長挨拶」『キリスト教社会福祉学会通信85号』1頁
【講演・発表】
・聖望学園入学式挨拶、彰栄保育専門学校創立記念講演・奈多愛育園60周年記念講演・長野県地域福祉コーディネーター研修・静岡県福祉職員研修者研修・全国市町村社会福祉協議会管理職研修基調講演・群馬県社会福祉協議会市町村社協管理職講演・全国民生委員・児童委員全国大会コーディネーター・神奈川県地域福祉コーディネーター研修基調講演・東京都社協区市町村社協テーマ別情報交換会講演(地域福祉活動計画)・全国生活福祉資金担当者会議講演「生活福祉資金の今日的意義」・家裁調査官講義「社会福祉論」(新人)「ソーシャルワーク」・都道府県社協生涯学習インストラクター研修・特別区高齢者担当職員研修「高齢者福祉」等
新潟のぞみ教会・加茂川教会・津田沼教会・唐津教会
2012年度
【著書・論文・単著】
・ 2013年4月1日「地域の福祉力」『NHKテキスト社会福祉セミナー(4月~7月)』 32頁~47頁、NHK出版
【著書・論文・共著】
・ 2013年3月日本学術会議社会学委員会社会福祉学分科会『災害に対する社会福祉の役割—東日本大震災への対応を含めて』(提言)分担執筆
【その他】
・ 2012年7月 「卒業生のブランド化をめざす」『熊本日日新聞』
・ 2012年8月1日「私がすすめる福祉の本 阿部志郎著『福祉の哲学』」『NHKテキスト社会福祉セミナー(8月~11月)』34頁~37頁、NHK出版
・ 2012年9月「地域の絆を結ぶ社協をめざして」(市区町村社協会長・常務理事・事務局長研修会)『ふくおかのふくし』11頁福岡県社協
・ 2012年9月1日「アンダスタンド(understand)下に気持ちが大事」『おとずれ』7頁横浜市瀬谷区民児協
・ 2012年11月基調講演「今こそ発揮!社協の“総合力”〜社協の“総合力”を発揮するための挑戦〜」平成24年度東海北陸ブロック市区町村社協職員研究集会報告書 7頁~8頁
・ 2012年12・1月「地域福祉をめぐる情勢とこれからの宮城県内の社協の役割とは〜今後の地域福祉活動と地域福祉活動計画策定について〜」『福祉みやぎ』 2頁〜3頁宮城県社協
・ 2013年1月「第53回大会特集〜まとめ〜キリスト教社会福祉実践の使命」『キリスト教社会福祉学研究』 125頁〜126頁、日本キリスト教社会福祉学会
・ 2013年1月「専門家に聞く地域づくりのヒントー将来に向かって、ともに歩むアドバイザー」『月刊地域支え合い情報 8頁全国コミュニティライフサポートセンター(CLC)
・ 2013年1月「活動交流集会③高齢者等の孤立・孤独防止活動の推進〜課題の深刻化を防ぐ見守り・訪問支援活動のための関係機関・団体との連携・協働」『全国民生委員・児童委員大会報告書』6頁〜7頁
・ 2012年2月「ルーテルのミッション〜「おめでとう」で始まり「ありがとう」で終わる人生」『シャロンの花だより』82号、東教区女性会
・ 2013年2月「唐津市ボランティアのつどい」唐津放送放映
・ 2013年3月「地域包括ケアの現実と課題〜ホームヘルプ事業はどうあるべきか」『ヘルパーネットワーク』2頁~7頁全社協全国ホームヘルパー協議会
・ 2013年3月12日「民生委員が研修会」『富山新聞』21頁
・ 2013年3月12日「関係機関と連携を」『北日本新聞』23頁
・ 長野県小地域における地域支え合い体制づくり研究委員会委員長『報告書・DVD』
【講演・発表】
聖望学園入学式挨拶、社会福祉職員生涯学習指導者研修基調講演、東京都高齢者福祉施設管理者研修基調講演「高齢者健康福祉計画」、長野県社協管理職研修、特別区職員研修「高齢者福祉」、長野県地域福祉コーディネーター研修、家裁調査官授業「社会福祉」、社会福祉協議会東海北陸ブロック研究集会講演、山口県社協トップセミナー、全国市町村社会福祉協議会管理職研修基調講演、全国ボランティアフェスティバル「ふれあいいきいきサロン」、全国民生委員大会分科会、十字の園職員研修、神奈川県地域福祉コーディネーター研修講義、社会福祉医療機構「被災地における民間福祉活動を考える」、長崎県民生児童委員大会講演、川崎市、宮崎県、社会福祉士養成校協会中四国ブロック研修集会基調講演、全社協ホームヘルパー研修、全社協児童福祉管理職研修「社会的養護」、都社協「社会福祉施設役職員育成支援プロジェクト」研修、日本児童養護実践学会、岩手県民生児童委員協議会会長・副会長研修会講演、茨城県社協トップセミナー
唐津教会、飯能教会、帯広教会、宇部教会、清水教会、広島教会、東教区女性会、板橋教会
【学会・教育団体等】
・ 日本キリスト教社会福祉学会副会長(2004年より2008年6月まで)
・ 日本キリスト教社会福祉学会会長(2012年より現在に至る)
・ 日本社会福祉士養成校協会副会長(2004年より現在に至る)
・ 日本社会福祉士養成校協会全国社会福祉士模擬試験実行委員長(2007年より現在に至る)
・ 日本精神保健福祉士養成校協会理事(2009年より現在に至る)
・ 日本社会福祉学会理事(2007年より2012年6月まで)
・ 日本社会福祉学会査読委員(2004年より現在に至る)
・ 日本地域福祉学会理事(大会担当理事:2004年より2008年6月まで、2011年より現在に至る)
・ 日本学術会議社会保障・社会福祉研究連絡委員会幹事補佐(2004年・2005年)
・ 日本学術会議連携会員(2006年より現在に至る)・社会学委員会福祉系大学院あり方委員会委員・福祉職介護職育成分科会委員等
・ 大学基準協会特色GP審査委員(2006年・2007年)
・ 認定社会福祉士認証・認定機構理事・研修認証委員会委員長(2011年より現在に至る)
・ 福祉系大学経営者協議会監事(2010年より現在に至る)
・ 21世紀キリスト教社会福祉実践会議委員(2004年より現在に至る)
・ 三鷹ネットワーク大学副理事長(2005年より現在に至る)
・ 日本聖書協会評議員選定委員会委員(2011年)
・ 愛恵福祉支援財団評議員(2011年より現在に至る)
・ 日本社会事業大学専門職大学院第3者評価委員2008
