大学関連

2014年のルーテル学院大学の桜

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桜の枝で休む二羽の山鳩

桜の枝でくつろぐ地鳩

2013年度までの感謝(学長として)

感謝
今から丁度30年前、研究成果もなく、また教育経験も浅かった私に、本学院で働く機会を与えて下さったことに感謝しています。基盤を築いて下さり、お辞めになった後もたえず応援して下さった先生方、苦しい時にいつも支えて下さった卒業生諸君、後援会や教会の方々、また共に歩んで下さった関係学校、関係福祉施設の方々への30年間のご恩を忘れることができません。
また12年間の学長としての歩みを振り返りますと、大変な仕事でしたが、その分、感謝する機会が増えました。しかし、学長として達成した誇りよりその十倍の後悔を覚えています。
1期目は、はじめて信徒が学長になったのですから、まずできるだけ多くの教会を訪問し、信徒の方々にお会いし、大学を知って頂こうとチャレンジしました。現在、訪問できた教会数は、NRKと福音ルーテル教会の4分の3に達すると思います。
2期目には、大学の外部環境が急激に厳しくなり、全国的にも福祉学科の志願者が激減し、本学も予想しもしなかった定員割れを起こしました。「床が抜ける」ということを実感した時でした。しかし、総合人間学部キリスト教学科、社会福祉学科、臨床心理学科への改組をし、教育の幅を広げたことと、また社会福祉学専攻博士後期課程と臨床心理学専攻修士課程の開設によって高度の専門職教育を目指したことによって、難局を打開することができました。さらに神学校創設100年目を学院全体で祝い、浦和ルーテル学院・聖望学園・本学院の三校合同演奏会を行った東京カテドラル聖マリア大聖堂、100周年記念会を開催した三鷹市民公会堂にあふれた関係者の方々を見て、大学の復活を確信することができました。神学校の100年の実績が、大学を救ったと思っています。危機をチャンスに代えて下さった各教職員、関係する方々に感謝しています。
3期目は、改革の時でした。2014年4月より、大学は人間福祉心理学科キリスト教人間学コース、福祉相談援助コース、子ども支援コース、臨床心理コース、地域福祉開発コースになります。この改革は、「厳しい時だからこそ、皆が協力をして最善の一手をうつ」「計画を作成した中堅がそれを死守する」という方針のもと、中堅が中心になって生み出した改革です。力のない学長が12年以上学長職にいることは大学に迷惑をかけることになるとわかった時、神様は信頼する教職員を大学の将来を任せられる人材として育てて下さいました。神学校の江藤先生に大学の運営責任を委ねますが、本改革をブラッシュアップして、光を放ち続けて頂きたいと思っています。
この規模の大学でうまくいっている例がなく、いつも手探りで進まなければならなかったこと、将来を予測してたえず組織を整えないと、土俵から一気に押し出される危険性があることは、本当にプレッシャーでした。そして、狭い器、リーダーシップに欠ける能力、人間的弱さを痛感しています。3期目は、困難な時には、「わたしは主のはしためです。お言葉どおり、この身に成りますように」(ルカ1:38)というマリアの言葉が繰り返し聞こえ、覚悟を決め、いくつもの決断をすることができました。
振り返って、私の在任中に敬愛する石原寛理事長が天国に召されました。また、卒業生や在学生や、学院に関わって下さった関係者の方々の中にも天国へ召された方々がおられました。お一人お一人を思い出しますと、本当に辛く悲しい気持ちになります。また、PGCの閉鎖は本当に残念であり、責任を感じています。
私は、本来の姿である、研究者、教育者、実践者に戻り、「コミュニティの再生」「困難な状況にある人々を支援する専門職のバックアップ」「被災地支援」に取り組んでいきます。ルーテル学院で得た希望の光を、届けていきます。
学長としての12年、本当にありがとうございました。

2014年3月31日

市川一宏

PS.大切な卒業生Iさんのお家のクリスマスツリーです。とても暖かみのあるツリーだと思いました。病気で天国に先立たれた彼女の分まで、社会で踏ん張ってみます。それが、教え子Iさんに対する御礼。ありがとう。たくさんの方々がお支え下さったことを、決してわすれません。私は、自分の原点に立ち、社会福祉の実践現場、教育現場、研究現場で踏ん張ってみます。今後とも、お支え下さい。

石川恵美さんたが大切にしていたお家のクリスマスツリー

 

2013年度自己紹介

市川一宏(いちかわかずひろ)

1.ルーテル学院大学・人間総合学部社会福祉学科・大学院人間福祉学研究科社会福祉学専攻

2.学事顧問・教授

3.略歴

早稲田大学法学部、日本社会事業学校研究科、東洋大学大学院社会学研究科社会福祉専攻博士前期課程・後期課程、ロンドン大学ロンドン・スクール オブ エコノミックス(LSE)特別研究員2002~2004年

4.専門分野:社会福祉制度政策・地域福祉・高齢者福祉

5.研究テーマ:地域の福祉力を高め、孤立を防ぎ、「おめでとう」で始まり、「ありがとう」で終わる一人ひとりの人生が守られる地域社会の創造をめざす。

全国・都道府県・市区町村の行政、社協、民間団体における計画の策定、実施、評価および調査研究、人材養成・研修等に多数関わる。

6.学会等の活動

日本キリスト教社会福祉学会会長、日本社会福祉士養成校協会相談役、日本精神保健福祉士養成校協会理事(2013年5月まで)、日本社会福祉学会役員(未定)、地域福祉学会理事、日本学術会議連携会員・社会学委員会福祉系大学院あり方委員会委員、福祉系大学経営者協議会監事、21世紀キリスト教社会福祉実践会議委員、認定社会福祉士認証・認定機構運営委員・研修認証委員会委員長、三鷹ネットワーク大学副理事長、

7.最近の主な学外活動

・家庭裁判所調査官補採用Ⅰ種試験第一次試験専門試験(記述式)問題作成者

・国際基督教大学非常勤講師「社会福祉学」

・石巻市社協地域福祉活動計画作業部会アドバイザー(2013年3月まで)『石巻市地域福祉活動計画』

・三鷹市健康福祉審議会副会長(2013年7月まで)、三鷹市社会福祉協議会副会長

・小金井市介護保険・高齢者保健福祉総合事業計画策定委員会委員長(2012年9月まで)

・小金井市社会福祉協議会地域福祉活動計画作成アドバイザー『小金井市地域福祉活動計画』

・武蔵野市健康福祉総合計画策定委員会委員長、地域福祉計画部会部会長

・西東京市高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画策定委員会委員長

・調布市高齢者福祉推進協議会顧問

・ほほえみサポートちよだ:ちよだ福祉サービス利用援助センター運営委員会委員長

・世田谷区「地域支えあい活動助成事業」審査委員長(2012年10月まで)・世田谷区共同募金配分委員会委員長、世田谷区社会福祉協議会地域福祉活動計画策定アドバイザー

・練馬区地域福祉パワーアップカレッジ学長、介護保険事業計画策定委員長

・長野市社会福祉協議会地域福祉活動計画評価委員会委員長(2013年3月まで)

・長野県小地域における地域支え合い体制づくり研究委員会委員長(2013年3月まで)

・宮崎県社会福祉協議会第4次計画策定委員会アドバイザー『第4次宮崎県社会福祉協議会経営基盤強化推進計画』

・東京都社会福祉協議会総合企画委員会委員長、理事

・東京都高齢者保健福祉計画策定委員会委員長(2013年3月まで)

・神奈川県社会福祉審議会会長、地域福祉推進部会会長、高齢者保健福祉計画評価・推進等委員会委員長

・全国社会福祉協議会中央福祉学院運営委員長、民生委員・児童委員研修体系検討委員長(2013年5月)、

・横浜保護司選考会委員

・地域福祉社会構築研究会(清成忠男会長)委員

8.法人関係役員

・学校法人九州ルーテル学院理事

・学校法人浦和ルーテル学院評議員

・るうてる法人会連合人材養成委員会委員

・公益財団法人愛恵福祉支援財団評議員

・東京老人ホーム理事(2013年7月まで)

・日本聖書協会評議員選定委員会委員(2013年3月まで)

9.主な編著書(2013年度を中心に)

・(単著)2009年5月『知の福祉力』人間と歴史社

(書評:阿部志郎先生「ほんだな」『月刊福祉2009年8月号』全社協p.100、岡本榮一先生「書評」『キリスト教社会福祉学研究第42号』日本キリスト教社会福祉学会p.135—136、『社会福祉セミナー2010年4月〜7月号』NHK出版p.135、福祉新聞2009年)

・2013年3月日本学術会議社会学委員会社会福祉学分科会『災害に対する社会福祉の役割―東日本大震災への対応を含めて』(提言)分担執筆

・2013年4月1日「地域の福祉力」『NHKテキスト社会福祉セミナー(4月→7月)』p.32〜47、NHK出版

・2013年6月監修『信州流まめってぇ読本』長野県社会福祉協議会

・2013年6月『民生委員・児童委員研修のあり方に関する検討委員会報告書』<民生委員・児童委員研修教材>『民生委員・児童委員研修ワークブック』『民生委員・児童委員活動事例集1』

・2013年12月「認知症になっても暮らせるまちづくり」『認知症ケア事例ジャーナル』第6巻第3号、日本認知症ケア学会

・2014年3月第3章2節「市民型アソシエーションと地域型コミュニティ組織」p.73〜89、第5章4節「地域福祉サービスの経営」p.139〜144、終章「地域福祉の新たな地平」p.297〜311、(共編著)『地域福祉の理論と方法』(第2版)ミネルヴァ書房、

・原稿提出: 第9章「個別福祉計画の種類と特徴」、「あとがき」、(共編著)『福祉行財政と福祉計画』ミネルヴァ書房

・原稿提出:巻頭言「希望のある明日を築くスタートライン」、第11章「安定成長期・福祉改革期のキリスト教社会福祉」(高山直樹氏と共著)、第13章「日本におけるキリスト教社会福祉関係団体の歩み」(谷川修氏、山本誠氏と共著)、日本キリスト教社会福祉学会編『日本キリスト教社会福祉史』ミネルヴァ書房、

