クリスマスツリー

11)神の愛を輝かすクリスマスツリー

 熊本県の九州学院は、文武両道の学校です。敬天愛人、すなわち「神を敬い、人を愛せよ」との聖書の教えをミッションに掲げ、この教訓のもと、知育・徳育・体育の上に霊育を施し、「世の役に立つ善人」を育成することを創立以来の教育方針と定めています。

 我がルーテル学院大学は、原点を同じくし、共に励まし合いながら、教育の向上に努めています。

 法人本部の玄関に置かれているイエス像は、苦しみにある人々を迎え入れるため手が開かれています。そして、その横にあるクリスマスツ
リーは、神の愛を輝かせています。

12)仙台の縫いぐるみツリー

駅前のデパートの玄関で友人を待っていると、たくさんの縫いぐるみで飾られたクリスマスツリーを発見。その縫いぐるみは、埼玉県等からも送られていました。思いが詰まった縫いぐるみのクリスマスツリーです。

13)一緒に待っているクリスマスツリー

仙台駅の隣のデパートの広場に行きました。そこに、待ち合わせの人でしょうか、何人もが座っていました。待合場所に飾られてツリーも、希望を待つ私たちの拠点のようで、結構良いものです。

14)石巻市のホテルの宿泊階のクリスマスツリー

ホテルの宿泊階に置かれていたクリスマスツリーです。決して、目立ってはいませんが、しっかりと、存在感があり、自分の意思を主張していました。静かな雰囲気の中に、自然に置かれているクリスマスツリーは、とても暖かみがありました。こんな生き方がしたいです。

15)石巻市のホテルの1階のアップルツリー

石巻に来て、被災者を支援する社協の職員と、これからの支援について話し合ってきました。皆、疲れています。だからこそ、一緒に悩んでいこうと考えています。石巻のホテルのロビーにあったツリーです。たくさんのリンゴが飾られていました。アップルツリーです。白雪姫?を思い出します。そして、そばには、心打つメッセージが書かれていました。被災地で命の大切さを学んでいます。

16)武蔵境駅前のクリスマス

武蔵境の駅前が、今までになく、光で飾られていました。ルーテル学院大学の最寄り駅の一つですが、改めて見たことがありませんでした。境の飾りがこんなにきれいだと思ったのは、久しぶりです。

17)長野駅のクリスマスツリー


長野駅前の東急デパートの前に、大きなツリーが置かれていました。また駅前のメトロポリタンホテルに飾られたツリーは、大きなでカラーボールが随所に飾られ、これはこれで優れもの。いつもは通り過ぎるツリーを改めて見て、ちょっと感動です。

18)輝く長野のクリスマスツリー

夜になって、東急デパート前のツリーに電気が灯されました。冷え込んでくる夜に、雰囲気がガラッと変わって、輝いていました。また、駅前は整備され、きれいにネオンで飾られていました。

私には、長野県に、たくさんの友人がおります。その中で、10数年前に出会った青年N君の成長は、私にとって驚きであり、多くのことを教えてもらいました。彼は、イジメで学校を退学しましたが、大検に合格し、今では、自分らしく生きています。数年前、N君への思いを込め、また自分で将来を断つ青少年が多くなっている現実に悲しみを覚え、キリスト新聞に随筆を書きました。

一人では生きられない

「神は、その独り子をお与えになったほどに、世を愛された。独り子を信じる者が一人も滅びないで、永遠の命を得るためである。」(ヨハネ3:16)

本年3月、まだ雪の残る福井県美浜市立新庄小学校を訪問した。生徒は、育てた菊を配り、収穫したしいたけを高齢の方々と一緒に食べる。涙を流して喜ぶ方々の気持ちを心の中に蓄え、ともに生きていくことの大切さを学ぶ。自然の豊かさを肌で感じ、創る喜び、働く喜びを体感する。地域は、生徒が育つ場であり、生きる自信を生み出す場だ。

今、各地で、地域が壊れている。夢をあたためる場である家庭で起こる虐待。自分らしく育つ場である学校で起こるいじめと自殺の連鎖。地域に広がる孤立、引きこもり。

今は、だれにとっても、生きていくことが難しい。

だから、私は、若き諸君に、自分を信頼し、自分らしい縦軸の生き方をしてほしいと伝えたい。そのために、たゆまぬ努力を、生まれる命と生きている命が輝く自然の営みへの感動を、悲しい時には泣き、楽しい時には喜ぶ素直さを、正しいことやふさわしいことわかる知恵を、お互いの違いを理解しようとする優しさを、困難に直面しても夢を失わないねばり強さを、辛い時には立ち止まることのできる少しのゆとりを、自分の力ではどうしようもない時に、誰かに救いを求める勇気を、そして、一人では生きられないと思った時に、一人で生きてきたのではない事実を受けとめる謙虚さをもってほしい。

なぜなら、神はあなたを祝福して命を与えられた。あなたは、神に愛されている。一人で生きているのではない。

19)スノーマンのクリスマスツリー

大阪に行きました。子どもを育てられない家族が多く、その対応に関する講演をしました。現場は悩んでいますが、希望を捨てていませんでした。講演を終え、大阪から東京への帰りの新幹線を遅らせて、大阪駅に飾られたクリスマスツリーを見てきました。
スノーマンのクリスマスツリー?は、非常にユニークでした。全部で百体が並んでいました。
また、駅の五階は、綺麗なデザインの光の空間が作られ、その下を沢山の人が通っていきました。

20)大阪駅のクリスマスツリー

光の祭典です。基盤は、演奏しているオーケストラ。寒空の下で、愛のメロディを奏でているよう。そしてツリーが天に向かって伸びている。だからこそ、感謝し、サンタクロースではなく、イエスの誕生を祝うことができる。明日を思い描いて。