・ 日本社会事業大学の変革と発展に関する検討委員会委員(2011年・2012年)
【法人関係】
・ 学校法人九州ルーテル学院理事・評議員(2004年より現在に至る)
・ 学校法人浦和ルーテル学院評議員(2004年より現在に至る)
・ 社会福祉法人東京老人ホーム理事・評議員(2004年より2012年7月)
・ 社会福祉法人オンリーワン評議員(2010年より2012年)
・ るうてる法人会連合人材養成委員会委員長
【その他の学外活動】
・ 家庭裁判所調査官補採用Ⅰ種試験第一次試験専門試験(記述式)問題作成者(2009年より現在に至る)
・ 石巻市社協地域福祉活動計画作業部会アドバイザー『第2次石巻市社協地域福祉活動計画』(2012年)
・ 三鷹市健康福祉審議会副会長(2004年より現在に至る)
・ 三鷹市社会福祉協議会副会長(2004年より現在に至る)
・ 三鷹市地域福祉活動計画検討委員長(2006年)
・ 小金井市介護保険運営委員会・小金井市高齢者保健福祉計画策定委員会委員長(2006年より2012年)
・ 小金井市地域包括支援センターの運営に関する専門委員会委員(2008年より2012年)
・ 小金井市地域福祉計画策定委員会委員長(2004年)
・ 小金井市社会福祉協議会地域福祉活動計画策定委員長(2006年より2008年)
・ 武蔵野市健康福祉総合計画策定委員会委員長、地域福祉計画部会部会長(2008年より現在に至る)
・ 武蔵野市高齢者保健福祉サービス評価システム検討委員会副委員長(2004年)
・ 武蔵野市地域福祉計画策定委員会委員長(2005年)
・ 武蔵野市福祉総合計画策定委員会評価委員会委員長(2006年より2008年)
・ 武蔵野市地域福祉計画に関する調査委員会委員長(2010年)
・ 西東京市高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画策定委員会委員長(2007年より現在に至る)
・ 西東京市の民生委員推薦のあり方に関する検討委員会委員長(2009年)
・ 練馬区地域福祉パワーアップカレッジ学長(2007年より現在に至る)
・ 練馬区介護保険事業計画策定委員会委員長・練馬区高齢者保健福祉懇談会会長(2011年より現在に至る)
・ 練馬区地域福祉パワーアップカレッジ検討委員会委員長「(仮称)地域福祉パワーアップカレッジの方向性について報告書」(2006年)
・ ねりま区民大学のあり方懇談会座長(2011年)
・ ほほえみサポートちよだ:ちよだ福祉サービス利用援助センター運営委員会委員長(2004年より現在に至る)
・ 世田谷区「地域支えあい活動助成事業」審査委員長(2004年より2012年)
・ 世田谷区共同募金配分委員会委員長(2011年より現在に至る)
・ 世田谷区基本計画審議会委員(2004年3月まで社会福祉担当)
・ 世田谷区指定事業者選定委員(2005年)
・ 世田谷区社会福祉協議会地域福祉活動計画策定委員会委員長(2008年・2009年)
・ 第3次調布市地域福祉活動計画策定委員会アドバイザー『いきいき調布21プラン〜いつまでも住みつづけたいと思うまちづくりを目指して』
・ 川崎市市民アカデミー(財団法人)研修コーディネーター(2004年)
・ 長野市社会福祉協議会地域福祉活動計画評価委員会委員長(2004年より2011年)
・ 神奈川県社会福祉審議会会長、地域福祉推進部会会長(2010年より現在に至る)
・ 横浜保護司選考会委員(2010年より現在に至る)
・ 神奈川県高齢者保健福祉計画評価・推進等委員会委員長(2007年より現在に至る)
・ 神奈川県社会福祉審議会副会長・社会福祉専門分科会会長・地域福祉推進部会会長(2004年より2009年)
・ 宮崎県地域福祉評価事業検討委員会委員長(2004年・2005年)
・ 宮崎県社会福祉協議会山間過疎地における福祉のあり方研究委員会委員長(2005年)
・ 長野県小地域における地域支え合い体制づくり研究委員会委員長(2012年)
・ 長野県社会福祉協議会総合企画部会会長(2004年)
・ 長野県「福祉NPO・ボランティア活動支援事業」審査委員長(2004年・2005年)
・ 長野県「認知症地域支援体制構築等推進事業」推進会議委員(2007年より2009年)
・ 東京都社会福祉協議会総合企画委員会委員長・東京都社協理事(2012年より)
・ 東京都老人保健福祉計画策定委員会委員長(2008より2011年)
・ 東京における共同募金のあり方検討会委員長(東京都共同募金会)(2007年・2008年)
・ 全国社会福祉協議会民生委員・児童委員研修のあり方に関する検討委員会委員長(2011年より現在に至る)
・ 全社協中央福祉学院研修運営委員会委員長(2009年より2012年)
・ 全社協地域福祉型福祉サービス検討委員会委員長(2005年)
・ 全社協『月刊福祉』編集委員(2004年より2007年)
・ 全社協社会福祉生涯学習プログラム委員会委員(作業委員兼任)
・ 全社協市町村社協管理職員研修プログラム検討委員会委員
・厚生労働省介護予防事業に係る市町村介護保険事業計画に関する研究委員会委員(2005年)
2013年度入学式
テーマ「新しい出発のための5つのC」
聖書:「新しいぶどう酒を古い革袋に入れる者はいない。そんなことをすれば、革袋は破れ、ぶどう酒は流れ出て、革袋もだめになる。新しいぶどう酒は、新しい革袋に入れるものだ。そうすれば、両方とも長もちする。」(マタイ福音書第9章第17節)
新入生の皆さん、入学おめでとう。ご出席のご家族の皆さま、関係者の皆さま、おめでとうございます。今日は、新たな学びのスタート台に立つ新入生諸君へ期待を込めて、お話をさせて頂きます。
1.「新しいぶどう酒」と「新しい革袋」
今日の聖句には、「新しいぶどう酒を古い革袋に入れる者はいない。そんなことをすれば、革袋は破れ、ぶどう酒は流れ出て、革袋もだめになる。新しいぶどう酒は、新しい革袋に入れるものだ。」と書かれています。当時は、ぶどう酒をビンではなく、革袋に入れて貯蔵していました。新しいぶどう酒はまだ発酵が終わっていないので、膨張します。古い革袋は固くなっているので破れてしまいますが、新しい革袋は弾力性があるので膨張にもちこたえることができるのです。