・原稿提出:「社会福祉教育団体と専門職養成」「日本学術会議等の資格制度の提言」、(共編著)『社会福祉事典』丸善

10.講演・新聞記事・講演記録等

・2013年4月12日『山梨新報』「明日の社会を築く〜地域の絆をつくるボランティア活動」(甲府市講演会)

・2013年5月唐津放送<特集番組>「みんなが地域の主役〜今、私たちができるボランティアとは?」(唐津市ボランティアの集い「講演」)

・2013年6月第54回キリスト教社会福祉学会全国大会シンポジウム「今日におけるキリスト教社会福祉の役割―希望の光が見える新たな社会づくり(2)―」シンポジスト 幸田和生氏(日本カトリック司教協議会・カリタスジャパン担当司教)・藤野興一氏(社会福祉法人鳥取こども学園 常務理事・園長、日本キリスト教児童福祉連盟 理事長)・司会市川一宏

・2013年7月(東京・福岡会場)社会福祉協議会活動全国会議「てい談 生活支援活動を通じて社会福祉協議会がめざすもの」『ノーマ』8月号・9月号、全社協地域福祉部

・2013年7月社協会長会議・事務局長会議「地域の生活支援と社協活動を考える」『ひょうごの福祉 NOW』9月号

・2013年10月(千葉)全国民生委員児童委員全国大会報告書(特別集会)「東日本大震災被災地における民生委員・児童委員活動〜被災地と全国との絆による被災地支援の強化に向けて〜」

・2013年11月(高知)第22回全国ボランティアフェスティバル報告書「ふれあい・いきいきサロン全国研究交流会基調講演・コーディネーター<明日へ繋げよう地域の絆〜輪・和・話>」

・2014年2月2日『三陸河北新報社』「支え合って地域再生 石巻で福祉フォーラム 具体的活動へヒント学ぶ」

聖望学園入学式挨拶、長野県民生委員・児童委員研修会、長野県介護支援専門員更新研修・中堅研修、特別区職員研修「高齢者福祉」、長野県地域福祉コーディネーター研修、家裁調査官授業「社会福祉」、全国市町村社会福祉協議会管理職研修基調講演、神奈川県地域福祉コーディネーター研修講義、鹿児島市民生児童委員大会講演、賛育会全体研修会講演、中四国都市社協研修会講演・シンポジウム、永信会創立40周年記念会講演、諏訪ブロック社協研修会講演、石川県社協トップセミナー講演、石川県社会福祉大会講演、民生委員リーダー研修講義、宮城学院大学研修会、自治大学校講義「地域福祉」、島根県地域福祉学会プレ大会講演、熊本県地域福祉フォーラム、広島市地区社協リーダー研修、浜松市社協、静岡市社協、島根県民生児童委員会長研修、浦和ルーテル学院コメスメント、栄光教会、掛川・菊川教会、挙母教会、牛久教会

2010年度は、以下の県で講演をさせていただきました。その場が被災地になったことに、深い悲しみを覚えます。私は、ご指導いただいた多くの方々の思いを心に灯し、今、命ある被災地の方々と末永く、一緒に歩むことであると思っています。

青森県三戸郡60周年記念大会「これからの地域福祉と社会福祉協議会の使命」、宮城県市町村社協会長・事務局長会議「市町村社会福祉協議会に求められる地域福祉活動について」、福島県生涯研修講師スキルアップ研修~福祉を取り巻く環境と福祉人材養成の意義~」、山形県市町村社協トップセミナー「市町村社会福祉協議会に求められる地域福祉活動について」、茨城県社会福祉法人指導的職員研修「福祉を担う人材とは?〜専門性・人材確保・育成等を考える〜」

11.今までの共編著

『社会福祉と聖書』(共編著)リトン、『社会福祉論』(共著)ミネルヴァ書房、『老人福祉論』(共著)ミネルヴァ書房、『地域福祉論』(共編著)ミネルヴァ書房、『社会福祉協議会論』(共編著)全国社会福祉協議会、『高齢者施設の個室ケアマニュアル』(共編著)中央法規、『地域福祉論』(共著)中央法規、『ボランティアコーディネータースキルアップシリーズ』(監修・共著)全国社会福祉協議会、『生きるー生きる<今>を支える医療と福祉』(共編著)人間と歴史社、るうてる法人会連合『共拓型社会の創造をめざしてー未来を愛する 希望を生きるー』人間と歴史社、『キリストの愛を伝え、共に成長するー未来を愛する 希望を生きるー』(共編著)リトン、『はじめて地域福祉の担当になった方のために』(共著)神奈川県

2013年度卒業式(3月7日)

礼拝堂の入口礼拝堂の入り口

礼拝堂の正面

礼拝堂の正面1礼拝堂の正面2

 

 

 

 

 

 

2013年度卒業式  3月7日

花は咲いています

本年の2月1日、宮城県石巻市で開かれた地域福祉フォーラムの基調講演とシンポジウムの司会のご依頼を受けました。テーマは、「震災からの地域の再生コミュニティのあり方を考える」でした。まもなく、東日本大震災から3年目を迎えようとする今、被災地の復興と地域の再生をめぐる本格的な議論が始まっています。

私は、講演の内容を固めるに際して、本当に悩みました。なぜなら、何度も石巻市を訪問し、被害の大きさを知っていたからです。また復興が遅れている現実を見ていたからです。大切な家族や友人、家や財産、思い出の品を、津波で根こそぎ失った方がたくさんおられるからです。ですから、私がどのような励ましの言葉を言っても無意味ではないか。いや、返って失礼ではないかと思い、悩み続けました。

ルーテル教会救援「るうてるとなりびと」が活動していた地域に大川小学校がありました。そこには、何10人もの子どもたちが通っていました。しかし、2011年3月11日、海から来た津波と、川を上って来て、橋にからまった木などの障害物が堰となり、ぶつかって戻ってきた津波に襲われ、たくさんの子どもたちと教師が亡くなりました。2年後の2012年2月に行きました時には、川をせき止め、まだ見つからない子どもを探していました。その夏には、もう使われていない小学校の正面にある記念碑に、いっぱいのひまわりが飾られていました。その意味を、『ひまわりのおか』(文:ひまわりをうえた八人のお母さんと葉方丹 絵:松成真理子、岩崎書店)という本で知りました。その詩の一節を紹介します。

「ひとつぶの小さな種が、 千つぶもの種になりました。

そのひとつぶひとつぶが、 ひとりひとりの子どもたちの、思い出のように思えました。また 夏が来たら 会おうね。ずっとずっと いっしょだよ。」

悲しみは、消えません。これからもその事実は変わらない。しかし、ひまわりの花言葉は、「あなたを思い続けます」です。大切なあなたを思い続けていく。思い出を心に留め、生きていこうとする人たちがおられることを私は忘れることができません。

現地は、これからもたくさんの課題に取り組まなければなりません。震災で家を失い、避難所で生活をし、仮設住宅に移り、そこも離れて復興住宅でこれからの生活を築こうとする人々がおられる。しかし、そのような状況にあっても、明日を切り開こうとする、たくさんの希望の花が咲いてきています。厳しい時に、困難な場所で咲く花だからこそ、多くの人の心に励ましを与え、明日への希望を生み出すと思っています。

全国で歌われている復興支援ソングをご存知でしょう。「花は咲くプロジェクト」として、歌われている歌があります。その歌の一節を紹介します。

夜空の 向こうの 朝の気配に

わたしは なつかしい あの日々を 思い出す

傷ついて 傷つけて 報われず 泣いたりして

今はただ 愛おしい あの人を 思い出す

誰かの想いが見える 誰かと結ばれてる

誰かの未来が見える 悲しみの向こう側に

花は 花は 花は咲く いつか生まれる君に

花は 花は 花は咲く いつか恋する君のために

聖句に戻ります。(マタイ6:27)

「野の花がどのように育つのか、注意して見なさい。働きもせず、紡ぎもしない。しかし、言っておく。栄華を極めたソロモンでさえ、この花の一つほどにも着飾っていなかった。今日は生えていて、明日は炉に投げ込まれる野の草でさえ、神はこのように装ってくださる。まして、あなたがたにはなおさらのことではないか」と書かれています。

ソロモンは、古代イスラエルの第3代の王で40年近く王として君臨し、イスラエルの最盛期を築いた人です。そのような強力な権力をもった人でも「野の花」にはかなわないと書かれている。

また、聖書に書かれている「野の花」は何か。『新聖書植物図鑑』(廣部千恵子著、教文館)によると、一般的には、アネモネであるとされています。アネモネは、春一番に咲く花であり、花は朝開き、夕方近くになると閉じてしまう。6枚の花びらがあり、花の直系は4〜8㎝で、花びらの基は黒っぽく、周りは白い花です。その花自体、薬になり、たくさんの効用があるようです。でも、この花は、イスラエルの春一番に咲く、普通の花です。

イエスは、この「野の花」を含め7つの譬えを語られ、「思いわずらうな」といことを私たちに伝えて続けておられます。(ウイリアム・バークレー著、松村あき子訳『マタイ福音書上』ヨルダン社、1968.p.277)なぜ、思い悩むのかと。神がこれほどまでに愛されているのに、何を戸惑っているのかと。

  確かに、大学には、たくさんの花が咲いていました。昨年、私は、療養中の大切な卒業生に、大学に咲く花の写真を、毎日送り続けました。東門のそばに咲く卒業生から送られた「カンヒザクラ」、「シャガ」、紫色のちいさなすずのような花は「ムスカリ」、前田ゲートのところに咲く「スズランスイセン」、嵐のようにさきほこる「ユキヤナギ」、「昼顔」「ヒペリカムヒドコート」、「バラ」「紫陽花」「ツツジ」「ダッチアイリス」、「釣り鐘スイセン」、「シラン」等々。私は、花の名前を知りませんので、神学校の新校長になられる石居先生にお聞きし、名前がわかりました。