私は、新しいぶどう酒とは、私たち一人ひとりがもつ夢・希望だと思います。お金をなくすと生活の危機、名誉をなくすと心の危機、夢・希望をなくすと存在の危機をもたらします。夢は、生きていくために大切な宝であると思っています。
2.夢・希望
ある大企業が、2012年12月、20代~50代と2013年新成人の男女各100人、合計1,000人に対して行った「日本人の夢調査」では、日本人の約76%が現在叶えたい夢があると答えました。また新成人の約85%が夢を持っており、どの世代よりも夢の保持率が高いことがわかりました。
しかし、夢を持っていたことはあるが、現在は夢が無いと答えた人の約78%は、夢が叶ったからではなく、諦めたからと回答しました。もっとも多かった回答者が24歳であったことを考えますと、夢を持って社会人になり、社会の荒波にもまれることで夢を諦めてしまう人が多いと言えるかもしれません。
夢は描くだけでなく、実現するものです。だからこそ、自分にとってふさわしいぶどう酒をもち、それを現実のものとするために、さらにそれぞれの革袋を、学生時代につくっていただきたい。確かに、挫折はあります。しかし、挫折の意味を理解し、実現のためにたえず自らを成長させていってほしい。
厳しい生活の中で、夢を持とうとする子どもたちのことをお話しします。県民の約10%が自宅から避難している現実にあっても、子どもたちは自分の将来を見つめています。桃色の傘をさしてNHKの『八重の桜』に登場している福島県内370名の小学生高学年一人ひとりは、10年後の自分自身に宛ててスケッチブックに書いた短い手紙を持っています。
「10年後の私は、人を助ける仕事をしていますか?」や「よみがえった福島の自然のなかで精一杯生きていますか?」といった内容のメッセージだったそうです。彼らは、困難に直面しつつも、自らの夢の実現に向けて歩んでいきます。私は、彼らが夢を叶えることができるよう、一緒に歩んでいきたいと思っています。
3.アジアの子どもたちが夢を描き、夢を実現する支援(チャイルド・ファンド・ジャパン)
海外の子どもたちが夢を実現できるように支援している活動を紹介します。チャイルド・ファンド・ジャパンという日本の民間非営利団体は、アジアの貧困状態にある子どもたちが幸せに、そして責任ある大人に成長することを願って活動しています。
そもそも、同団体の起源は、第二次世界大戦後、アメリカの民間団体、CCF (Christian Children’s Fund:キリスト教児童基金)による日本の戦災孤児への支援に始まります。アメリカ、カナダ等の多くの方々からの資金援助が届けられ、22年後の1974年のCCFの支援終結までに、延べ86,000名の子どもが支援を受けました。
その支援は、翌年の1975年より、基督教児童福祉会(CCWA)国際精神里親運動部、そして現在のチャイルド・ファンド・ジャパンに受け継がれています。フィリピン、スリランカ、ネパールの子どもたちのためにスポンサー(里親)を募り、資金の提供を受け、今では、5,000名の子どもたちがこの支援により学校に通っています。目標は、子どもたちが学び、自分の夢と希望をもち、それぞれがもっている可能性を生かし成長し、それぞれの夢を実現すること。
今、支援を受けていた子どもたちが大人になって、貧しい子どもたちを支援していく。このような絆が生まれています。チャイルド・ファンド・ジャパンの創立時、また現在の組織において多くのルーテル学院の教員、卒業生等が役割を担っていることは、私たちの誇りです。諸君にも、人のために働くことができる人材に成長して頂きた。
さて、この聖句について、神学者のバークレー(バークレー著・松村あき子訳『マタイ福音書上』ヨルダン社)は、このように言います。「われわれの心は、新しい思想を受け入れるだけの弾力性がなければならない」と。「革袋」とは、自分自身そのものなのであり、問われているのは、私たち自身なのです。そのため、自らが、広さ、強さ、弾力性をもった革袋に育つことが必要です。
そのために、私は、学院だよりに書かれている5つのCを申し上げます。
4.大切な5つのC
①Compassion[共感]
人の悲しみがわかること、そして共に悲しむことです。また、他者の喜びを率直に喜ぶこと。それは大切な人間力です。
②Capacity building[能力育成]
自分の持ち味、弱さ、強みを知ること。弱さを少しずつ改善する謙虚さと、強みを活かす勇気を持って頂きたい。
③Collaboration[連帯]
様々な出会いを通して、人、文化、経験の違いを学び、排除しあうのではなく、互いに助け合い、直面する課題に取り組んでいていくように努力してほしい。
④Challenge[挑戦]
将来の目標を見出し、それに挑戦していくことは簡単なことではありません。自分にふさわしい目標を見つけ、一歩一歩、たゆまず、諦めず、目標に向かって歩んでいくしぶとさを持って頂きたい。
この4つのCを横軸にして、中心に⑤Christ[キリストの愛]という縦軸を置く。キリストは、苦しむ人間の姿に駆け寄り、寄り添い、その痛みを取り去ろうとされました。人間に対する深い愛情があったからです。そこを縦軸として頂きたい。
5.桜の木
私は、入学式の日が桜の満開の時に重なるといいと思ってきました。しかし、2日前の日曜日の早朝、用事で大学に来て桜を見上げた時から、その考えは、誤りであったと思っています。土曜日に仕事で鎌倉市に行った時、ほとんどの桜が散っていましたが、大学では残っていたのでした。待っていてくれたのです。
この礼拝堂を出て、ルーテル学院の建物の周りの桜を見て下さい。昨年の秋に、葉がすべて落ちた枝から、たくさんの若葉が出ています。花の間から、若葉が出て来ているのです。葉が茂り、厳しい夏に太陽の光を受け、養分を蓄え、さらに秋には散り、冬の寒さに耐え、春に花を咲かせる。これが桜の姿です。