 大学の敷地のいたる所に咲くそれぞれの花には個性があり、美しかった。しかし、わたし自身が、咲いているたくさんの花に気がつかなかった。その美しさに気がつかないで、日々を過ごしていた。治療に専念している彼女をどうしても励ましたくて、彼女が過ごした大学に咲く花を写真に撮って送ろうとした時に、こんなにたくさんの花が咲いていることに気がついたのでした。

  本当に大切なものは。私たちをいつもそばで見守ってくれた花ではないでしょうか。私たちには、気がついていないが、私たちの周りには、たくさんのいやりがある。悲しいことは、辛いことは心の中に残る。そして、怒りは、心を揺らします。しかし、大切なことは、また希望の光は、特別なものではない。普段何気なく歩いているその道に花が咲いていおり、その花に見守られ、私たちの今がある。

 本当に大切なものは、私たちをいつもそばで見守っていてくれた花。私たちの思いを支え続けてくれた花。今日は、君たちをここまで支えてくださった花に、お礼を言おう。私も、今まで私を支え、今日の卒業式に参列している一輪の大切な花にお礼を言いたい。

今日、卒業する学生諸君に申し上げたい。あなたたちは、私たち教職員にたくさんの思い出をくれました。一生懸命授業を聞き、予習と復習を欠かさず、ノートにまとめていた学生。自分を追い求め、心が揺れていた学生。一人ひとりとの出会いが、私にとって、思い出です。共に学んだ者として、苦しみのただ中にある人に、希望と愛の花を届けてほしい。

  私も、学長という立場から、実践、教育、研究のフィールドに重点を移します。毎日のように人身事故が起こる日本社会は本当におかしい。いても立ってもいられない。社会で、君たちと出会うこともあるだろう。自分が目指す明日を大切に、希望を心に灯し、困難にある人々にルーテルの花を届けてほしい。そして、届ける花がなくなった時には、大学での生活を思い出してほしい。大学には、いつも、たくさんの花が咲いています。

 卒業、おめでとう。これからもよろしく。

大学に咲いていた花

中庭の桜中庭のシムラメン 中庭の小さな花

 

 

 

 

 

 

前田ゲート

 

 

 

 

 

 

2013年の紫陽花

長谷寺の紫陽花

 

 

 

 

 

 

 

 

青い三つ葉のクローバー

水色の花束丘に咲くたくさんの紫陽花

 

 

 

 

 

天の恵みを受け止める紫陽花

富士山と紫陽花

富士山と紫陽花

青い紫陽花2(富士山)九州ルーテル学院内の紫陽花

宮崎県門川町(宮崎県の友人たちが、送ってくれました。ありがとう。)
ルーテル学院大学の紫陽花

2013年の桜

全国にいる友人から、桜の写真を届けてもらい、卒業生に送っていました。今から見ても、きれいな桜です。

今は、本当に寒い日が続きます。でも、桜は、花を咲かせるために、今も力を蓄えています。桜について、少し述べた入学式のメッセージを掲載します。

2013年度入学式

テーマ「新しい出発のための5つのC」

聖書:「新しいぶどう酒を古い革袋に入れる者はいない。そんなことをすれば、革袋は破れ、ぶどう酒は流れ出て、革袋もだめになる。新しいぶどう酒は、新しい革袋に入れるものだ。そうすれば、両方とも長もちする。」(マタイ福音書第9章第17節)

新入生の皆さん、入学おめでとう。ご出席のご家族の皆さま、関係者の皆さま、おめでとうございます。今日は、新たな学びのスタート台に立つ新入生諸君へ期待を込めて、お話をさせて頂きます。

1.「新しいぶどう酒」と「新しい革袋」

今日の聖句には、「新しいぶどう酒を古い革袋に入れる者はいない。そんなことをすれば、革袋は破れ、ぶどう酒は流れ出て、革袋もだめになる。新しいぶどう酒は、新しい革袋に入れるものだ。」と書かれています。当時は、ぶどう酒をビンではなく、革袋に入れて貯蔵していました。新しいぶどう酒はまだ発酵が終わっていないので、膨張します。古い革袋は固くなっているので破れてしまいますが、新しい革袋は弾力性があるので膨張にもちこたえることができるのです。

私は、新しいぶどう酒とは、私たち一人ひとりがもつ夢・希望だと思います。お金をなくすと生活の危機、名誉をなくすと心の危機、夢・希望をなくすと存在の危機をもたらします。夢は、生きていくために大切な宝であると思っています。

2.夢・希望

ある大企業が、2012年12月、20代~50代と2013年新成人の男女各100人、合計1,000人に対して行った「日本人の夢調査」では、日本人の約76%が現在叶えたい夢があると答えました。また新成人の約85%が夢を持っており、どの世代よりも夢の保持率が高いことがわかりました。

しかし、夢を持っていたことはあるが、現在は夢が無いと答えた人の約78%は、夢が叶ったからではなく、諦めたからと回答しました。もっとも多かった回答者が24歳であったことを考えますと、夢を持って社会人になり、社会の荒波にもまれることで夢を諦めてしまう人が多いと言えるかもしれません。

夢は描くだけでなく、実現するものです。だからこそ、自分にとってふさわしいぶどう酒をもち、それを現実のものとするために、さらにそれぞれの革袋を、学生時代につくっていただきたい。確かに、挫折はあります。しかし、挫折の意味を理解し、実現のためにたえず自らを成長させていってほしい。

厳しい生活の中で、夢を持とうとする子どもたちのことをお話しします。県民の約10%が自宅から避難している現実にあっても、子どもたちは自分の将来を見つめています。桃色の傘をさしてNHKの『八重の桜』に登場している福島県内370名の小学生高学年一人ひとりは、10年後の自分自身に宛ててスケッチブックに書いた短い手紙を持っています。

「10年後の私は、人を助ける仕事をしていますか?」や「よみがえった福島の自然のなかで精一杯生きていますか?」といった内容のメッセージだったそうです。彼らは、困難に直面しつつも、自らの夢の実現に向けて歩んでいきます。私は、彼らが夢を叶えることができるよう、一緒に歩んでいきたいと思っています。

3.アジアの子どもたちが夢を描き、夢を実現する支援(チャイルド・ファンド・ジャパン)

海外の子どもたちが夢を実現できるように支援している活動を紹介します。チャイルド・ファンド・ジャパンという日本の民間非営利団体は、アジアの貧困状態にある子どもたちが幸せに、そして責任ある大人に成長することを願って活動しています。

そもそも、同団体の起源は、第二次世界大戦後、アメリカの民間団体、CCF (Christian Children’s Fund:キリスト教児童基金)による日本の戦災孤児への支援に始まります。アメリカ、カナダ等の多くの方々からの資金援助が届けられ、22年後の1974年のCCFの支援終結までに、延べ86,000名の子どもが支援を受けました。

その支援は、翌年の1975年より、基督教児童福祉会(CCWA)国際精神里親運動部、そして現在のチャイルド・ファンド・ジャパンに受け継がれています。フィリピン、スリランカ、ネパールの子どもたちのためにスポンサー(里親)を募り、資金の提供を受け、今では、5,000名の子どもたちがこの支援により学校に通っています。目標は、子どもたちが学び、自分の夢と希望をもち、それぞれがもっている可能性を生かし成長し、それぞれの夢を実現すること。

今、支援を受けていた子どもたちが大人になって、貧しい子どもたちを支援していく。このような絆が生まれています。チャイルド・ファンド・ジャパンの創立時、また現在の組織において多くのルーテル学院の教員、卒業生等が役割を担っていることは、私たちの誇りです。諸君にも、人のために働くことができる人材に成長して頂きた。

さて、この聖句について、神学者のバークレー(バークレー著・松村あき子訳『マタイ福音書上』ヨルダン社)は、このように言います。「われわれの心は、新しい思想を受け入れるだけの弾力性がなければならない」と。「革袋」とは、自分自身そのものなのであり、問われているのは、私たち自身なのです。そのため、自らが、広さ、強さ、弾力性をもった革袋に育つことが必要です。

そのために、私は、学院だよりに書かれている5つのCを申し上げます。

4.大切な5つのC

①Compassion[共感]

人の悲しみがわかること、そして共に悲しむことです。また、他者の喜びを率直に喜ぶこと。それは大切な人間力です。

②Capacity building[能力育成]

自分の持ち味、弱さ、強みを知ること。弱さを少しずつ改善する謙虚さと、強みを活かす勇気を持って頂きたい。

③Collaboration[連帯]

様々な出会いを通して、人、文化、経験の違いを学び、排除しあうのではなく、互いに助け合い、直面する課題に取り組んでいていくように努力してほしい。

④Challenge[挑戦]

将来の目標を見出し、それに挑戦していくことは簡単なことではありません。自分にふさわしい目標を見つけ、一歩一歩、たゆまず、諦めず、目標に向かって歩んでいくしぶとさを持って頂きたい。

この4つのCを横軸にして、中心に⑤Christ[キリストの愛]という縦軸を置く。キリストは、苦しむ人間の姿に駆け寄り、寄り添い、その痛みを取り去ろうとされました。人間に対する深い愛情があったからです。そこを縦軸として頂きたい。

5.桜の木

私は、入学式の日が桜の満開の時に重なるといいと思ってきました。しかし、2日前の日曜日の早朝、用事で大学に来て桜を見上げた時から、その考えは、誤りであったと思っています。土曜日に仕事で鎌倉市に行った時、ほとんどの桜が散っていましたが、大学では残っていたのでした。待っていてくれたのです。

この礼拝堂を出て、ルーテル学院の建物の周りの桜を見て下さい。昨年の秋に、葉がすべて落ちた枝から、たくさんの若葉が出ています。花の間から、若葉が出て来ているのです。葉が茂り、厳しい夏に太陽の光を受け、養分を蓄え、さらに秋には散り、冬の寒さに耐え、春に花を咲かせる。これが桜の姿です。

また、満開の桜は一瞬ですが、今でもたくさんの桜の花が散らずに、皆さんを心から迎え、祝ってくれています。限られた時に咲き誇る、咲きそろう美しさより、一輪一輪の花にそれぞれの思いやりを感じます。

諸君には、この桜のように、新たな夢をもち、それを実現できる力を身につけて頂きたい。新しいぶどう酒を新しい革袋に入れる学びを、ルーテル学院でして頂きたい。その学びと成長の時に、私たち教職員も、一緒にいたいと思います。

皆さんのルーテル学院での学生生活が、実り豊かな時であるますように、切に祈り、皆さんへの言葉とします。

 徳島県美馬市木木屋平3 木屋平1屋平

 

 

 

 

 

井の頭公園の桜                                     花びらの舞う鶴岡八幡宮

花びらの舞う鶴岡八幡宮

 

 

 

 

赤と桃色、白の花が踊る桜                                鎌倉のダンカズラ

赤、桃色、白の花が乱舞する桜                          鎌倉のダンカズラ

 

 

 

旧須木村より宮崎市内に向かう山道より

県道宮崎・須木線の桜2

県道宮崎・須木線の桜1

 

 

 

 

仙台榴ケ岡公園

榴ヶ岡公園の桜4

榴ヶ岡公園の桜2富士山を見上げる柴桜

富士山と桜

2013.4富士と桜

石巻市の日向山の桜

石巻の桜1

P1020160

 

2011年3月11日に被災した地域

 

石巻桜2 石巻桜1

 

 

 

 

 

 

岩手県盛岡市石割れ桜

盛岡石割れ桜1 盛岡石割れ桜2

旭川の桜

旭川の桜

札幌の桜

2013052613410000.jpg

山形県上山市の桜

上山の桜

 

 

 

 

上山桜6

上山桜3

上山桜5

 

 

 

 

 

 

岩手県小岩井農場の桜

小岩井農場の桜2 ルーテル学院大学正門から見た桜

正門の桜2

中庭の桜

中庭の桜1

夕日にあたる中庭の桜

 

 

 

 

 

桜舞う中庭

東門の桜

東門桜②

 

 

 

 

 

 

東門桜①

ただ、ひたすら、大切な教え子の回復を祈って送り続けた桜が、こんなにたくさんあったこと。そして、全国の友人たちが、こんなにたくさんの写真を送っていたことを確認し、私の心は感謝の気持ちで一杯になりました。

 

2013年のひな祭り

2013年は、私にとって、忘れることができない年である。これからも、忘れることができない卒業生に思いを送り続けた年である。私が訪問した所で見たすばらしいひな人形を堪能されたい。

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京都

 

 

 

唐津

ひな祭り4

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

陶ひな祭り2

 

 

 

 

ルーテル学院大学に咲く花

2012年から2013年、病気療養中の大切な卒業生に、大学に咲く花の写真とメッセージを送り続けていました。その時の写真です。大学に勤めてから本年度で30年目を迎える私ですが、こんなにたくさんの花が咲いていたとは、気がつきませんでした。

東門の梅                                  中庭のパンジー

東門の梅2

中庭の花は満開

 

 

 

 

 

 

 

そっと咲くクロッカス                                                          スイセン

                     

 

 

 

花の品格                                                                    紫の鈴の花

 

 

 

 

前田ゲート(前田ケイ先生の寄付によって建てられた)のすずらん

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黄色いスイセン                                   白いスイセン

 

 

 

 

咲き出したツツジ                                                  咲き誇る白い花

 

 

 

 

大学の椿                                                                                                                                                       紫の鳥のような花

 

 

 

 

神学生寮を背景に                             三鷹集会室前

 

 

 

中庭の桜

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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大学に咲く花学内の花2014.3

 

業績(2004年度より2012年度)

2004年度

【著書・論文・単著】

・ 2004年7月「<生きる>ことへの保障と支援」「<生きる場>としての社会福祉施設」「<生きる歩み>を地域で支える」岡安大仁・市川一宏編著『生きる。生きる<今>を支える医療と福祉』人間と歴史社、113頁~136頁、137頁~154頁、155頁~176頁

・ 2004年7月「価値と倫理を基調にした社会福祉専門職養成教育」(介護福祉教育学会第10回記念講演)『介護福祉教育18』日本介護福祉教育学会、7頁~11頁

・ 2004年12月「現代の課題7 今、キリスト者に与えられた問いとして<高齢社会を生きる>」『信徒の友』12月号、80頁~85頁

・ 2005年3月「都道府県社会福祉協議会の事業」「都道府県社会福祉協議会の組織と経営」『新版社会福祉協議会活動論』全国社会福祉協議会出版部、238頁~256頁

・ 2005年3月「老人福祉制度の現状と課題」「老人福祉サービスの行政と行財政」『老人福祉論』ミネルヴァ書房、49頁~82頁

【その他】

・ 2004年6月「ウォッチング<2004葉祥明氏との対談>「その人らしく生きる・大切なことを大切にできる自分、そして社会を」『月刊福祉』6月号 64頁~71頁、全社協

・ 2004年9月17日<広告>「新世紀・大学と地域の共生ー地域とともに歩み、学ぶ大学を目指します」毎日新聞20面

・ 2004年9月特集座談会「地域福祉型福祉サービスの普及に向けての課題」『月刊福祉』9月号、18頁~27頁

・ 2004年10月 ベタニアホーム第81回ベタニアホーム創立記念会「ミッションとマネジメント」『ベタニアホームだより71』2頁

・ 2004年10月8日「安心して暮らせる社会にー三重県社会福祉大会」『伊勢新聞』9面

・ 2004年12月「ウォッチング<2004年鎌田實氏との対談>「地域に生きるために」『月刊福祉』12月号、60頁~67頁

・ 2004年11月21日 『釧路新聞』

・ 2005年1月<巻頭言>「キリスト教社会福祉の源流ー横軸としての共感と連帯、縦軸としてのキリストの愛」『キリスト教社会福祉学研究37号』日本キリスト教社会福祉学会、2〜3頁

・ 2005年2月「地域を支える福祉拠点<特集の視点>」『月刊福祉2』11頁

・ 2005年2月「安心できる地域を地域のみんなでつくる!」『福祉みやぎNo.506』宮城県社会福祉協議会、2頁~3頁

・ 2005年2月 「社会福祉における公私関係」『社会福祉原論』ミネルヴァ書房 100頁〜117頁 既出原稿に加筆

・ 2005年2月6日「民生・児童委員 担い手ピンチ–全国で欠員3,000人 意欲を促す工夫を」(コメント)『朝日新聞』1面

・ 2005年2月21日「適度なお節介活動 <お互い様>がキイワード」『宮崎中央新聞』1面

・ 2005年3月「講演:「私が変わる、地域が変わる 地域力を高めるためのコーディネーションとは」『徳島県ボランティアコーディネーター研究集会inとくしま報告書』徳島県ボランティアコーディネーター学会 3頁〜12頁

・ 2005年3月『「地域福祉型福祉サービス」のすすめ』全国社会福祉協議会

・ 2005年3月 全国民生委員・児童委員リーダー研修会基調講演「組織で取り組む福祉課題への対応 〜キーワードは共生と連携〜」『同報告書』全国社会福祉協議会民生部

・ 2005年3月 「老人福祉制度の現状と課題」「老人福祉サービスの行政と行財政」『老人福祉論』ミネルヴァ書房 49頁〜82頁 既出原稿に加筆

・ 2005年3月 「都道府県社会福祉協議会の事業」「都道府県社会福祉協議会の組織と経営」『新版社会福祉協議会活動論』全国社会福祉協議会出版部 238頁〜256頁 既出原稿に加筆

【講演・発表】

宮崎県・福岡県・徳島県・愛媛県・三重県・島根県・愛知県・神奈川県・東京都・埼玉県・千葉県・群馬県・茨城県・栃木県・山形県・宮城県・秋田県・北海道等の各地および全国・ブロック・市町村において、「社会福祉法」「地域福祉」等の福祉のあり方、「介護保険制度」「老人福祉」等の制度、「地域福祉計画」「地域福祉活動計画」「保健医療福祉計画」等の計画、「社会福祉協議会」「社会福祉法人」「NPO」等の組織のあり方、「高齢者福祉における保健・医療とのネットワーク」等サービス論、「ボランティアコーディネーター・ボランティアアドバイザーの役割と機能」「ケアマネジメント」等の専門職、「ボランティア活動」「民生委員児童委員活動」「ふれあいいきいきサロン」等の住民活動、「利用者の権利及び地域福祉権利擁護」等の権利に関する講演・研修を行う。

2005年度

【著書・論文・単著】

・ 2005年4月「福祉再考〜人と生き方—-地域に活きる福祉をめざして」『月刊福祉』7月号・8月号46頁~49頁、52頁~55頁

・ 2005年8月「老いて生きる歩みと寄りそう」るうてる法人会連合編集委員会『共拓型社会の創造をめざして 未来を愛する 希望を生きる』人間と歴史社、69頁〜84頁

・ 2006年1月「地域の福祉力を高めるために」『月刊福祉』1月号、全社協、11頁~15頁

・ 2006年2月「社会福祉の新たな挑戦-老いの坂を登りゆく道程に寄り添う」『現代のエスプリ別冊<うつの時代シリーズ>死に急ぐ初老の人々』至文堂、265頁~279頁

・ 2006年3月「社会福祉における公私関係」『社会福祉原論』ミネルヴァ書房、100頁~117頁(既出原稿に加筆訂正)