また、満開の桜は一瞬ですが、今でもたくさんの桜の花が散らずに、皆さんを心から迎え、祝ってくれています。限られた時に咲き誇る、咲きそろう美しさより、一輪一輪の花にそれぞれの思いやりを感じます。
諸君には、この桜のように、新たな夢をもち、それを実現できる力を身につけて頂きたい。新しいぶどう酒を新しい革袋に入れる学びを、ルーテル学院でして頂きたい。その学びと成長の時に、私たち教職員も、一緒にいたいと思います。
皆さんのルーテル学院での学生生活が、実り豊かな時であるますように、切に祈り、皆さんへの言葉とします。
投稿日 13年04月03日[水] 10:37 PM | カテゴリー: 大学関連
2012年度後期卒業式
テーマ「わたしは必ずあなたと共にいる」
聖書:「モーセは神に言った。<わたしは何者でしょう。どうして、ファラオのもとに行き、しかもイスラエルの人々をエジプトから導き出き出さねばならないのですか。>神は言われた。<わたしは必ずあなたと共にいるこのことこそ、わたしがあなたを使わすしるしである。あなたが民をエジプトから導き出したとき、あなたたちはこの山で神に仕える>」(出エジプト記第3章第11節・12節)
1.「燃えている柴」
芝が燃えている。消えずに、炎が燃え上がっている。その光景を目にしたら、皆さんはどうするでしょうか。
紀元前1280年頃、今から約3300年前、モーセが羊の群れを連れてホレブに来た時、目にしたのは、燃えている柴でした。ホレブとは、「荒涼とした場所、乾き切った場所」の意味であり、ほとんど雨が降らない大地であるホレブの芝が燃えていたのでした。(手島佑郎『出エジプト記—混迷を超えるプロジェクトー』ぎょうせい、p.53,54、平成4年12月)
モーセは、火を消さなければと燃えている柴に近づきます。
2.神との出会い(以降、大串肇『現代聖書注解スタデイ版 出エジプト記』2010年9月、日本キリスト教出版)
その時です。燃えている芝からモーセを呼ぶ神の声が聞こえました。そして神は、モーセに、「エジプトでとらわれている人々を連れ出しなさい」と命じられました。当時のエジプトは、ナイル川の流域に栄えたとても強い国で、イスラエルの人々を支配していました。その支配から脱することは、不可能と思われることであり、容易に引き受けることはできません。
3.モーセの4つの拒否
モーセは、その神からの命じられたことに対して、4回抵抗します。
第1の抵抗は、「私は何者でしょうか、どうして私はこのことをしなければならないのでしょうか」という抵抗です。そのようなとてつもないことを成し遂げられるほど、偉大でも、価値ある人間でもないということを、モーセは自覚していました。
第2の抵抗は、「どうやって神が私を遣わしたと伝え、神のことを人々に伝えたらよいでしょうか」と言う抵抗です。人々は、簡単には信じてはくれません。困惑させるだけだはないかとモーセは恐れました。
第3の抵抗は、「人々が<主がお前などに現れるはずがない>と言って信用せず、私の言うことを聞かない」ならばどうずれば良いのかという拒否です。
そして、さらに、「私は口が重く、舌の重い者です」「どうぞわたしの代わりに誰かほかの人をお遣わせ下さい」とまで言いました。これが第4の抵抗です。
ここまでして、命じられた使命に対して、抵抗するモーセ。神はその抵抗に対して、一つひとつお応えになられました。第1の、「私は何者か、どうして私はこのことをしなければならないのでしょうか」とい抵抗に対する神の答えが、「私は、必ずあなたと共にいる」という答えです。
4.「私は、必ずあなたと共にいる」
私は、大串先生の『出エジプト記』の注解書を読みながら、モーセの生きていく姿に共感を覚えるのです。モーセの一人の人間としての生きる姿、迷う姿を学びます。神の問いかけを何度も抵抗し、そして最後に「共にいる」存在をひたすら信じ、そして歩んでいく一人の人間の姿に感銘を覚えるのです。
5.私の青春時代
私の青春時代も、葛藤の時代でした。「幸せを数えたら片手にさえ余る 不幸せ数えたら両手でもたりない」「幸せを話したら5分でたりる 不幸せ話したら一晩でも足りない」(ばんばひろふみ)私は、良くこの歌を口ずさんだものです。確かに、当時の高校や大学は学園紛争のただ中にあり、混乱していました。何人もが傷つき、そして去って行きました。その時に口にした歌の一つがこの歌でした。
しかし、本当にそうだったのでしょうか。今は、ふりかえって、困難に直面した時に、「共にいる」人がいたし、そして神がおられたと気がつきました。困難だから、大切な存在が見えることを、その時は気付かなかったのです。
6.「私は、必ずあなたと共にいる」という働き
「私は、必ずあなたと共にいる」というメッセージを届け続ける働きを紹介します。
私は、昨年、藤藪庸一牧師にお会いしました。来週、訪問する白浜レスキューネットワークのリーダーです。「自殺しようと苦しむ方々を何とかして助け、人生に希望を失っている方々に、もう一度人生をやり直そうと思ってもらえるように関わっていきたいと願って」、NPO法人白浜レスキューネットワークが立ち上げられました。
和歌山県南部西海岸にある白浜三段壁(さんだんべき)は、断崖絶壁の名勝ですが、自殺者があとを絶ちません。保護した件数は、年間30件を超えるそうです。相談電話は、三段壁以外からもあり、1260件を超えるそうです。また、保護した方々が自立するには、自己破産や就職活動などとともに、もっとも大切な、心身の回復が不可欠です。これらの問題を解決していくために畑を作り共同生活をしていると、藤藪牧師は言われていました。
藤藪牧師は、著書(藤藪庸一『<自殺志願者>でも立ち直れる』講談社)でこう書かれています。「私が何よりもうれしいのは、<略>共同生活を経て、自立していくことです。<略><教会に遊びにおいで><いつでも連絡をちょうだい>自立していく際には、また会えることを祈って送り出します。<略>私との関係を続けて連絡をくれ、そしてなんといってもその人が自立して生き生きと頑張っていることがわかると、私は励まされます。」
今、必要なことは、「共にいる」存在があることを、希望を失いかけている方々に届けることではないでしょうか。「共にいる」働きが、明日の社会を切り開いていくと、私は確信しています。