・ 2006年3月「老人福祉制度の現状と課題」「老人福祉サービスの行政と行財政」『老人福祉論』ミネルヴァ書房、49頁~82頁(既出原稿に加筆訂正)

・ 2006年3月「都道府県社会福祉協議会の事業」「都道府県社会福祉協議会の組織と経営」『新版社会福祉協議会活動論』全国社会福祉協議会出版部  238頁〜256頁 (既出原稿に加筆)

・ 2006年3月「介護予防とまちづくり・地域づくり」『月刊地域保健』東京法規出版、78頁~90頁

【著書・論文・共著】

・2005年8月「高齢者と寄りそって生きた80年・東京老人ホーム」、「<慈愛園>創立86年の魅力」るうてる法人会連合編集委員会『共拓型社会の創造をめざして 未来を愛する 希望を生きる』人間と歴史社、101頁~110頁、181頁~192頁

【その他】

・ 2005年4月 全国民生委員・児童委員リーダー研修会基調講演「組織で取り組む福祉課題への対応 〜キーワードは共生と連携〜」『報告書』

・ 2005年7月 みたかネットワーク大学・大学院第1回まちづくりシンポジウム基調講演「三鷹市における地域ケア〜地域の連携・協力による自立支援」(三鷹市ホームページに掲載)

・ 2005年7月 ふれあい福祉員研修会「小地域における見守り活動の実際」『あいネットあきる野』

・ 2005年8月「社会福祉の展開に見るルーテル法人の伝統と強み(阿部志郎先生へのインタビュー)」「キリスト教社会福祉実践の過去、今、そして未来(座談会)」るうてる法人会連合編集委員会『共拓型社会の創造をめざして 未来を愛する 希望を生きる』人間と歴史社13頁~30頁、31頁~56頁

・ 2005年9月『介護予防事業に係る市町村介護保険事業計画に関する研究報告書』厚生労働省(烏帽子田彰委員長)

・ 2005年12月 第82回ベタニアホーム創立記念会「ミッションとマネジメント」『ベタニアホームだより71』 2頁

・ 2005年12月「地方分権・三位一体改革の中での地域福祉の課題」第54回兵庫県社会福祉大会『兵庫県社協ニュース』

・ 2005年12月「地域に根ざした福祉システムのあり方」『月刊福祉増刊号 新・福祉システム』全社協、52頁~68頁

・ 2006年1月「合併後の私たちのまち、四国中央市を共に創り上げる」『四国中央社協だより』

・ 2006年1月キリスト教社会福祉学会通信「21世紀キリスト教社会福祉実践会議の意義」1頁

・ 2006年2月<ウォッチング・沖藤典子氏との対談>「少子高齢社会における家族、家庭、そして地域」『月刊福祉』2月号、全社協、64頁~71頁

・ 2006年3月 社会福祉学習重要語句集2006全国社会福祉協議会出版部

【講演・発表】

その他、日本キリスト教児童福祉連盟総会・全国社会福祉協議会・医療福祉機構『地域が支えるその人らしい暮らし』・社会福祉職員生涯学習プログラムインストラクター養成研修会・神奈川県・宮崎県「中山間地・過疎地セミナー」・兵庫県社会福祉大会・中国ブロック市区町村社協職員研究集会基調講演・四国ブロック基調講演・福井県福祉教育セミナー・島根県社協管理職研修・宮城県地域福祉専門職研修・埼玉県社協トップセミナー・群馬県保健福祉協議会・愛媛県・栃木県・千葉県、ベタニアホーム・千葉ベタニアホーム等で講演・シンポジウム等

2006年度

【著書・論文・単著】

・ 2006年5月「実践・コミュニティ再生講座 今日のコミュニティ〜虚像と実像(1)」『月刊福祉』5月号全社協、76頁~81頁

・ 2006年6月「同講座 今日のコミュニティ(2)再生をめざした実践に学ぶ」  単著  『月刊福祉』6月号、全社協、72頁~77頁

・ 2006年9月「地域福祉における政策・計画と経営・運営の関係」「高齢者の保健福祉と地域福祉計画」「権利擁護と地域福祉(総論)」日本地域福祉学会編集『地域福祉事典』中央法規

・ 2006年12月<まちづくり>の拠点として期待されているお寺や教会が果たす役割と可能性」『ボランティア情報12』全国ボランティアセンター 4頁

・ 2007年1月「在宅福祉サービスの考え方」「在宅福祉サービスの内容」編著『地域福祉論』中央法規、9頁~75頁

・ 2007年3月「地域福祉の政策と課題」「これからの地域福祉とソーシャルワーカー」編著『地域福祉論』ミネルヴァ書房、167頁~223頁

【その他】

・ 2006年7月「<特集の視点>自立を支援すること」『月刊福祉』全社協、11頁

・ 2006年12月2日<橄欖>(1面)「一人では生きられない」、9日(1面)「人生に停年はない」、25日(17面)「世の光」『キリスト新聞』

・ 2007年1月「心豊かな地域社会のために<横浜YMCA総主事山根誠之さんとの新春特別対談>」  『横浜YMCA NEWS』2頁~3頁

・ 2007年2月「座談会<人間関係の諸問題にいかに向き合うか」『月刊福祉』3月号、全社協、18頁~27頁

・ 2007年3月「地域福祉の理念〜その概要と課題」『はじめて地域福祉の担当になった方のために』神奈川県保健福祉部地域保健福祉課、1頁~6頁、16頁~21頁

・ 2007年3月「社会福祉教育力を耕す・鍛える–社会福祉専門職養成の基盤強化のために」2007年度全国社会福祉教育セミナー・全体シンポジウム(報告書)、64頁~69頁

・ 2007年3月「ふれあい・いきいきサロンの効果と運営の秘訣」『ふれあい・いきいきサロン活動推進セミナー報告書(講演記録)』埼玉県社協、1頁~12頁

【講演・発表】

・全国社会福祉教育セミナー・全体シンポジウム「社会福祉教育力を耕す・鍛える—–社会福祉専門職養成の基盤強化のために」社会福祉士養成教育の立場から

・地域福祉学会大会20周年シンポジウム「地域トータルケアシステムの構築と地域の福祉力」

・全国民生委員・児童委員協議会「民生委員・児童委員とNPOとの連携」『大会報告書』2007年3月)

その他、石川県・山形県社会福祉士会・宮崎県社会福祉事業団・社会福祉職員生涯学習プログラムインストラクター養成研修会・神奈川県・徳島県社協・山口県社協・島根県社協・埼玉県社協等

2007年度

【著書・論文・単著】

・ 2007年12月「各国・地域の社会福祉—イギリス」『エンサイコロペディア社会福祉学』中央法規、1178頁~1181頁

・ 2008年1月「キリスト教社会福祉教育のグランドデザインと座標軸」『キリスト教社会福祉学研究第40号』日本キリスト教社会福祉学会、14頁~29頁

・ 2008年1月「コミュニティから発信する地域の福祉力、ガバメントからガバナンスへ転換する市町村の姿(巻頭エッセイ)」『アカデミア』市町村アカデミー、2頁~3頁

・ 2008年1月「在宅福祉サービスの考え方」「在宅福祉サービスの内容」『地域福祉論』中央法規 49頁〜75頁 (既出原稿に加筆訂正)

・ 2008年2月「社会福祉における公私関係」『社会福祉原論』ミネルヴァ書房  100頁〜117頁(既出原稿に加筆訂正)

・ 2008年2月「老人福祉制度の現状と課題」「老人福祉サービスの行政と行財政」『老人福祉論』ミネルヴァ書房  51頁〜67頁(既出原稿に加筆訂正)

・ 2008年3月「都道府県社会福祉協議会の事業」「都道府県社会福祉協議会の組織と経営」編著『新版社会福祉協議会活動論』全国社会福祉協議会出版部  238頁〜256頁 (既出原稿に加筆訂正)

・ 2008年3月「地域福祉の政策と課題」「これからの地域福祉とソーシャルワーカー」『地域福祉論』ミネルヴァ書房  167頁~223頁 (既出原稿に加筆訂正)

【その他】

・ 2007年8月「ウォッチング:人と人とがつなぐ地域医療の可能性(医師スマナ・バルア氏と)」『月刊福祉』8月号、44頁~49頁

・ 2007年10月「座談会:地域におけるこれからの民生委員・児童委員の役割」『月刊福祉』10月号、20頁~27頁

・ 2007年12月「2007年度社会福祉トップセミナーシンポジウム1.社会福祉の現況と現場に求められる人材」『月刊福祉増刊号・新福祉システム』(シンポジスト:山田尋志氏・徳川輝尚氏・大塩孝江氏・市川)、33頁~70頁

・ 2007年1月書評「ほんだな」『NPOバンクを活用して起業家になろう!――組織作りから資金調達まで』(北海道NPOバンク編、発行/昭和堂)、『月刊福祉』全社協

・ 2008年3月30日「21世紀キリスト教社会福祉実践会議—排除し合う時代だからこそ存在を受け止める社会が必要」『クリスチャン新聞』p.2

【講演・発表】

日本キリスト教社会福祉学会第48回全国大会基調講演,第16回全国ボランティアフェスティバルあいち・なごやメインテーマトークコーディネーター,社会福祉生涯学習インストラクター研修,全国市町村社会福祉協議会幹部職員講演,全国社会福祉施設長研修会基調講演,市町村アカデミー全国町村長会講演,関東甲信越地区身障者施設協議会基調講演,地域福祉学会北海道ブロック大会講演,宮崎県,神奈川県,東京都社協,奈良県,岐阜県,福井県,島根県,埼玉県,三鷹ネットワーク大学及び各区市における大会講演

大分教会,下関教会,杉並聖真教会,八王子教会,藤が丘教会講壇奉仕等々

2008年度

【著書・論文・単著】

・ 2009年2月「地域福祉の理念〜その概念と課題」『はじめて地域福祉の担当になった方のために』神奈川県、1頁~20頁

・ 2009年2月「社会福祉における地方分権化と地域福祉計画」「地域における福祉サービスの評価方法と実際 第1節 福祉サービスの評価と必要性の考え方」「第2節福祉サービスの評価のシステム」『地域福祉の理論と方法』中央法規  71頁~81頁、259頁~267頁

・ 2009年2月『はじめて地域福祉の担当になった方のために』「地域福祉の理念〜その概念と課題」神奈川県、1頁〜20頁

【その他】

・ 2008年11月「社会福祉教育力を耕す・鍛える—–社会福祉専門職養成の基盤強化のために・社会福祉士養成教育の立場から」(シンポジウム)『2006年度全国社会福祉教育セミナー報告書』日本社会福祉学校連盟・日本社会福祉士養成校協会・日本精神保健福祉士養成校協会64頁〜69頁

・ 2009年2月『月刊福祉』「ほんだな」p.106 阿部志郎・河幹夫著『人と人間—福祉の心と哲学の道』

【講演・発表】

「福祉職員生涯研修課程」指導者養成研修会(中央福祉学院)、青山学院礼拝、東京ソーシャルワーカー協会「福祉労働環境をめぐって」、浦和ルーテル学院宗教改革記念礼拝、全国社会福祉教育セミナーシンポジウム「社会福祉専門職の職域拡大・待遇改善と社会福祉教育—いかに危機をのりこえるか」(コーディネーター)、市町村社協管理職員研修会(中央福祉学院)、宮崎県社協、島根県、世田谷区、福井県、小石川教会、福岡西教会、市ヶ谷教会、

2009年度

【著書・論文・単著】

・ 2009年5月『知の福祉力』人間と歴史社

(書評:阿部志郎先生「ほんだな」『月刊福祉2009年8月号』全社協p.100、岡本榮一先生「書評」『キリスト教社会福祉学研究第42号』日本キリスト教社会福祉学会  135頁~136頁、「葉祥明オフィシャルブログ2010年3月3日」、「福祉堂書店」『社会福祉セミナー2010年4月〜7月号』NHK出版  135頁、福祉新聞2009年)

・ 2009年5月「私たちが目指す地域福祉の姿と社協の役割」『市区町村社会福祉協議会基幹職員研修会共通テキスト』全社協100頁~117頁

・ 2009年9月「困難と希望と」『100周年・ルーテル学院百年の歴史』ルーテル学院、147頁~158頁

・ 2010年1月「地域の福祉力を高めるものは何か」 166頁~167頁、「今、なぜコミュニティを考えるのか」『現代の社会福祉100の論点』<月刊福祉100周年記念増刊号>全社協

・ 2009年9月・2010年12月・3月『まごころ』日本ケアシステム「コミュニティの再生〜虚像と実像」「地域の福祉力ー子どもたち一人ひとりの「縦軸の育ち」の場となる力」「バリアフリーのまちづくり、共生のまちづくりをすすめる力」

【その他】

・ 2009年8月「第2部第1章ルーテルの学校教育(座談会)」85頁〜115頁、綱春子氏と共著「エーネ・パウラス宣教師の働き<愛の実践>」231頁〜236頁、加筆「みどり幼稚園」、加筆「岐阜ルーテル幼稚園」、加筆「愛児園」、「編集後記」 434頁〜441頁るうてる法人会連合編著『キリストの愛を伝え共に成長するー未来を愛する 希望を生きる』リトン

・ (書評)平野隆之著『地域福祉推進の理論と方法』有斐閣『コミュニティ ソーシャル ワーク4号』 90頁地域福祉研究所

・ 「特集社会福祉士国家試験の講評—現場での判断力が問われる」『福祉新聞』2009年10月5 日 3頁

・ 福祉新聞、「過去の意味が変わる」前川隆一『信じるヒント5』2010年1月一粒社 66頁~67頁

・ 「地域福祉推進フォーラム」宮崎日日新聞2月23日

・ 「一人では生きられない」『贈る言葉』九州学院高等学校3月1日

・ 長野県トップセミナー「これからの社会福祉協議会の役割とトップマネジメント」『福祉だより信州』2010年3月 2頁〜4頁

・ 分科会報告「サロン発!元気・いきがいづくり」『第18回全国ボランティアフェスティバルえひめ報告書』3月 24頁

・ 「ソーシャルワーク実践セミナー」宮崎日日新聞3月14日

【講演・発表】

『神奈川県地域福祉推進セミナー「みんなが地域の主役」報告』『練馬パワーアップカレッジ学長記念講演会報告』『川崎区市民講演会報告』『全国民生児童委員講演報告』、福祉職員生涯研修課程指導者養成研修会・社会福祉主事研修会特別講義、広島県社会福祉大会講演、神奈川県社協ブロック研修会講演、東京都市町村職員研修会講演、全国市町村社協管理職研修、茨城県社会福祉法人管理・代表者研修会等

保谷教会、合志教会、大宮シオン教会、知多教会

2010年

【著書・論文・単著】

・ 2010年5月1日「私たちが目指す地域福祉の姿と社協の役割」(既原稿を校正)『基幹社協研修—共通テキスト』全国社会福祉協議会、2頁~22頁

・ 7月1日「介護予防と地域づくり・まちづくり」『社会保障法・福祉と労働法の新展開<佐藤進先生追悼論文集>』信山社、313頁~338頁

・ 8月1日「社会福祉の使命を問う<生きていく>明日を支える」『信徒の友』2010年9月号、教団出版 20頁~23頁

・ 2010年10月1日「市民型アソシエーションと地域型コミュニティ組織」73頁~79頁「地域福祉サービスの経営」139頁~144頁「終章 地域福祉の新たな地平」295頁~305頁、共編著『地域福祉の理論と方法』ミネルヴァ書房

・4月1日、6月1日、10月1日、2011年1月1日「日本ケアシステムへの3つの期待」2頁~6頁「<まごころ>の意味——全国大会<主催者:塩釜センター、場所:東松島>をふりかえって」2頁~6頁、「地域の生活課題に協働して取り組む力——イギリスから学ぶ」2頁~6頁、「サービス利用者の自立した生活を支え、自己実現の機会を提供する力」2頁~6頁『まごころ』全国まごころネットワーク

・ 2011年3月1日「(1)福祉職の現状分析」『福祉職・介護職の人材育成に向けて(イノベーション)』日本学術会議社会学委員会福祉職・介護職人材育成分科会、2頁~7頁

【その他】

・ 2010年9月(ほんだな)貝ノ瀬滋著『小・中一貫コミュニティ・スクールのつくりかたー三鷹市教育長の挑戦』『月刊福祉』全国社会福祉協議会出版部、96頁

・ 2010年12月(ほんだな)藤田孝典・金子充編著『反貧困のソーシャルワーク実践——NPO「ほっとぽっと」の挑戦』『月刊福祉』全国社会福祉協議会出版部、96頁

・ 2011年3月「左近潔先生説教集解題」『説教黙想アレテリア72』教団出版、89頁

【講演・発表】

福島県生涯研修講師スキルアップ研修「~福祉を取り巻く環境と福祉人材養成の意義~」、生涯学習指導者研修(ワークショップを含む)全国社会福祉生涯学習指導者研修、全国社会福祉協議会、東京都特別区市町村職員研修会、「これからの地域福祉のあり方について」「地域福祉推進における行政と住民の協働の意味と実践に向けて」長野県社会福祉トップセミナー講演・シンポジウム、宮城県市町村社協会長・事務局長会議、東京都民生委員協議会(会長研修)、青森県三戸郡60周年記念大会、「民力による社会問題への挑戦」全国ボランティアフェスティバルひろしま<基調シンポジウム『報告書』2 、山形県市町村社協トップセミナー、熊本県社会福祉経営者協議会研修会、熊本県社会福祉士協会、神奈川県地域福祉担当新任職員研修、「都市部における新たな生活・福祉課題と支援活動」、第79回全国民生委員児童委員大会全国社会福祉協議会『ひろば』3頁、世田谷区地域福祉推進大会、全国民生委員指導者研修会、全国市町村社協基幹職員研修、全国社会福祉協議会地域福祉部、茨城県社会福祉法人指導的職員研修、「地域福祉実践とNPOのマネジメント」「これからの地域福祉の経営・運営」長野県地域福祉コーディネーター(ワーカー)養成研修、和歌山市民生児童委員大会、和歌山市民生児童委員大会、京都市社会福祉大会、

日吉教会、静岡教会、室園教会、広島教会

2011年度

【著書・論文・単著】

・ 2011年7月・8月「福祉の原点をひもとくー民生委員・児童委員①②」『月刊福祉』全社協、88頁〜89頁、84頁〜85頁

・ 2011年8月「教育の原点は何か—約30年、大学教育に携わって思うこと」『消防研修』総務省消防庁消防大学校、215頁~226頁

・ 2012年1月「日本キリスト教社会福祉学会の新たなミッション―希望の光を灯す群れとして―」『キリスト教社会福祉学第44号』日本キリスト教社会福祉学会、2頁〜3頁

・ 2012年2月「地域の福祉力を高めるものは何か」『月刊福祉増刊号<現代の社会福祉-100の論点>』全国社会福祉協議会

・ 2012年3月「社会福祉の明日をつくる社会福祉教育—社会福祉の危機を越えて」 川池智子編 『社会福祉の新潮流①新・社会福祉論-基本と事例』学文社

【著書・論文・共著】

・ 2011年9月『提言 福祉職・介護職の専門性の向上と社会的待遇の改善に向けて』日本学術会議社会学委員会福祉職・介護職育成分科会、23頁

【その他】

・ 2011年9月「これからの地域コミュニティと地域福祉を考える〜地域課題を解決するための仕組みづくり」『武蔵野市健康福祉計画策定シンポジウム報告書』武蔵野市、1頁~31頁

・ 2011年10月「今、社会福祉に求められていること」(第88回創立記念会役職員研修会基調講演)  『ベタニアホームだよりNo.99』ベタニアホーム  3頁~7頁