7.希望を繋ぐ人生のリレー
NHKの『八重の桜』を見たことがあるでしょうか。番組の導入部分の最後に燃える柴ではなく、緑のきれいな柴の上に桜の花のような桜色の傘をさす子どもが映ります。
『八重の桜』の制作担当者にお聞きしました。緑の芝の上で傘を差しているのは、福島県内の小学生高学年の男女370人。幕末の会津の人々が大きな挫折を体験し、その哀しみを克服し再生していく。若者たちに降りかからんとする困難から、若者たちを守り抜いていこうとした主人公八重の思いを、桜色の傘のシーンで表現しようとしたそうです。
そして、370名の子どもたちは、一人ひとり、10年後の自分自身に宛ててスケッチブックに書いた短い手紙を持っています。私は、この希望を一緒に大切にしたいと思っています。
8.「わたしは必ずあなたと共にいる」という希望をもって
卒業生一人ひとりに申し上げる。一人ひとりのスケッチブックに「わたしは必ずあなたと共にいる」という神の言葉を書き、卒業していって下さい。
今、明日を描くことはなかなか難しい。手探りです。だから、精一杯、今を生きる。困難で辛い時にあって、もっとも輝き、そして励ましになることは、「共にいる」という存在です。苦しい時だからこそ、楽しいと思っていた時に気がつかなかった「共にいる」存在を確認できる。一人で生きていると思ったら、一人ではなかったことに、気付くことができるのです。
卒業する一人ひとりの日々の生活を通して、働きを通して、困難に直面し、心を閉ざしている人のその心に、希望を届けて下さい。
卒業、おめでとう。これからもよろしく。
投稿日 10:17 PM | カテゴリー: 大学関連
聖書「わたしの目にあなたは価高く 貴く わたしはあなたを愛し あなたの身代わりとして人を与え 国々をあなたの魂の代わりとする」(イザヤ43:4)
「わたしの目にあなたは価高く 貴く わたしはあなたを愛し あなたの身代わりとして人を与え 国々をあなたの魂の代わりとする」(イザヤ43:4)という聖句は、2007年の入学式に用いました。 この時代とは、大国の世界制覇が始まり、抵抗する者は皆殺しにされ、町や村は破壊し尽くされ、その指導者層は捕虜とされました。当時のイスラエルは、存在の危機に直面するのでした。自分自身の傲慢な心、頭を垂れようとしない生き方が、自由と財産を失い囚われの暗黒時代をもたらした原因であると言われています。
その過酷な現実にあって、(P.D.ハンソン・北博訳『現代聖書注解 イザヤ書40〜66章』1998年、p.102 〜111)「わたしの目にあなたは価高く 貴く わたしはあなたを愛し」と語られているのです。厳しい時にこそ、目に見える器でなく、大切な、本当のものが見えると私は思っています。希望を失い、自分の存在が脅かされた時に、もっとも純粋なかけがえのない愛が、約束として神からしめされたのです。そこに命の光があります。
今、日本社会は、明日を見通せない不安の霧の中にあります。孤独死があとをたちません。子どもの命を奪うような虐待が行われている事実に、心を震わせ、目を覆いたくなる。また、知的障害児を育てていた母が急死し、子どもが餓死していたという事実が身近にあり、耳をふさぎたくなります。子どもは、誰もが祝福されていのちを与えられた。だからおめでとうと言う。この事実を見失ってはならないと思います。
今日、この聖句に関わり、2つのことをお伝えします。一つは、「こうのとりのゆりかご」という熊本の働きです。新聞では、「あかちゃんポスト」とも書かれています。
5年間で、保護した乳幼児は90人近い。そのうち県外が70%近い。
相談件数は年々増加し、23年度は690件。年齢は20歳未満が16%、20歳台は40%で、約60%が30歳未満。理由は、不慮の妊娠。誰にも言えずに葛藤の中にあり、助けを求めている。これは、事実です。
慈恵病院は、1898年、カトリック宣教師J.M.コール神父と5名の修道女により慈恵診療所開設されました。理事長の蓮田先生は言われます。「神様から授かった尊い生命を、何とかして助けることができなかったのか?赤ちゃんを生んだ母親もまた救うことができたのではなかろうか?捨てるという事は子供の命をなくす事につながりかねません。しかし安全なところに預けるという行為はわが子を助けたいという母親の切なる気持ちがそこにはあるのではないでしょうか。その事は将来その子が自分の親が養親であるという事を知り、悩むことがあればその時、「あなたのお母さんは、あなたの命を助けてもらいたいという深い愛情の元に、私達に命を託されたのです。 決してあなたを粗末にした訳ではありません。そして、縁があって今のご両親に育てられたのです。」といってあげたいのです。
「こうのとりゆりかご」の働きには、批判もあります。親が安易に子どもを産むという批判。しかし、たくさんのあかちゃんが捨てられている。性はいのちと関わりがあることを、切に考えなければならない。どの人も、祝福されていのちを与えられた。この事実を見逃せずに、駆け寄っていく人がいるのです。それは、イエス・キリストです。この働きは、ドイツで拡大しています。私は、再度申し上げたい。だれもが、神様から祝福されて命を与えられている。だから、言い続けたいのです。「おめでとう」と。
では、与えられた命の光を、どのように輝かし続けるか、これが2番目の課題です。
最近、「奇跡の一本松」のニュースをお聞きになった方々も多いと思います。
東日本大震災で壊滅的な被害を受けた陸前高田市の有名な「高田松原」は、津波に襲われ、7万本の松の中で「奇跡の一本松」が残りました。ちなみに、高田松原は、明治、昭和期に3度の津波に襲われたので、この松は4度目の試練にも耐えたということになります。
周りは、瓦礫の山。電気も水もない生活に置かれた人々にとって、それは生きる希望となり、感謝の象徴となったのでした。ある意味で、家族、家や財産を失った被災者の方々の境遇と、この「一本松」の姿が、重なったと思います。
海水をかぶり、津波に押し流された漂流物で傷つけられながら、また地盤沈下により冠水し、さらに一本故に遮るものなく、直射日光を浴び、昨年7月には芽生えた新芽を9月には枯らし、10月には根腐れしていることがわかったのでした。しかし、今、この「一本松」から18本の苗ができ、被災から1年半たった9月11日に、たくさんの被災者から感謝を受け、翌日、切り倒されました。
今、被災地の人々は、新たな試練を迎えています。
自分たちで、コミュニティを再建しようとする動きが確実に生まれており、この地道な歩みと足を揃えることが、今、本当に求められていると思います。
しかし、復興の青写真が描かれず、将来を見いだせず、また生活のために、被災地を離れていく方々も多くなっているのです。被災者に違いが出てきています。昨年の3月11日、1年を迎えた時、明日への希望を自ら描くことができにくい高齢の方々の不安が強く出されています。人生の終わりになって、友人を失う、役割を失う、身体的機能の低下。しかし、子どもを失い、孫を失い、たくさんの友人を失う。住むところも、思い出の写真も、家具も流され、残さ
そして冬は厳しい、確かに寒い。底冷えする。何度か仙台や石巻に行きましたが、冬は、いつも体が冷え切り、回復に数日かかります。
私たちは、象徴的な「奇跡の一本杉」になることは、できない。望むこと自体が無理。しかし、被災地支援は、0か100ではない。1から99までの働きがある。今、それぞれの生活の場で、互いに支えあい、生きていくことが大切な時期になっています。その延長線上に被災地支援がある。
聖句に戻ります。「わたしの目にあなたは価高く 貴く わたしはあなたを愛し あなたの身代わりとして人を与え 国々をあなたの魂の代わりとする」聖句に示された神の言葉を信頼し、愛されているという確信をもって、軽々しい言葉ではなく、共にいる存在として、そこに身を置く意味があると思っています。
今日、卒業する諸君には、すべての命が、神から祝福されて与えられたこということをわすれないでほしい。だれ一人として、神様から祝福されない命はないという真実に立ってほしい。誕生日には「おめでとう」と言います。まさに、「おめでとう」なのです。そして、人生の最後にあって、世話になった人に「ありがとう」と言う。「おめでとう」に始まり、「ありがとう」で終わる人生を大切にしたい。その言葉を、それぞれの働く場で、語り続けてほしいのです。
卒業、おめでとう。これからもよろしく。
聖望学園中学校、高等学校に入学する皆さん、入学おめでとう。ご臨席の皆様、ご入学、おめでとうございます。新たな歩みを始める新入生の皆さんに、お祝いの言葉を申し上げさせていただきます。
東日本大震災から1年、日本は復興の真っ最中です。被災をされた方々の中には、苦しくて、心の整理がつかず、今も当時のことや、亡くなられた方を忘れられず、悲しみにくれている人がたくさんいます。
人は誰でも、答えのない悲しみを受け入れることは苦しくてつらいことです。しかし、日本がひとつになり、その苦難を乗り越えることができれば、その先に必ず大きな幸せが待っていると信じています。だからこそ、日本中に届けます。感動、勇気、そして笑顔を。見せましょう、日本の底力、絆を。
高校球児ができること、それは、全力で戦いぬき、最後まであきらめないことです。今、野球ができることに感謝し、全身全霊で、正々堂々とプレーすることを誓います。2012年の高校選抜野球で、石巻工業高校の主将の選手宣誓を聞き、多くの人が涙しました。ルーテル学院大学は、聖望学園も関わりの深い日本ルーテル教団と、石巻市の河北地区、北上地区の仮設住宅の支援に入っており、大震災の大きな被害を見ています。石巻工業高校も被災しました。津波に襲われ、約800人が孤立し、2日目に机を橋にして脱出したそうです。また9月21日に台風15号が襲来し、地盤沈下している校地は水につかりました。彼らは十分な練習ができなかったと思います。なのに、このようなメッセージを全国に送っています。
私は、石巻工業高校野球部の諸君から、3つのことを学びます。私たちは、共に明日を描いていくため、この原点に立つ必要があります。
伝統と実績のある聖望学園でこの3つを学ぶことができます。1日1日を大切に、歩んで下さい。謙虚さ、粘り強さ、希望という3つの期待を申し上げて、お祝いの言葉にさせていただきます。入学、おめでとうございます。
投稿日 12年04月16日[月] 4:05 PM | カテゴリー: 大学関連
ご入学おめでとうございます。入学される方々に、学生生活を通して学んでいただきたいことを申し上げたいと思います。
聖書には、「善きサマリア人」の譬えが語られています。旅人が追いはぎに襲われ、服をはぎ取られ、殴りつけられました。多くの通行人は、倒れている旅人の姿を見て、道の向こう側を通って去っていきました。しかしサマリア人は、倒れている旅人に近寄って傷に油とぶどう酒をつけ包帯をし、泊まる場所を確保し、介抱しました。
このようなサマリア人の行動は、広がってきたボランティア活動の原点であると思います。人のために何かをしたいという気持ちがつながりあって、絆を生み出し、その絆がコミュニティを再生させる。コミュニティの力が、未来の社会を切り開いて行く。インドで貧しい人たちのために働いたマザーテレサは、「愛の反対は憎しみではなく、無関心である」と言いました。もし人が苦しんでいる姿に目を背け、無関心であるなら、その苦しみは決して終わることはなく、連鎖となって広がっていく。私は、自分が、苦しみに直面した時に、その苦しみを受け止め、笑顔に代えてくれた親族、友人、教師のことを思い出します。
住民の生活を支える仕事をしながら、このような「ささやかな絆」が、「皆の笑顔」が、日本ではだんだん消えていくことを心配していた私は、昨年の東日本大震災を経験し、驚きました。全国各地から被災地に届く緊急物資、寄付金、祈り、メッセージ、そして駆けつける人々。家族や財産を失い、ただ呆然と立ち尽くす方々の姿を見て、いてもたってもいられない自分が、たくさんの人々がいるのでした。