・ 2011年10月「会長挨拶」『キリスト教社会福祉学会通信85号』 1頁

・ 2011年12月「“共に歩む”ボランティア活動が目指すもの」(創立記念講演) 『彰栄』彰栄学園 1頁

・ 2011年10月「会長挨拶」『キリスト教社会福祉学会通信85号』1頁

【講演・発表】

・聖望学園入学式挨拶、彰栄保育専門学校創立記念講演・奈多愛育園60周年記念講演・長野県地域福祉コーディネーター研修・静岡県福祉職員研修者研修・全国市町村社会福祉協議会管理職研修基調講演・群馬県社会福祉協議会市町村社協管理職講演・全国民生委員・児童委員全国大会コーディネーター・神奈川県地域福祉コーディネーター研修基調講演・東京都社協区市町村社協テーマ別情報交換会講演(地域福祉活動計画)・全国生活福祉資金担当者会議講演「生活福祉資金の今日的意義」・家裁調査官講義「社会福祉論」(新人)「ソーシャルワーク」・都道府県社協生涯学習インストラクター研修・特別区高齢者担当職員研修「高齢者福祉」等

新潟のぞみ教会・加茂川教会・津田沼教会・唐津教会

2012年度

【著書・論文・単著】

・ 2013年4月1日「地域の福祉力」『NHKテキスト社会福祉セミナー(4月~7月)』 32頁~47頁、NHK出版

【著書・論文・共著】

・ 2013年3月日本学術会議社会学委員会社会福祉学分科会『災害に対する社会福祉の役割—東日本大震災への対応を含めて』(提言)分担執筆

【その他】

・ 2012年7月 「卒業生のブランド化をめざす」『熊本日日新聞』

・ 2012年8月1日「私がすすめる福祉の本 阿部志郎著『福祉の哲学』」『NHKテキスト社会福祉セミナー(8月~11月)』34頁~37頁、NHK出版

・ 2012年9月「地域の絆を結ぶ社協をめざして」(市区町村社協会長・常務理事・事務局長研修会)『ふくおかのふくし』11頁福岡県社協

・ 2012年9月1日「アンダスタンド(understand)下に気持ちが大事」『おとずれ』7頁横浜市瀬谷区民児協

・ 2012年11月基調講演「今こそ発揮!社協の“総合力”〜社協の“総合力”を発揮するための挑戦〜」平成24年度東海北陸ブロック市区町村社協職員研究集会報告書  7頁~8頁

・ 2012年12・1月「地域福祉をめぐる情勢とこれからの宮城県内の社協の役割とは〜今後の地域福祉活動と地域福祉活動計画策定について〜」『福祉みやぎ』 2頁〜3頁宮城県社協

・ 2013年1月「第53回大会特集〜まとめ〜キリスト教社会福祉実践の使命」『キリスト教社会福祉学研究』 125頁〜126頁、日本キリスト教社会福祉学会

・ 2013年1月「専門家に聞く地域づくりのヒントー将来に向かって、ともに歩むアドバイザー」『月刊地域支え合い情報 8頁全国コミュニティライフサポートセンター(CLC)

・ 2013年1月「活動交流集会③高齢者等の孤立・孤独防止活動の推進〜課題の深刻化を防ぐ見守り・訪問支援活動のための関係機関・団体との連携・協働」『全国民生委員・児童委員大会報告書』6頁〜7頁

・ 2012年2月「ルーテルのミッション〜「おめでとう」で始まり「ありがとう」で終わる人生」『シャロンの花だより』82号、東教区女性会

・ 2013年2月「唐津市ボランティアのつどい」唐津放送放映

・ 2013年3月「地域包括ケアの現実と課題〜ホームヘルプ事業はどうあるべきか」『ヘルパーネットワーク』2頁~7頁全社協全国ホームヘルパー協議会

・ 2013年3月12日「民生委員が研修会」『富山新聞』21頁

・ 2013年3月12日「関係機関と連携を」『北日本新聞』23頁

・ 長野県小地域における地域支え合い体制づくり研究委員会委員長『報告書・DVD』

【講演・発表】

聖望学園入学式挨拶、社会福祉職員生涯学習指導者研修基調講演、東京都高齢者福祉施設管理者研修基調講演「高齢者健康福祉計画」、長野県社協管理職研修、特別区職員研修「高齢者福祉」、長野県地域福祉コーディネーター研修、家裁調査官授業「社会福祉」、社会福祉協議会東海北陸ブロック研究集会講演、山口県社協トップセミナー、全国市町村社会福祉協議会管理職研修基調講演、全国ボランティアフェスティバル「ふれあいいきいきサロン」、全国民生委員大会分科会、十字の園職員研修、神奈川県地域福祉コーディネーター研修講義、社会福祉医療機構「被災地における民間福祉活動を考える」、長崎県民生児童委員大会講演、川崎市、宮崎県、社会福祉士養成校協会中四国ブロック研修集会基調講演、全社協ホームヘルパー研修、全社協児童福祉管理職研修「社会的養護」、都社協「社会福祉施設役職員育成支援プロジェクト」研修、日本児童養護実践学会、岩手県民生児童委員協議会会長・副会長研修会講演、茨城県社協トップセミナー

唐津教会、飯能教会、帯広教会、宇部教会、清水教会、広島教会、東教区女性会、板橋教会

【学会・教育団体等】

・ 日本キリスト教社会福祉学会副会長(2004年より2008年6月まで)

・ 日本キリスト教社会福祉学会会長(2012年より現在に至る)

・ 日本社会福祉士養成校協会副会長(2004年より現在に至る)

・ 日本社会福祉士養成校協会全国社会福祉士模擬試験実行委員長(2007年より現在に至る)

・ 日本精神保健福祉士養成校協会理事(2009年より現在に至る)

・ 日本社会福祉学会理事(2007年より2012年6月まで)

・ 日本社会福祉学会査読委員(2004年より現在に至る)

・ 日本地域福祉学会理事(大会担当理事:2004年より2008年6月まで、2011年より現在に至る)

・ 日本学術会議社会保障・社会福祉研究連絡委員会幹事補佐(2004年・2005年)

・ 日本学術会議連携会員(2006年より現在に至る)・社会学委員会福祉系大学院あり方委員会委員・福祉職介護職育成分科会委員等

・ 大学基準協会特色GP審査委員(2006年・2007年)

・ 認定社会福祉士認証・認定機構理事・研修認証委員会委員長(2011年より現在に至る)

・ 福祉系大学経営者協議会監事(2010年より現在に至る)

・ 21世紀キリスト教社会福祉実践会議委員(2004年より現在に至る)

・ 三鷹ネットワーク大学副理事長(2005年より現在に至る)

・ 日本聖書協会評議員選定委員会委員(2011年)

・ 愛恵福祉支援財団評議員(2011年より現在に至る)

・ 日本社会事業大学専門職大学院第3者評価委員2008

・ 日本社会事業大学の変革と発展に関する検討委員会委員(2011年・2012年)

【法人関係】

・ 学校法人九州ルーテル学院理事・評議員(2004年より現在に至る)

・ 学校法人浦和ルーテル学院評議員(2004年より現在に至る)

・ 社会福祉法人東京老人ホーム理事・評議員(2004年より2012年7月)

・ 社会福祉法人オンリーワン評議員(2010年より2012年)

・ るうてる法人会連合人材養成委員会委員長

【その他の学外活動】

・ 家庭裁判所調査官補採用Ⅰ種試験第一次試験専門試験(記述式)問題作成者(2009年より現在に至る)

・ 石巻市社協地域福祉活動計画作業部会アドバイザー『第2次石巻市社協地域福祉活動計画』(2012年)

・ 三鷹市健康福祉審議会副会長(2004年より現在に至る)

・ 三鷹市社会福祉協議会副会長(2004年より現在に至る)

・ 三鷹市地域福祉活動計画検討委員長(2006年)

・ 小金井市介護保険運営委員会・小金井市高齢者保健福祉計画策定委員会委員長(2006年より2012年)

・ 小金井市地域包括支援センターの運営に関する専門委員会委員(2008年より2012年)

・ 小金井市地域福祉計画策定委員会委員長(2004年)

・ 小金井市社会福祉協議会地域福祉活動計画策定委員長(2006年より2008年)

・ 武蔵野市健康福祉総合計画策定委員会委員長、地域福祉計画部会部会長(2008年より現在に至る)

・ 武蔵野市高齢者保健福祉サービス評価システム検討委員会副委員長(2004年)

・ 武蔵野市地域福祉計画策定委員会委員長(2005年)

・ 武蔵野市福祉総合計画策定委員会評価委員会委員長(2006年より2008年)

・ 武蔵野市地域福祉計画に関する調査委員会委員長(2010年)

・ 西東京市高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画策定委員会委員長(2007年より現在に至る)

・ 西東京市の民生委員推薦のあり方に関する検討委員会委員長(2009年)

・ 練馬区地域福祉パワーアップカレッジ学長(2007年より現在に至る)

・ 練馬区介護保険事業計画策定委員会委員長・練馬区高齢者保健福祉懇談会会長(2011年より現在に至る)

・ 練馬区地域福祉パワーアップカレッジ検討委員会委員長「(仮称)地域福祉パワーアップカレッジの方向性について報告書」(2006年)

・ ねりま区民大学のあり方懇談会座長(2011年)

・ ほほえみサポートちよだ:ちよだ福祉サービス利用援助センター運営委員会委員長(2004年より現在に至る)

・ 世田谷区「地域支えあい活動助成事業」審査委員長(2004年より2012年)

・ 世田谷区共同募金配分委員会委員長(2011年より現在に至る)

・ 世田谷区基本計画審議会委員(2004年3月まで社会福祉担当)

・ 世田谷区指定事業者選定委員(2005年)