東日本大震災から1年と数ヶ月を経て、私たちは、多くの体験をしました。原発の被害、孤立と貧困の広がり等々に直面し、明日が見えない。だからこそ、原点に戻り、私たちの生活の場に、「ささやかな絆」と「皆の笑顔」を取り戻すのです。被災地では、生活の場であるコミュニティを再建しようとする動きが確実に生まれています。自然の猛威にあっても、心に火を灯し、明日を目指して生きている方々と共に歩みたい。ボランティア活動を手話では、「共に歩む」と表します。
私は、今、3つのことが大切だと思っています。
第1は、今、自分にできることをすること。「現地に行って、支援のために働くことができないので、心が痛む」と良く言われます。しかし、ボランティアとは、「一か百か」ではない。たとえば、1か100かの2つの選択肢ではなく、その間には、98通りの働きがあるのです。
第2は、相手を理解する謙虚さと、相手を理解する力、関わっている方々と共に歩む力を養うこと。相手を知らなければ共に歩むことはできない。個々の状態も違うのであり、必要とされていることを判断する力が求められる。そして“May I help you?”というイギリスで日常的に使われる言葉がボランティア活動の原点だと思っています。自ら申し出ますが、判断を相手に委ねるのです。
第3は、続けることです。被災なさった方の悲しみは、深い。そして、決して消えない。でも、私は思っています。天国におられる方々は、今、生きておられる方々の悲しい顔を望んでいないと。だから、被災しているといないとに関わらず、私たちが共にいること、明日があることを、様々な働きを通して届け続けていくことが大切です。
私は、様々な講演の場で、いつも「被災地の復興は私たちの未来。それは、笑顔の連鎖、絆の再生である」と申し上げます。今、日本全国で、世界で、様々な悲劇が生まれている。戦争は憎しみを残し、憎しみに連鎖がさらなる紛争を生み出す。私たちが生活する場でも、日々孤独な死や、大切な子どもの命が奪われていく。そのあまりにも悲しい現実に立ち、共にコミュニティの復興を図っていくこと。
繰り返しになりますが、それぞれが、精一杯、自分らしく生きていきたいという思いを受けとめ、一人だけで抱えきれない解決困難な事実を一人で解決する必要はないということを伝え続ける人が、今必要とされています。「共にいる」人の存在を知ることによって、その人は今を歩き始めることができる。そして、その人の明日が見えてくる。また、今を生きることによって、その人の過去の事実は変わらなくとも、過去の意味が変わるのです。過去の事実が変わらなくとも、その意味が劇的に変わるのです。
サマリア人の行いを示し、「行って、あなたも同じようにしなさい」と言われたイエスの御言葉を、入学される方々と、一緒に学びたいと思います。
2011年度3月卒業式
「いのち」
聖句:ヨハネ13章3節〜5節「イエスは、父がすべてを御自分の手にゆだねられたこと、また、御自分が神のもとから来て、神のもとに帰ろうとしていることを悟り、食事の席から立ち上がって上着を脱ぎ、手ぬぐいを取って腰にまとわれた。それから、たらいに水をくんで弟子たちの足を洗い、腰にまった手ぬぐいでふき始めた。」
1)鉱山労働者の救い
「私たち33人は、待避所で無事にいます」
現地時間2010年8月5日にチリ共和国のサンホセ鉱山で大きな落盤事故が発生しました。この鉱山は、地下に向かって螺旋状の一本道が掘られており、地下460メートルの地点で落盤が起こり、700メートルの地点で働く作業員33名が閉じ込められました。3メートル近くまで大量の土砂が押し寄せたと聞きます。その後、再度の落盤があり、坑道は暗闇に包まれました。その地域は事故が多いく、生存は絶望視され、鉱山落盤事故は大きく取り上げられませんでした。
しかし、救助隊は、確認のため、700メートルの地点にある避難所まで直径8センチのドリルで掘りました。そして、そのドリルを引き上げてみると、先端に赤い字で書かれた紙が貼られ、そこに、「私たち33人は、待避所で無事にいます」と書かれていました。事故後18日たって始めて生存が確認されました。後は、連日テレビに映し出されていましたので、ご存じだと思います。
さて、私たちは、送られてくる「いのち」のメッセージを、見逃していないでしょうか。心を開き、見ていないと、「いのち」のメッセージを見逃してしまいます。今、私たち自身の生き方そのものが問われているのです。
2)イエスが示した「いのち」を大切にした生き方
今日の聖句には、こう書かれています。
「イエスは、父がすべてを御自分の手にゆだねられたこと、また、御自分が神のもとから来て、神のもとに帰ろうとしていることを悟り、食事の席から立ち上がって上着を脱ぎ、手ぬぐいを取って腰にまとわれた。それから、たらいに水をくんで弟子たちの足を洗い、腰にまとった手ぬぐいでふき始めた。」
祝宴で客の足を洗うことは、奴隷のつとめでした。(バークレー184) 当然舗装されていない道は、雨には泥んこになり、また夏には乾燥してほこりだらけになります。その道を、2,3本のひもで結びつけられた簡単な底革でできている「履物」を履いて人々は歩きます。ですから、足を洗わずに家の中に入ると、家が汚れてします。家の戸口には水がめが用意され、召使いが水差しとタオルをもって、足を洗っていました。
その召使いの役割を、なぜイエスが果たされたか。神学者のバークレーは、言います。食卓を囲む、イエスの小さな群れには召使いがいなかった。イエスはそれを見抜かれた。私たちに、イエスの役割を担う者を求めた。社会にあって、跪いて人の足を洗う人の役割を求めたのです。腰にタオルをつけ、弟子たちの足下に膝をついている神のみ子の姿を思い、バークレーは、イエスを「仕える王者」(バークレー185-7)と言います。
謙虚さを持って、ひざまずき、「いのち」を仰ぎ見る。そこから、それぞれの「いのち」への尊敬が生まれるのです。
3)日本が置かれている状況
そのような事故を目のあたりにて数ヶ月後の2011年3月11日、東日本大震災が起こりました。学長室で会議していた私も、長く続く大きな横揺れに驚き、中庭に出ました。そして、経験のしたことのない大地震と、連続する余震、混乱する社会状況に直面して、私はしばらく中庭の椅子に座り、今、どのような対応をすべきか神に問いかけていました。
自然の驚異に私たちは、しばらく、ただ呆然と立ち尽くすのみでした。では、私たちは、自然の前に、希望を投げ捨てるのでしょうか。
私は、被災地を訪問し、何人もの友人たちに会いました。まだ瓦礫が片付かず、生活の拠点を失った方々の生活の場が築かれていない現実、支援が遅れている現状を何度も見てきました。しかし、自分たちで、コミュニティを再建しようとする動きが確実に生まれていることを知りました。自然の猛威にあっても、心に火を灯し、明日を目指して生きている「いのち」を、共に大切にしたいと思っています。復旧に三年、復興にさらに三年と言われています。被災地で生まれた「希望の光」、輝く「いのち」と共に歩みたい。
4)今、「いのち」の意味が問われている
では、「いのち」とは、なんでしょうか。
① 「いのち」とは、明日への希望を生み出すもの
私は、第1に、「いのち」とは、生きることそのものであり、明日への希望を生み出すものだと確信しています。
被災地の状況に直面し、たくさんの物資が現地に届けられました。日本全国から、世界から、たくさんの支援が届きました。
また、高校生が歌う歌が、心を打ちました。仙台市立八軒(はちけん)中学校吹奏合唱部が「あすという日が」という歌を歌いました。これは、全国大会で歌う予定でしたが、震災を理由に辞退し、避難場所で歌ったことから、たくさんの声になりました。盛岡市立北陵中学校吹奏部は、手話を加えました。今でも、その時の感動を私は覚えていますし、全国各地で歌い続けられています。
「あすという日が」 作詞 山本 瓔子 作曲 八木澤 教司
大空を 見上げて ごらん あの 枝を 見上げて ごらん
青空に 手をのばす 細い枝 大きな 木の実を ささえてる
いま 生きて いること いっしょうけんめい 生きること
なんて なんて すばらしい あすと いう日が あるかぎり しあわせを 信じて あすと いう日が あるかぎり しあわせを 信じて
あの道を 見つめて ごらん あの草を 見つめて ごらん
ふまれても なおのびる 道の草 ふまれた あとから 芽ぶいてる
いま 生きて いること いっしょうけんめい 生きること
なんて なんて すばらしい あすと いう日が くるかぎり 自分を 信じて
あすと いう日が くるかぎり 自分を 信じて
それぞれの「いのち」が希望を生み出し、輝いているのです。
② 「いのち」とは、共に輝くもの
私は、第2に、「いのち」とは、共に輝くものであると思います。悲しみも、喜びも、それぞれの「いのち」から生み出される。
2005年に福音ルーテル教会の12歳から18歳までのティーンズ72名が集まり、まとめた詩集『「いのち」の詩』を見て、感動する詩がいくつもありました。名前が書かれていませんでしたが、それから一つを紹介します。
「いつも励ましてくれる人がいる
いつも勇気づけてくれる人がいる
いつも笑わせてくれる人がいる
いつも楽しませてくれる人がいる
一緒に泣いたり助け合ったり・・・ だからお互いを大切に」
その詩から、いのちが共に躍動していることがわかります。共に輝いているのです。
一つひとつの「いのち」に敬意を表していくことから、希望が、未来が生まれます。「いのち」のメッセージを謙虚に受けとめるために、日々の生活の中で、ひざまずきたい。
5)祝いのメッセージ
今日の聖句は、「いのち」の源であるイエスが跪いて下さる。
ここに連なる私たちは、ルーテル学院での生活を通して、イエスがおられる食卓を囲んできた。そして、「いのち」の源であるイエスが、私たち一人ひとりの足を洗い、腰にまった手ぬぐいでふいておられる。
私は、卒業する諸君と囲んだ食卓を誇りに思うし、イエスに足を洗っていただいていることに感謝し、イエスが示されたように、共に、「いのち」を大切にして、未来を切り開いていきたいと思っています。
卒業、おめでとう。
私が、在学生に感謝する理由
ルーテル学院大学
学長 市川 一宏
5年目になるでしょうか。私は、1限目を担当する水曜日と金曜日に、授業より20分早く中庭に立ち、「おはよう」と言って学生諸君を迎えることにしています。それは、暑い日も、寒い日も、雨の日も、曇りの日も、晴れの日も、数時間をかけて通ってくる学生への敬意を表したいため。日頃使う「おはよう」「こんにちは」「また明日」という挨拶が行われていたという、ルーテル学院大学の伝統を大切にしたいと思ったからです。しかし、挨拶を続けているうちに、その時が、授業の前に受講生の状況を知る大切な時であること。また自分自身が、「元気ですか」と、逆に励まされていることをわかりました。自分自身のために、立っていたのでした。
最近もそうです。2011年12月初旬、雨が降っている寒い朝、車椅子の女子学生が授業に向かうために寮から出てきました。そのことを知った通学生が、雨に濡れるのもかまわず、車椅子を押しに来てくれました。彼女の傘は、車椅子の学生が濡れないように差し出されていました。さらに、その二人の姿を見た別の女子学生が駆け寄り、傘を差しだしたのです。
私は、その自然な思いやりの連鎖が、今、日本社会でもっとも大切なこと、すなわち絆、縁であると思っています。しかも、それぞれが、決して無理をしていない。自然に助け手を差し出す。ルーテル学院大学の日常の生活の中で、思いやりが生まれていました。それは、共に生きる文化です。学生の絆を見ることが私の喜びであり、学生に感謝していることです。
2011年、生まれもって視覚・聴覚の障害をもつ学生が入学してきました。私たち教職員は、教職員、学生同士のコミュニケーションができるか、不安をもっていました。「障害をもっていることを理由に入学できないのは、障害をもつ本人の問題ではなく、大学自身の問題である」という信念を今まで大切にしてきましたが、不安は少なからずありました。しかし、教員の日々の講義で、また学生同士の日々の生活の中で、それぞれの可能性が花開きました。
学園祭の手話サークルの企画に、視覚障害の学生が共に参加する。その事実を見て、私は、教育の可能性を示してくれた在学生に心から感謝したいのです。
投稿日 11年12月20日[火] 9:14 AM | カテゴリー: 大学関連