・ 世田谷区社会福祉協議会地域福祉活動計画策定委員会委員長(2008年・2009年)

・ 第3次調布市地域福祉活動計画策定委員会アドバイザー『いきいき調布21プラン〜いつまでも住みつづけたいと思うまちづくりを目指して』

・ 川崎市市民アカデミー(財団法人)研修コーディネーター(2004年)

・ 長野市社会福祉協議会地域福祉活動計画評価委員会委員長(2004年より2011年)

・ 神奈川県社会福祉審議会会長、地域福祉推進部会会長(2010年より現在に至る)

・ 横浜保護司選考会委員(2010年より現在に至る)

・ 神奈川県高齢者保健福祉計画評価・推進等委員会委員長(2007年より現在に至る)

・ 神奈川県社会福祉審議会副会長・社会福祉専門分科会会長・地域福祉推進部会会長(2004年より2009年)

・ 宮崎県地域福祉評価事業検討委員会委員長(2004年・2005年)

・ 宮崎県社会福祉協議会山間過疎地における福祉のあり方研究委員会委員長(2005年)

・ 長野県小地域における地域支え合い体制づくり研究委員会委員長(2012年)

・ 長野県社会福祉協議会総合企画部会会長(2004年)

・ 長野県「福祉NPO・ボランティア活動支援事業」審査委員長(2004年・2005年)

・ 長野県「認知症地域支援体制構築等推進事業」推進会議委員(2007年より2009年)

・ 東京都社会福祉協議会総合企画委員会委員長・東京都社協理事(2012年より)

・ 東京都老人保健福祉計画策定委員会委員長(2008より2011年)

・ 東京における共同募金のあり方検討会委員長(東京都共同募金会)(2007年・2008年)

・ 全国社会福祉協議会民生委員・児童委員研修のあり方に関する検討委員会委員長(2011年より現在に至る)

・ 全社協中央福祉学院研修運営委員会委員長(2009年より2012年)

・ 全社協地域福祉型福祉サービス検討委員会委員長(2005年)

・ 全社協『月刊福祉』編集委員(2004年より2007年)

・ 全社協社会福祉生涯学習プログラム委員会委員(作業委員兼任)

・ 全社協市町村社協管理職員研修プログラム検討委員会委員

・厚生労働省介護予防事業に係る市町村介護保険事業計画に関する研究委員会委員(2005年)

2013年ルーテル学院入学式

2013年度入学式

テーマ「新しい出発のための5つのC」

聖書:「新しいぶどう酒を古い革袋に入れる者はいない。そんなことをすれば、革袋は破れ、ぶどう酒は流れ出て、革袋もだめになる。新しいぶどう酒は、新しい革袋に入れるものだ。そうすれば、両方とも長もちする。」(マタイ福音書第9章第17節)

新入生の皆さん、入学おめでとう。ご出席のご家族の皆さま、関係者の皆さま、おめでとうございます。今日は、新たな学びのスタート台に立つ新入生諸君へ期待を込めて、お話をさせて頂きます。

1.「新しいぶどう酒」と「新しい革袋」

今日の聖句には、「新しいぶどう酒を古い革袋に入れる者はいない。そんなことをすれば、革袋は破れ、ぶどう酒は流れ出て、革袋もだめになる。新しいぶどう酒は、新しい革袋に入れるものだ。」と書かれています。当時は、ぶどう酒をビンではなく、革袋に入れて貯蔵していました。新しいぶどう酒はまだ発酵が終わっていないので、膨張します。古い革袋は固くなっているので破れてしまいますが、新しい革袋は弾力性があるので膨張にもちこたえることができるのです。

私は、新しいぶどう酒とは、私たち一人ひとりがもつ夢・希望だと思います。お金をなくすと生活の危機、名誉をなくすと心の危機、夢・希望をなくすと存在の危機をもたらします。夢は、生きていくために大切な宝であると思っています。

2.夢・希望

ある大企業が、2012年12月、20代~50代と2013年新成人の男女各100人、合計1,000人に対して行った「日本人の夢調査」では、日本人の約76%が現在叶えたい夢があると答えました。また新成人の約85%が夢を持っており、どの世代よりも夢の保持率が高いことがわかりました。

しかし、夢を持っていたことはあるが、現在は夢が無いと答えた人の約78%は、夢が叶ったからではなく、諦めたからと回答しました。もっとも多かった回答者が24歳であったことを考えますと、夢を持って社会人になり、社会の荒波にもまれることで夢を諦めてしまう人が多いと言えるかもしれません。

夢は描くだけでなく、実現するものです。だからこそ、自分にとってふさわしいぶどう酒をもち、それを現実のものとするために、さらにそれぞれの革袋を、学生時代につくっていただきたい。確かに、挫折はあります。しかし、挫折の意味を理解し、実現のためにたえず自らを成長させていってほしい。

厳しい生活の中で、夢を持とうとする子どもたちのことをお話しします。県民の約10%が自宅から避難している現実にあっても、子どもたちは自分の将来を見つめています。桃色の傘をさしてNHKの『八重の桜』に登場している福島県内370名の小学生高学年一人ひとりは、10年後の自分自身に宛ててスケッチブックに書いた短い手紙を持っています。

「10年後の私は、人を助ける仕事をしていますか?」や「よみがえった福島の自然のなかで精一杯生きていますか?」といった内容のメッセージだったそうです。彼らは、困難に直面しつつも、自らの夢の実現に向けて歩んでいきます。私は、彼らが夢を叶えることができるよう、一緒に歩んでいきたいと思っています。

3.アジアの子どもたちが夢を描き、夢を実現する支援(チャイルド・ファンド・ジャパン)

海外の子どもたちが夢を実現できるように支援している活動を紹介します。チャイルド・ファンド・ジャパンという日本の民間非営利団体は、アジアの貧困状態にある子どもたちが幸せに、そして責任ある大人に成長することを願って活動しています。

そもそも、同団体の起源は、第二次世界大戦後、アメリカの民間団体、CCF (Christian Children’s Fund:キリスト教児童基金)による日本の戦災孤児への支援に始まります。アメリカ、カナダ等の多くの方々からの資金援助が届けられ、22年後の1974年のCCFの支援終結までに、延べ86,000名の子どもが支援を受けました。

その支援は、翌年の1975年より、基督教児童福祉会(CCWA)国際精神里親運動部、そして現在のチャイルド・ファンド・ジャパンに受け継がれています。フィリピン、スリランカ、ネパールの子どもたちのためにスポンサー(里親)を募り、資金の提供を受け、今では、5,000名の子どもたちがこの支援により学校に通っています。目標は、子どもたちが学び、自分の夢と希望をもち、それぞれがもっている可能性を生かし成長し、それぞれの夢を実現すること。

今、支援を受けていた子どもたちが大人になって、貧しい子どもたちを支援していく。このような絆が生まれています。チャイルド・ファンド・ジャパンの創立時、また現在の組織において多くのルーテル学院の教員、卒業生等が役割を担っていることは、私たちの誇りです。諸君にも、人のために働くことができる人材に成長して頂きた。

さて、この聖句について、神学者のバークレー(バークレー著・松村あき子訳『マタイ福音書上』ヨルダン社)は、このように言います。「われわれの心は、新しい思想を受け入れるだけの弾力性がなければならない」と。「革袋」とは、自分自身そのものなのであり、問われているのは、私たち自身なのです。そのため、自らが、広さ、強さ、弾力性をもった革袋に育つことが必要です。

そのために、私は、学院だよりに書かれている5つのCを申し上げます。

4.大切な5つのC

①Compassion[共感]

人の悲しみがわかること、そして共に悲しむことです。また、他者の喜びを率直に喜ぶこと。それは大切な人間力です。

②Capacity building[能力育成]

自分の持ち味、弱さ、強みを知ること。弱さを少しずつ改善する謙虚さと、強みを活かす勇気を持って頂きたい。

③Collaboration[連帯]

様々な出会いを通して、人、文化、経験の違いを学び、排除しあうのではなく、互いに助け合い、直面する課題に取り組んでいていくように努力してほしい。

④Challenge[挑戦]

将来の目標を見出し、それに挑戦していくことは簡単なことではありません。自分にふさわしい目標を見つけ、一歩一歩、たゆまず、諦めず、目標に向かって歩んでいくしぶとさを持って頂きたい。

この4つのCを横軸にして、中心に⑤Christ[キリストの愛]という縦軸を置く。キリストは、苦しむ人間の姿に駆け寄り、寄り添い、その痛みを取り去ろうとされました。人間に対する深い愛情があったからです。そこを縦軸として頂きたい。

5.桜の木

私は、入学式の日が桜の満開の時に重なるといいと思ってきました。しかし、2日前の日曜日の早朝、用事で大学に来て桜を見上げた時から、その考えは、誤りであったと思っています。土曜日に仕事で鎌倉市に行った時、ほとんどの桜が散っていましたが、大学では残っていたのでした。待っていてくれたのです。

この礼拝堂を出て、ルーテル学院の建物の周りの桜を見て下さい。昨年の秋に、葉がすべて落ちた枝から、たくさんの若葉が出ています。花の間から、若葉が出て来ているのです。葉が茂り、厳しい夏に太陽の光を受け、養分を蓄え、さらに秋には散り、冬の寒さに耐え、春に花を咲かせる。これが桜の姿です。

また、満開の桜は一瞬ですが、今でもたくさんの桜の花が散らずに、皆さんを心から迎え、祝ってくれています。限られた時に咲き誇る、咲きそろう美しさより、一輪一輪の花にそれぞれの思いやりを感じます。

諸君には、この桜のように、新たな夢をもち、それを実現できる力を身につけて頂きたい。新しいぶどう酒を新しい革袋に入れる学びを、ルーテル学院でして頂きたい。その学びと成長の時に、私たち教職員も、一緒にいたいと思います。

皆さんのルーテル学院での学生生活が、実り豊かな時であるますように、切に祈り、皆さんへの言葉とします。